13車種を選出したうえでハリアーを選んだ。
じゃあなんでそれにしたの?
PCオタ的自動車の選び方を紹介
皆様こんにちは、昨年7月に3台目となる自動車を契約し今年8月に納車されたがちゃこです。
1年待ちました。
満足してます。
今回の記事では、自動車が欲しいけどどう選べばいいかわからないと思っている方に向けて、
私がこれまで購入した実体験を交えつつ、
車の選び方についてロードマップ的にまとめていこうと思います。
ロードマップとか偉そうな単語使ってますけど、
私はただのPC好きですので、
プロフェッショナルからしたら笑止な内容かと思います。
ちなみに記事の中にほとんどPCの話は出てきません。
ただ、こういうのって誰も教えてくれないじゃないですか?
なので「飽くまで私はこうやって選びました」といった内容の記事になります。
内容としては
- PC選びと自動車選びの違い
- 見た目で車種を選出しExcelにまとめる
- 車の用途から欲しいスペックを考える
- まとめたExcelから見に行く実車を決める
- 実車確認と試乗で絞り込み
- 予算と価格(リセール・下取り・値引き)で絞り込み
- 維持費で絞り込み
- 成約前の値引き交渉について
という感じになってます。
何かを選ぶ時、人によって重視する内容は様々かと思います。
なので、はぇ~こんな選び方もあるんだなぁくらいの温度感で読んでもらえればと思います。
では、
レディゴッ!
目次
PC選びと自動車選びの違い
自動車選びとPC選びって何か近しいものがあるのかよ?と思う方もおらっしゃると思いますが、基本的に考慮する要素は同じという点と、自分が納得するものを最後まで悩みぬいて決めて、用途を満たす納得するものを手に入れる点くらいかなと思います。
ただまぁ、これって大事な買い物をする時に何でも当てはまる事だなーなんて思うわけですが、まずはそういったPCの選び方と自動車の選び方を比較してみたのでサラリとまとめていきます。
失敗しないPC選びの順序
- 用途
- 性能・機能
- 予算
- 見た目
の順で、最初に用途を考え性能を組み立てていき最後に取捨選択する感じ。
私的自動車選びの順序
- 見た目
- 用途
- 性能・機能・実物
- 予算(車体価格・値引き・下取り額・リセール価格)
の順で、最初にとっかかりとして見た目で選択肢を作り、用途や機能・性能で選択肢を絞り込んでいく感じ。
共通点としては、
考慮する要素は大きな視点で見れば同じ。
どちらも予算ありきだと視野が狭くなり後悔するパターンがある為価格を考慮するのは最後の方という点。
違う点としては、
自動車は、見た目の重要度が高い点と、実物の確認が必要である点と、値引きや時期によって掲載されている定価が当てにならず価格が大きく変動する点。
加えて、自動車は選択肢が膨大である為、自分でとっかかりとして選択肢を作ってから絞り込んでいく必要があります。
今回の記事では、
最後まで絞り込んで自分が納得する一台を選び出す内容になっていますが、某ブロガーのバイク選びの様に「実車を見て一目ぼれして気づいたら成約してた」とか、「買い替えのタイミングで営業から連絡が来て気に入ったので成約した」なんてこともあっていいと思います。
要は、
自動車選びは重視する内容が十人十色なので
今回紹介する方法は飽くまで一例
として読んでもらえればと思います。
見た目が気に入った車を選出しExcelに書き出す
まず、見た目(内外装)が気に入った車種を選出し選択肢を作ります。
選出方法は、ひたすら自動車の公式サイトを見ます。
まず見た目を考える理由としては、他人はそこまで人の車の見た目を気にしないと思いますが、人目に触れる物ですので大なり小なりファッション的な要素もあると考えます。
また、他ならぬ自分が見た目を気に入っていないと扱いが雑になるからです。
なんせ車は種類が多すぎて、何をどう選べばいいかわかんないのです。
無理矢理PCに例えるなら、core i7 13700redはワンタッチで殻割りが出来る、core i7 13700Platinumは更に液晶がついている、core i7 13700Godbreathは・・・みたいに、選択肢が多い上に余計な情報が多すぎてどれを選び出せばいいかわからないみたいな…?
なので一つのとっかかりとして、せめて自分が気に入った見た目の物を絶対選びたい!高いし!という事で見た目から入りました。
また、色んなメーカーの公式サイトを見る事で、現在販売されている自動車の種類や現在主流の装備や性能がどの位なのか情報取集出来ます。
イメージ的には新しいパソコンを組む時に、現行CPUのラインナップとザックリとした性能を確認する作業に似ています。
また、公式サイトは自動車が最も美しく見える写真を採用しておりますので、気になる車種を見つけたらよりリアルな情報を得るダブルチェックとしてGoogle等で車種名を画像検索したり、中古車情報サイトで気になった車種を検索すると良いかなと思います。(みんからもオススメ)
次に、
選出した車種をExcel等(スプレッドシートも便利)に書き出し、「良いな!」と思った車種を忘れないようにします。
私はこの段階でメーカー・車種・諸元表にあるデータ・車の画像をまとめておきました。
これが意外と大事だと思っていて、自動車の種類は非常に多いので公式サイトを見るだけ見てインプットしても、どこかにアウトプットしないと即時忘れていきます。
調べたい事があってGoogleを開いたけど何を調べたいか即時忘れた。みたいな感じです。
「いやいや、記憶に残ってない車種なんてそんなに気に入ってない証拠だよ」
とか思うかもしれませんが、私は忘れる自信がありましたので「これええやん」をまとめました。
私が見た目のみで選出したのは
- プジョー:508SW
- フォルクスワーゲン:ゴルフバリアント
- フォルクスワーゲン:パサートバリアント
- トヨタ:ハリアー
- レクサス:NX350h
- レクサス:RX450h
- レクサス:ES
- レクサス:IS
- マツダ:アテンザワゴン
- マツダ:CX8
- メルセデスベンツ:CLA
- メルセデスベンツ:C classワゴン
- アウディ:A4avant
の黒かグレー
という感じで、予算を考えずあれもいいこれもいいと選んだ結果、国内外メーカー含めて13車種が選出されました。
車の用途から欲しいスペックを考える
用途を考える理由としては、用途によって車の形状や欲しい機能がある程度決まるからです。
というのも、駐車スペースが狭いのにハマーのような超デカいやつを買っても停められませんし、1日100km運転するが維持費を抑えたいのにリッター6kmのハイオク車を選べば燃料代だけでえらい事になります。
パソコンで言う所の、3DCADをするのにi3と内蔵GPUのPCを選択しない為に用途を考えるみたいな事です。
なので、PC同様に自分の用途を言語化しはっきりさせる事が重要です。
例えば、
- 車中泊したいから室内は広い方が良い
- 家族で出かける用にミニバンがいい
- 日常的に狭い駐車場を利用するからスライドドア
- ちょっとした買い物や通勤がメインの軽自動車
- 道幅が狭いからコンパクト
- 省燃費の為にハイブリッドかディーゼルがいい
- とにかく高見えしたらいい
- 見た目が気に入ったら何でも良し
等々
まずは自分の用途を明確にしてそこからザックリと車に求める事を詰めていくと良いかと思います。
特に用途が思い浮かばないのであれば、現車の不満点を挙げておくのもありだと思います。
例えば、
- 燃費が悪い
- 維持費が高い
- 座り心地が悪い
- ロードノイズがうるさい
- 荷物が乗らない
- 天井が低い
- 乗り降りしにくい
等々
私の場合は、
- 荷物は多く載せたい
- 車内は寝れるくらい広い方が良い
- 燃費がいいに越した事は無い
- 安定走行の為に排気量は2Lは欲しい
- 大きいモニターのナビが欲しい
という感じで、ある程度具体的に考えました。
逆に、用途に合わず選択肢を削除しようとしたときに躊躇してしまう車種があるのであれば、それだけ気に入っているという事なので選択肢に残して置き、どうにかしてその車種で用途を満たす方法を考えるのもいいかと思います。
Excelに情報を追記し実車を見に行く車種を決める
先程まとめたExcelに諸元表に書かれている情報や重視する情報を追記します。
この作業によって客観的・定量的に比較する事にも使える資料になります。
なので、可能な限りやっておいた方が良い作業かと思います。
例えば、
燃費を重視するなら諸元表の燃費や使用燃料の行を追加したり、
室内の広さを重視するなら室内の高さを追加したり、
気になる装備があるならそれの有無を追加したりです。
作成したExcelを見て、用途を満たせそうなものをピックアップし、どのディーラーに行くかを決めます。
全て見に行くなら特に必要無い工程ですが、あれもこれも時間がないのでここである程度決め打ちしにかかりました。
実車確認・試乗・情報収集・実際の価格確認
気になる車種の試乗車があるディーラーをまわり
- 実車の内外装の見た目・質感確認
- 試乗で乗り心地や操作性の確認
- 実燃費など車体性能の情報収集
- オプションや税金等を含めた見積りで実際の価格確認
をします。
本気の値引き交渉については成約する段階までとっておき、この段階ではあくまで車種を絞り込む為に実車を見に来た事と、納車までに価格がどの位になるか見に来た事を伝えて見積もりを出してもらうのがいいかと思います。
というか、以前はこの段階ではある程度の値引き価格を提示してくれることが多かったですが、最近はとりあえず値引き無しの見積もりを出すメーカーが多い様に思いました。
私は、プジョー、ワーゲン、トヨタ、レクサス、マツダに足を運び、1件1時間くらいと決めて回りました。
百聞は一見に如かず、一見は一動に如かずというように、実際に見て乗ってみると、「これええやん」や「なんかちがうな」等の発見が色々あります。
試乗あるあるですが、
- 実車は写真で見るよりかっこよかった・悪かった
- 座ってみたら座り心地が良かった
- 内装に期待してなかったけど実際はめっちゃオシャレだった
- オプション付けたら価格がおかしな事になった
- 納期がえげつなかった
- 実車は色がめっちゃよかった
- 乗ってみたら足回りがフワフワしてた
- ロードノイズが思ったより静かだった
- パンフレットの量がすごい事になった
等々
色々発見があります。
候補が全て微妙だった場合、Excelで挙げた別の候補に足を運ぶのもありですし、展示車の方が気になった場合そちらに切り替えるのもありかと思います。
また、ディーラーとは長い付き合いになるかもしれませんので担当者の態度も見て相性がいいか確認しておきましょう。
ひとつの目安として、PCと同様に客の知識が少ない事を担当者がどう取っているかが大切かと思います。
見積もりの段階でオプションについて1問1答形式で一つ一つ聞いてくれたり、質問した時にいらん情報までくれたりする担当者はいい人です。
逆に、はよ買ってくれ感が強かったり、つけられるオプションについて存在を教えてくれなかったり、担当者自信がわかっていない事をノリで済ませようとしたり、過去の栄光を話し出すディーラーは外れなのでやめときましょう。
また、こちらとしても知らない事を知らないと言うようにし、接客している時間にも人件費がかかっているのである程度寛大な気持ちで接すると良いと思います。
要は、要点を抑えた接客が出来ているか、話は合うか・合わせてくれているか、購入後も付き合いを続けていけそうかを見て、相性を判断しておきましょう。
ただ、成約の段階での話ですが、めっちゃ態度悪いけどめっちゃ値引きしてくれる担当者は私の場合は当たりかなと思ってます。
なんかドライだけどめっちゃ仕事出来る感あるので。
結局どれだけ値引いてくれるかな所は正直あります。
試乗を終えて実際の価格が提示された所でいったん話を家に持ち帰ります。
話を持ち帰る時に「今日契約していただければ・・・」という話をするディーラーもいると思いますが、その話に乗るのもありですが、こちらは最初に「車の候補を絞る為に来た」と伝えているので堂々と帰りましょう。
予算と価格とリセールで絞り込み
家に帰って予算と自動車を天秤にかけ一気に絞り込んでいきます。
自動車は高い買い物ですし、納車までは手数料や税金などがかかりますので提示された実際の金額にビビる事がほとんどかと思います。
これめっちゃ欲しいけどこの価格は手が出ないなぁという時は、現車の下取り額と、候補車のリセール価格、支払い方法を考えてみると意外と現実的になったりしますので、Excelに追記しておくといいかなと思います。
現車の下取り額について
下取り額とは、今乗っている車がいくらで売れるかの事で、自動車購入の足しに出来る金額の事になります。
当然下取り額が高い程自動車購入代金は安くなりますが、下取り価格は業者によってかなりばらつきます。
下取りの方法は大きく分けて
- ディーラーで下取りしてもらう
- 中古車販売・買取業者で売却する
の2種類があります。
ディーラーで下取りしてもらうメリットは
- 納車まで乗れて代車が必要無い
- 納車時にディーラーに行く移動手段を確保する必要が無い
ディーラー下取りのデメリットは
- 売却価格が安い
- 値引き額と下取り額がごちゃごちゃに計算される事がある
中古車業者で売却するメリットは
- 売却額を高く出来る
中古車業者で売却するデメリットは
- 即時売却なので納車まで代車が必要
- 納車時に代車を返却する手間とディーラーまで行く移動手段が必要
といった感じで一長一短ですが、結局お金が大事なので中古車業者唯一のメリットである『売却額が高い』と、デメリットである『代車と移動手段』をどう確保するかが大事かと思います。
ディーラーは納車時期の車両価値を予測して価格を提示し、納車まで今の車を乗り続けらるため移動手段の心配が一切ないですが、
中古車業者は査定してもらった時点での価格を提示し、即時売却(同月内くらいは待ってくれますが)となるので納車までの足が無くなる為代車を準備する必要があります。
代車に関しては、私は6月に売却してから8月の納車まで無料で貸してくれましたが、もし代車が有料な上に納車までの期間が長いとなると代車代金だけでえらい事になるので、代車が無料であることはとても重要です。
無料で貸してくれる業者を選ぶのが良いでしょう。
今回私は2022年の7月に仮契約し、納車が2023年の8月という感じでした。
2022年7月の仮契約時に担当者に伝えたのは、「ディーラー下取りに出すかわからないけど、一旦下取り査定してもらって、下取り額と値引きを入れた価格で見積書を作ってください」と伝えました。
その結果52万の値引きと65万の下取り額を提示されたのでそれで契約しました。
で、納車時期がザックリ決まりそうな2023年の6月くらいに担当者から「がちゃこさん下取りは別の業者に出すかもみたいな事言ってましたけど、どうします?」と連絡が来ました。
「え、契約した後なのにいいんですか?」と聞いた所、「いやーそういう風に聞いてたんでこっちこそいいんですか?」と聞かれたので、「それじゃあ一旦中古車業者に査定してもらいますー」という流れで中古車業者に査定に行きました。
で、私は今回初めて中古車業者に買い取ってもらう流れになったんですが、結局ディーラー下取りよりも20万円高く買い取ってもらえました。
今回売却した中古車業者はガリバーです。
ガリバーはフランチャイズ店と直営店の2種類あるそうで、直営店の方に売却しました。
柔軟に対応して下さったディーラー担当者さんと、売却額を頑張ってくれた上に代車(インプレッサ)を無料で貸してくれたガリバーの担当者(店長)さんに感謝の意を込めてここで宣伝しておきます。
今記事を書いていても自分で自分の置かれていた状況がわけわかってないですが、20万得したのでヨシッといった感じです。
納期が長い事で移動手段を確保するのが面倒で中古車業者への売却を諦めている方の参考になればと思います。
なお、もっと高く買い取ってもらう方法は、一括査定サイトに登録し同じ日時に複数の中古車業者を呼んで、一斉に査定してもらい、一番高い価格を付けた業者に売却するのがいいらしいですが、私は小心者ですのでその方法は取れませんでした。大人の男の人がいっぱい来たら怖いので。
高く買い取ってもらう方法は色々あるみたいなので、興味がある方はググってみるといいかと思います。
候補車のリセール価格について
リセール価格とは、購入候補の車を手放す時にいくらで売れるかの事で、次の車を買う時の下取り額、いわば資産価値とも言えます。
リセール価格は年1割引きと言われてますが、あくまで目安でメーカーや車種によってかなり変わり、車種によっては3年乗って半額以下なんてこともあります。
リセール価格の調べ方は、カーセンサーやGoo等の中古車情報サイトで気になる車種の5年前・10年前のモデルの価格がいくらで販売されているかを、条件を絞り込んで確認します。
車種によってはモデルチェンジを挟んでいたり走行距離の長いものしか無かったりしますが、実際のリセール価格の目安としてかなり参考になるかと思います。
リセール価格のザックリとした目安ですが、
- 国産車>外車
- 人気車種>不人気車種
- 走行距離少>走行距離多
- 現行車>型落ち車
- 白黒>その他色
みたいな感じで、外車の不人気車種だと3年で4~5割なんて事もざらにあります。
また、納期や法改正などの状況によってもリセール価格はかなり変動しますが、その辺りは運要素が大きいかと思います。
納期が長引く車種の様に新車の需要に対して供給が間に合っていない為中古車が値上がったりするみたいな感じです。
また某ディーラーから聞いた話によると、高級車ブランドならではの理由として『ステータス価値下落によるリセール価格の下落』というのもあるらしいです。
要は、型落ちの高級車はなんかなーという購買層によって現行車以外の需要が極端に下がり中古価格が下がる現象らしいです。
今回は新車購入についての記事ですが、3年落ちの割安感のある中古を選ぶという選択肢もありなのかなと思います。
で、
私は今回の自動車選びで、3台目にして初めてリセール価格の重要性を知りました。
これまでの自動車購入価格についてまとめますと、
- 1台目 価格250万円 リセール価格無し 値引き50万円 支払価格200万円
- 1台目→2台目 価格330万円 リセール価格20万円 値引き10万円 支払価格300万円
- 2台目→3台目 価格550万円 リセール価格85万円 値引き52万円 支払価格413万円
- (3台目→4台目 価格550万円 リセール価格300万円 値引き50万円 支払価格200万円)
2台目(プリウスα)に8年乗りましたが下取り額が思ったより高かった(値引きも頑張ってくれました)ので差額220万円の3台目(ハリアー)を実質差額83万程度の差額に抑え413万円で入手することが出来ました。
私は自動車というのは『提示された金額を払うもので、下取り額はただの補助である』という考えでしたが、今回の自動車選びで『下取り額にいくら追い金したら乗り換えられるか』という考え方もあると気付きました。
仮に4台目に550万円の車を買おうとしたときに、ハリアーが300万で売れたとしたら(値引き50万として)実質200万円で550万円の新車が手に入るのですから面白いです。
例えば600万円の車に4年乗って下取り額が450万だとします。
で、次に乗る車の価格が同じ600万だったとしたら150万円で600万円の新車が手に入ります。
その車を4年乗って売却した時に450万円だったとしましょう。
4年間150万円(維持費抜き)で600万円クラスの車の快適性を手に入れられるという事になります。
リセールって大事だなーって3台目にして初めて気づきました。
何が言いたいかといえば、
「リセール価格は高ければ高い方がお高い車に安く乗れるし次の車が安くなる」
という事に気づいたという話でした。
私はこの段階でトヨタのハリアーハイブリッドとレクサスのNXハイブリッドが候補に残りました。
維持費で絞り込み
最後に決め手になったのが維持費についてです。
維持費とは、
- 税金
- 保険料
- 燃料代
- タイヤ代
- 車検代
- その他整備費
等の車を維持するのに年間いくらかかるかの事になります。
燃料がレギュラーガソリンかハイオクかの違いと、整備費がトヨタよりレクサスのがかかるという情報により、維持費の関係でハリアーを選択しました。
成約前の値引き交渉
自動車は値引き前提で話をすることがほとんどですので、いくら引いてくれるかの交渉は必ずしましょう。
じゃあどうやって値引きしてもらうかなんですが、
こちらから「いくら引けますか?」と話を振った上で、ディーラーがどれだけ頑張ってくれるかにかかっています。
ディーラーに頑張ってもらう為には、
- 値引き可能な車種か
- 別メーカーの対抗車種
- 同車種の別ディーラーの価格
- 買う気を見せる
- 今まで担当ディーラーから何台購入したか
- 話をするタイミング
- お客さんの態度
辺りが大事なのかなと思います。
値引き可能な車種かどうか
一番値引き額に影響するのはこれかと思います。
基本的に車種によって値引き額の上限はほぼ決まっていて、
- モデルチェンジ直後の新型車は値引き額が少ない
- モデルチェンジ後時間が経っている現行車は値引き額が多い
です。
新型車はディーラーも頑張りにくく多くても10万円引いてくれればいい方ですが、
発売して時間が経過し次のモデルチェンジが近づいた車種については車両価格が高い程ディーラーは頑張れます。
また、メーカーによっても値引き額に差があり、値引きを一切しないメーカーもあります。
ここは実際にディーラーで見積を出してもらう時に聞いてもらった方が良いと思いますが、会社のルールとして値引き出来ないなら頑張りようがないのでそこは理解してあげましょう。
別ディーラーの同車種の価格
同じ車種を販売している別ディーラーに足を運び同じ内容の見積もりを取り相見積もりをしましょう。
ディーラーは店舗の成約件数や売り上げが欲しいので、成約してくれるなら可能な限り他の店舗より安くしようと頑張ってくれます。
相見積もりを取る事さえはばかられる良い接客をしてくれる営業さんは上手い営業かほんとにいい人かのどちらかですが、人道に外れた行為と思わず相見積もりは取った方がいいです。
営業さんもそのくらいは理解してくれますので、自分の資産を守る為だと思って相見積もりを取りましょう。
より高い値引きが欲しい時に効果が高いかと思います。
別メーカーの対抗車種の見積もり
自動車には別メーカーの同価格帯の対抗車種があります。
「〇〇の△△という車種と迷っていて、見積もりを出してもらったらここまで下げてくれたんですが、どうです?」と、別メーカーの競合車種価格を引き合いに出し下げてもらう方法ですが、取り扱う車種にプライドを持っている営業さんもいる為「あの車種とこの車ではこういう所が違うのでその値引きも納得ですね~」と反撃される上に雰囲気が悪くなるリスクをはらむ諸刃の剣です。
検討車種よりグレードの高い車を引き合いに出して「〇〇はこれだけ安くしてくれるっていってるもん」と言っても「その車種でその価格は買いですね~」と返される事もあります。
実際に当該車種が気になっているのであればより安いそちらを選んでも良いですが、『他所は他所、うちはうち』のスタンスの担当さんを熱くする理由としては弱いところがありますので、気持ちが決まっているなら上記の『同車種の相見積もり』くらいにしておいた方がいいでしょう。
使いどころを間違えないのが大切かと思います。
いけるやろと思って一回やってみたんですが雰囲気悪くなりました。
買う気を見せる
車種は決まっているけど価格だけがネックであと一歩が欲しい。
具体的には〇〇円にしてくれたらここで即決する。
という感じで、ちょっと無理目だけど現実的な価格を提示し買う気を見せる方法です。
「車両価格からは限界ですが、ディーラーオプションの方でもうちょっと何とかしてみます」とか、「これを付けるのでこれでなんとか」となる場合もあります。
相見積もりの価格からの値下げからもうちょっと、最後の一押しが欲しい時に効果があります。
ただ、あまり非現実的な価格を提示すると営業さんが冷めちゃいますのでほどほどにしましょう。
今まで担当営業から何台購入したか
これまでその営業さんから何台車を購入したかの信頼度も値引き額に関係します。
いわゆる太い客かどうかで、いっぱい買ってくれるお客さんは逃がしたくないのです。
本人だけではなく、家族ぐるみで担当営業から何台購入したかや、営業さんに何人紹介したかでもいいです。
要は、営業さんにとって利益のあるお客さんであるかどうかです。
営業さんも買わない人には頑張りたくないのです。
買う気を見せるだけでなく、実際に購入した、利益につながったという過去の実績から「このお客さんは頑張る価値がある」と思ってもらう事で最初から全力で値引いてくれることもあります。
同車種の相見積もりと合わさるとめっちゃ頑張ってくれます。
値引きの話をするタイミング
車種も定まっておらず、買う気もあまりない状態で本気の値引きの話をするのはやめておいた方が良いでしょう。
試乗しに行った時に総額の見積もりをもらった時は軽めのジャブとして「いくらくらい引けるものなんですか?」程度にとどめ、本気の値引きの話をするタイミングは車種が定まってほんとに悩んでからのがいいと思います。
今後営業さんとの関係を良好にする為にも、タイミングを見定めて話をしましょう。
お客さんの態度
これ大事です。
担当営業さんとはメンテナンスや車検の連絡や次の購入の布石等で長い付き合いになる事が多いので、あまりに横柄な態度だと「今後やっていける自信が無い」と思われ買ってもらう事が店のリスクにつながると判断されれば、買ってもらう必要も無くなり値引きも渋くなり、この価格で買ってくれないならそれでいいかな、と思われます。
自動車に限らずですが、丁寧な物腰を心がけ、お互いが気持ちの良い関係を築く事で営業さんの良心に訴えかけましょう。
まとめ
私が自動車を選ぶ際は、
- 見た目で車種を選出し選択肢を作り
- 用途から必要な機能・性能を洗い出し
- 実車を確認して選択肢を絞り
- 予算と価格(下取り額・リセール・値引き・維持費)で選択肢を絞って選ぶ
という順番で選びました。
情報をまとめる際はExcel等の表計算ソフトが便利でした。
あと、
- 値引き交渉は営業のギリギリを攻めるけどほどほどに
- なぜなら営業とのやり取りはギャルゲー感あるから
- 営業さんとガリバーさんマジでありがとう
です!
あくまで一例として参考にしていただければと思います。
以上になります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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