自作PC用のCPUを選びたいけど、
ソケット形状LGA1200とかAM4とか書いてある!
それって何なんすか!?怖い!!
皆様こんにちは、休日のスピードについていけないがちゃこです。
自作PCのパーツを選ぶ時に、わけわかんない横文字や数字が書いてあって、
「これ、買っても使えるんか?使えないのが怖くて手が出せん」となる事があると思います。
PCパーツの中でもパソコンの心臓部であるCPU&マザーボード選びは、
失敗するとパソコンが組み立てられないのでとっても重要なポイントになります。
で、選ぶ際に絶対的に守らないといけないルールは、
- CPUとマザーボードのソケット形状を合わせる
- CPUに対応したチップセットのマザーボードを選ぶ
の2点で、これを守ればまず失敗はあり得ないでしょう。
今回の記事ではまず前者の詳細として、
『CPUのソケット形状とは何だ?誰でも解る様に基礎から調べ方まで解説!』
と題し、
- CPUソケットとは?
- ソケット形状とは?
- 各メーカーのソケット形状について
- ソケット形状の調べ方
- まとめ
の5点についてめっちゃ噛み砕いて紹介していきます。
チップセットについては次の記事に書くので、今回の記事と合わせて読めば「CPU選びの最低限のルールはOK」な状態なってもらえたらいいなって思いながら極力短く簡潔に書いていきたいと常日頃から思いながらブログを運営する姿勢は崩さないように努力はしていこうと願ってます。
では、
レディゴッ!
目次
CPUソケットとは?1行で解説
CPUソケットとは、マザーボード上のCPUを取り付ける場所の事です。
CPUのソケット形状とは?8行で解説
CPUのソケット形状とは、簡単に言うとマザーボード上のCPUを取り付ける場所の形の事です。
CPUの形とも言えます。
LGA1200とかLGA1151とかAM4とか名前が付いていてそれぞれ形状が違います。
早い話、CPUのソケット形状とマザーボードの対応ソケットを合わせておかないとCPUが取り付けられません。
例えば、
LGA1200のCPU「Core i5-10400F」は
LGA1200のソケットを搭載しているマザーボードしか使えない。
みたいな感じです。
各メーカーのソケット形状について
CPUソケット形状はAMDとIntelで大きく違いますが、同じメーカー内でも世代によって形状が変わります。
この辺りがCPU選びをややこしくしている原因なのかなと思います。
とりあえずメーカー分けとして
- IntelはどれでもLGA〇〇〇〇
- AMDのRyzenは主流がAM〇、超ハイエンドが△TR△〇
と覚えておいてください。
ちょっと詳し目に以下で紹介します。
Intelのソケット形状
Intel製CPUのソケット形状は、LGA〇〇〇〇という名前が付いています。
LGA(ランド・グリッド・アレイ)というのは、マザーボード側にピンが立っているタイプのソケットの事です。
CPUの形状がフラットなので、落としても壊れにくいという利点があります。
具体的なソケット形状としては、
- LGA1700:現行品の主流「第12世代Core iシリーズ(13世代もこれ)等」
- LGA1200:前世代の主流「第10・11世代Core iシリーズ」
- LGA1151:前々世代品の主流「第6~9世代Core iシリーズ(8・9世代はLGA1151-v2)」
- LGA2066:現行品のウルトラハイエンド「Core Xシリーズ等」
- LGA2011:前世代のウルトラハイエンド(ややこしいので詳細割愛)
という感じで色々ありますが、ややこしいと感じる方もおると思います。
今のところ1000番台の一番数字の大きいやつが最新世代なので、現行品のCPUでパソコンを組む場合は数字の大きいやつを選ぶのが良いでしょう。
こちらの記事でIntel歴代CPUの対応ソケットをまとめてありますので、迷った方は参考にしてみてください。
AMD Ryzenのソケット形状(5000番台まで)
AMD製CPUのソケット形状はAM~と〇TR〇~の2種類があります。
CPUからピンが生えているタイプのソケット形状をしている為、IntelCPUに比べて落下などの衝撃によるピン曲がり等の破損が起こりやすいです。
ピンが少しでも曲がってしまうと、パソコンが様々なエラーを吐き出したり、そもそも起動しなかったりするのでAMD製CPUはとっても繊細です。
具体的なソケット形状としては、
- AM4:Ryzenの主流「第1~4世代(Zen~Zen3)Ryzenシリーズ」
- AM3:AMDのローエンド系「Athlonシリーズ等」
- sTRX4:現行Ryzenのウルトラハイエンド「RyzenThreadRipperシリーズ」
- TR4:前世代Ryzenのウルトラハイエンド「RyzenThreadRipperシリーズ」
という感じです。
Ryzenは第1世代から第4世代まで全部AM4なので分かりやすいですね。
スレッドリッパーについては、世代によってソケット形状が変わりますので気を付けましょう。
ただし、Ryzenの中でも7000番台(Zen4)からAM5というソケットに変更されており、こちらはソケット側にピンがついているLGA方式が採用されているので気を付けましょう。
Ryzen歴代CPUの対応ソケットとチップセットについてもまとめておきました。
ソケット形状の調べ方2つ
さて、私が一覧にまとめたとはいっても、がちゃこの言う事は信用ならんという方もおると思うので、
自分で調べる方法も紹介します。
1つは価格コム
価格コムCPUとかマザーボードを調べれば「ソケット形状」の項目に書いてあるので、必ず調べてから選びましょう。
ソケット形状からソートをかけて調べる事も出来るのでめっちゃ便利です。
最安調べだけじゃないのが価格コムの強みです。
もう1つはGoogle
型落ち品で価格コムにデータが無い場合は、ググれば大体出てくるのでGoogleって便利だなって思います。
あとamazonとか通販サイトの商品ページの説明にも大体書いてあるので、購入直前に確認するようにしましょう。
ちなみに公式サイトは一覧で見られなかったりわかりにくかったりそもそも過去製品の情報が消されていたりするのであまりオススメじゃないです。
オススメ調べ方チャートとしては、
- 価格コムで調べる
- 無かったらググる
- 購入前に通販サイトの商品説明を読む
これが盤石。
ソケット形状が合ってるだけでは使えない
最後に注意点として、冒頭で少し触れた
「CPUはマザーボードとソケット形状を合わせておくだけでは使えない」
という事に触れておきます。
CPU&マザーボードを選ぶルールは、
- ソケット形状を合わせる
- チップセットが対応している物を選ぶ
の2点が最低限です。
例えば、
ソケット形状AM4の「Ryzen5600X」は、
同じAM4を搭載しているマザボ「X370Taichi」ではチップセットが対応してないから使えないけど
「X570Taichi」ならチップセットもソケット形状も対応しているから使える。
という感じです。
その辺りは次回のチップセットの記事で書いていきます。
まとめ
- ソケット形状はCPUを取り付ける場所の名前
- 各ソケット形状に対応してるマザボ&CPUを組み合せないと使えない
- IntelはLGA~でLGA1〇〇〇が主流でウルトラハイエンドはLGA2〇〇〇
- AMD RyzenはAMが主流でウルトラハイエンドはTR
- ソケットがわからない時は「価格コム」を見よう
- 選ぶ際はソケット形状に加えてチップセットも見なあかんで!
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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