記事内に広告を含む場合があります。

CPUとGPUはどっちを重視すればいいの?5タイプの用途別に判断!

自作PC構成

パソコンの構成で

CPUとGPUは

どっちを重視したらいいのさ!?

パソコンの用途によってバランスが違うよ!

 

皆様こんにちは、パソコン大好きがちゃこさんです。

パソコンを選ぶ時、CPUとGPU(グラフィックボード)どちらの性能を重視すればいいか迷ったことはありませんか?

結論から言えば用途によります

  • 画像処理が必要な用途ならGPUですし、
  • 演算処理が必要な用途ならCPUです。

こんなザックリ解答では価値が薄すぎるので、

この記事では、

パソコン用途5タイプ別、CPUとGPUはどちらを重視すべきか?おすすめPC構成もあるよ!

を紹介していきます。

これを読むと、パソコン選びが少し楽になるはずです。

では、
レディゴッ!

 


CPUとGPUはどちらを重視すべき?
パソコン用途別5タイプの判断基準と基準を満たすパーツ

この記事では、

  • ネットサーフィンパソコンはCPU重視!
  • OfficeパソコンはCPU重視!
  • ゲーミングパソコンはGPU重視!でもね…
  • DTMパソコンはCPU重視!
  • 動画編集パソコンはCPUとGPU両方!
  • 極論

6つについて、具体的なパーツも合わせて紹介していきます。

ネットサーフィンパソコンはCPU重視!

まずはネットサーフィンパソコンです。

2020年冬 安く作るネットサーフィン用自作PCオススメ構成 Intel&Ryzen
パソコンはネットサーフィンだけできればいいの! でも自作パソコンは組んでみたいの! でも失敗はしたくないの!

 

インターネットでの調べ物やyoutube動画の閲覧はCPUとメモリの仕事ですので、
重視するのはCPUですがそこまで良いCPUは必要ないでしょう。

GPUに関しては、ネットブラウジングではあまり意味を為さないので、
4Kモニターで4K動画を見るのであっても内蔵GPUで事足りるでしょう。

 

内臓GPU無しのCPUを選ぶ場合は、適当なグラボ(GTX1030でも充分すぎる)を挿しておけばOKですが、
内蔵GPUがあるのに敢えてグラフィックボードを搭載するメリットは無いです。

 

調べ物とyoutube見るくらいなら、

CPUはCore i3かRyzen3でも充分です。

GPUは内蔵GPUでいいです。

 

グラボを積まない場合は、内臓GPU機能のあるCPUを選びましょう。
これが無いと画面が映りませんので超注意です。
内臓GPUの有無はCPUの型番を見て判断しましょう。
例)Core i3-9350KF 内臓GPU無し 映らない
  Core i3-9350K   内臓GPU有り 映る
  Ryzen5 3400G   内臓GPU有り 映る
  Ryzen5 3500   内臓GPU無し 映らない

むしろ、CPUGPUよりメモリ8GBとSSDを重視したい所です。

 

 

 


OfficeパソコンはCPU重視!

続いて、ワードエクセルパワーポイント等、Microsoft Officeを使うパソコンです。

 

ExcelやWord等のOffice作業は主にCPUとメモリの仕事ですので、
重視するのはCPUですがそこまで良いCPUは必要ないです。

グラフィック性能はほとんど使いませんので、
グラフィックボードは無くて問題ないでしょう。

 

CPUはCore i3の後半かCore i5、AMDならRyzen5あたりで充分です。

GPUは内蔵GPUで充分です。

内臓GPU無しのCPUを選ぶ場合は適当なグラボを用意しましょう。

 

こちらもメモリ8GBとSSDは欲しいですね。

 

 


ゲーミングパソコンはGPU重視!でもね…

次はみんな大好きゲーミングパソコンです。

 

ゲームは綺麗な複雑な演算と綺麗なグラフィックを描画する為、
CPUとGPU両方の仕事と言えますが、
基本的には、グラフィックボードの性能めちゃ盛りでCPUはcore i5くらいが目安です。

CPUの性能は世代によってIntelとAMDが抜いて抜かれてしてますので、
欲しいと思った時の状況でどちらか選ぶと良いでしょう。

今であれば、Intelの12世代coreシリーズを私は勧めますが、
AMDの5000番台Ryzenも価格の割に非常に優秀ですので、予算から見積もりを取って決めるのが良いでしょう。

 

安価にゲーミングパソコンを組む時のセオリーとしては、

『ゲーミングPCはCPUの予算を削ってGPUに回すべし!』

という名言もあるくらいGPUが大事です。

 

なので、CPUを無理してcore i9やRyzen9にしてグラボがGTX1650になるくらいなら、
CPU core i5やRyzen5にして&GPUをRTX3060にした方がよっぽど良いでしょう。

 

ただし、PUBGやCoD等のTPS・FPSやモンハンや黒い砂漠等のアクションをやる時はGPUが超大事ですが、
マイクラやCities等のシミュレーションゲームの場合はCPUの演算を結構使います。
シミュレーションゲームの場合ならi7くらいあれば余裕をもってプレイできるかと思います

 

何にしろ、やりたいゲームの推奨スペックと各グラボの実際のFPSをググってから決めるのが良いと思います。

 

CPUは現行Core i5以上Ryzen5以上、

GPUはRTX3080あればめちゃいいですが、高いのでGTX1660以上、可能であれば3060か3060Tiです。

やるゲームと予算でバランスを取ってください。

(ちなみに型落ちでもGTX980や1080は結構優秀だったりします。)

 

ゲーミングパソコンの場合は、メモリ16GBとSSD500GB以上は欲しいかなって思います。

最近のゲームは容量も大きいのでSSD容量は余裕あったほうがいいので。

 


DTMパソコンはCPU重視!

次はDTMパソコンです。
需要ねえよ!って思うかもしれませんが、自分その辺り詳しいんで書いときます。

 

DTMみたいな作曲作業はCPUとメモリが主に仕事をしGPUはあまり仕事をしません
また、音源やソフトでかなりSSD容量を使いますの。
基本的には良いCPU、メモリ沢山、容量の大きいSSDを積んでおけばOKで、GPUは適当で良いです。

 

『DTMPCはGPUに金をかけるならCPUとメモリとSSDにお金をかけましょう!』

というのがDTMパソコンの鉄則です。

 

CUBASEや昔懐かしのSONARなんかはCPUとメモリをガンガン使いますが、特にしゃれた見た目でも無いのでGPUはあんまり使わないのでGPUは適当でOK。
ですが、FL Studioとかは、結構オシャレに描画したりするので、それなりGPUがあった方がいいかなって思いますけどそれなりでいいです。

 

あと、フルHD液晶だと作業スペースがせまいんだぜ!?という方は4Kモニターを視野に入れると思いますけど、
4Kモニターを使用する場合は、もうちょい上のグラボを用意した方が良いと思います。

理由は、4KモニターはフルHDモニターの4倍画像処理するからです。

 

あとCPUは、エンコードに強い並列処理を得意とするRyzenを推しますが、DTMは音声処理なので動画編集に比べればそこまで違いは無いです。
「どちらかと言えばAMDのRyzenかなー」くらいなので、intelでもAMDでもどちらでも良いです。

 

CPUは現行core i7以上かRyzen5以上、

欲を言えばcore i9とかRyzen7あたりでしょうか。

 

GPUはGTX1660もあれば充分でしょう。

 

あとメモリ16GB以上は欲しいのと、SSDだとマジで捗ります。

動画編集もする!という方は、動画編集パソコンがあればDTMは余裕で出来るのでそちらを参考にしてみてください。

 


動画編集パソコンはCPUが重要だけどGPUも重要!

最後は動画編集用パソコンです。

動画編集用パソコンはCPUとメモリとSSDが主に仕事をしますが、
使うソフトやエフェクトによってGPUの重要度が変わります

 

まずソフトについてはハードウェアエンコードに対応しているかどうか

フリーソフトであるAVIUTLの様なハードウェアエンコードが微妙な物は、良いCPU>GPUで何とかなりますが、

アフターエフェクトやプレミアプロ等のハードウェアエンコードに対応しているソフトはエンコードをGPUで行なった方が速いのでCPU=GPUになります。

 

エフェクトについては、かけるエフェクトの量や種類

動画編集は編集している動画をプレビューする際の描画は、動画再生と違い多くのグラフィック性能を使います。

エフェクトをほとんどかけないテロップとカット編集くらいならGPUはあまり重要ではないのでCPU>GPUですが、

エフェクトをかける場合はエフェクトの再描画処理を行いますので、エフェクトをゴリゴリにかけた動画はCPU=GPUになります。

そして、エフェクトは動画のクオリティに直結しますので、動画編集に慣れてくると大小エフェクトを多く入れていく事になるでしょう。

 

早い話が、どちらかといえばCPUが大事だけど動画によってはGPUも大事。といった感じです。

 

ガチの動画編集はCPUとGPUどちらもかなり使います
画像処理と音声処理のオンパレードな上にエンコードでパソコンがフル稼働します。
なので良いCPUと、ソフトとエフェクトによっては良いGPUを積みましょう

 

そして、大容量SSDは必須でしょう。
4K60FPSや高ビットレートで録画した動画ファイルはサイズがむっちゃくちゃでかいのでまじであった方がいい、っていうか必須です。

 

動画編集に向いているCPUは、先にも紹介した多コアで並列処理に強いRyzenが良いと思います。
若干Intel信者の私ですが、多コアであればRyzenもIntelも推します。

なので、ゲーミングPC同様に、その時の状況で強いCPUを選ぶのが良いでしょう。

 

ちなみに私の動画編集環境は、

  • ソフト:AVIUTL
  • 4Kモニター+フルHDモニター
  • core i9-9900K
  • GTX1080
  • メモリ32GB
  • SSD NVMe1TB(500GB×2枚のRAID0構成)+1TBsataSSD+外付けHDD

で、これで問題なく編集できてます。

 

でもほんとはRTX3080Tiが欲しいんですよねー。チラチラ

あー欲しいなーRTX3080Tiがほしいなー!!MSIのRTX3080Tiがほしいなー!!!チラチラチラ

※余談:2021年12月にGTX1080が壊れたので勢いでRTX3080Ti買っちゃいました☆

 

CPUは少なくともcore i7以上かRyzen5後半以上

っていうか性能が高ければ高いほど時短出来て良い。

 

GPUはGTX1080以上、現行ならRTX3060Tiは欲しい所

っていうかGPUも性能が高いほど良い。

 

メモリは16GB以上欲しいけど多い方がいい。

大容量SSDは必須。

 

 


最後に極論言って終わります

色々書きましたけど、最後に極論です。

Core i9とかRyzen9と

RTX3090Tiと

メモリ32GBと

大容量NVMeSSDあれば、

大体何でも出来るよね!

 

はい。

 

それが出来ないから悩んでんスよ!

出来ないから脳みそに汗かいて構成考えてんスよ!

お金あったら!全力でフルスペック組みますよ!!

 

でも正直な話、限られた予算でパソコンの構成考えてる時って楽しいから好きです。

それで、ちょっと無理してグラボ良いやつ買っちゃおうかな!なんて思いきったりして。

そういうのがめっちゃ好きです私は。

 

以上になります!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

コメント

  1. Deneb より:

    まだまだGPUの汎用性は高くないからCPU重視かな。
    昔と比べるとエンコードや再生支援など使える幅は広がりましたけど。
    GPU買ってゲーミングPC作るのはコスパ悪いから、ゲーム機ですね。
    現段階でPS5のコスパはすごい。

    • ガチャコ より:

      PS5のコスパすごいですよね。
      同性能のパソコンを組もうと思ったら余裕で10万円超えますもんね!
      もちろん抽選にあぶれて手に入れられませんでした!

      ことパソコンの用途別に重視する方を言うなれば、
      ・ネットサーフならCPU
      ・ゲームならGPU>それなりCPU
      ・動画編集なら両方いいやつ
      これはマストかなと思います。
      GPUエンコはいいぞぉ

  2. ジンジャー より:

    動画編集用にCPUとGPUどちらを重視したらいいか悩んでいたので、とても参考になる記事でした!
    なお小規模法人として買う場合は総額が「税込30万円」に収まるかどうかという視点も重要になってきます。税制上有利になるので。

    • ガチャコ より:

      コメントありがとうございます。
      参考にしていただいて嬉しいです♪

      動画編集の場合は、一定のラインを満たしていればある程度性能が低くても「出来ない」と言う事はなく、「快適ではない」という感じになるから悩みますよね。

      なるほど、
      税制を考慮したそういう視点もあるのですね!
      とても勉強になります。
      ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました