CPUクーラーって
なんなんすか?
その疑問、ざっくり解説
目次
CPUクーラーとは
文字通りCPUを冷やす物です。
CPUって冷やさなきゃならん位熱くなるんですよ。
熱くなりすぎるとCPUの性能が強制的に落ちちゃいます。
これをサーマルスロットリンクっていいます。
更に温度が上がるとパソコンがブルースクリーンからの強制終了されちゃいます。
要は、CPUを冷やす為の超重要なPCパーツがCPUクーラーです。
CPUクーラーの種類
大きく分けて水冷と空冷の2種類があります。
水冷の中には
- 簡易水冷←主流
- 本格水冷←やる人は滅多にいない
の2種類があります。
空冷の中には、
- サイドフロー←主流で良く冷える
- トップフロー←リテールクーラー(CPU付属クーラー)はこれ
の2種類があります。
水冷CPUクーラーについて
水冷クーラーモデル
水冷は、液体を循環させることで、液体の力でCPUを冷やします。
- 熱源のCPUの熱を水冷ヘッドが引き受けます
- 水冷ヘッド内を通る冷えた液体が熱を引き受けます
- ホースを通ってラジエータまで戻った液体をファンが冷やします
- 冷えた液体がホースを通って水冷ヘッドまで戻ります
- 1~4を繰り返し続けます
使っているとホース内の液体は温められますので、温められた液体はラジエーターに取り付けられたファン(空気の力)で冷やします。
水冷と言っても結局は空気の力で冷やしているので空冷じゃないかと思われるかもしれませんが、水冷です。
一般的に空冷に比べて水冷クーラーの方が冷却性能が高いため、発熱の多いハイエンドCPUを使う場合に用いられることが多いです。
ただ、しょうもない水冷クーラーよりもハイエンドの空冷クーラーのが良く冷えたりしますので目利きが重要になります。
簡易水冷CPUクーラー
空冷CPUクーラーについて
空冷クーラーモデル(サイドフロー)
空冷は、ファンを回して風を当てる事で、空気の力でCPUを冷やします。
- 熱源のCPUの熱をヒートシンクが引き受ける
- 熱くなったヒートシンクをファンが冷やす
といった感じで、水冷よりもシンプルな構造をしています。
トップフロー
風を上から当てるやつ
サイドフロー
風を横から流すやつ
水冷と空冷の比較
水冷は、一般的にラジエーターに取り付けられるファンの数で冷却能力がある程度決まります。熱を吸収した液体を沢山のファンで冷やすので冷却効果◎、でも構造が複雑なので高価です。
本格水冷となるとホースなどの部品からすべてそろえる必要がある為高価になります。
主流は簡易水冷。
空冷は、少数のファンでヒートシンク全体を冷やすので、一般的に水冷に比べて冷却性能が劣ります。
また、冷やそうと必死に回るので水冷よりうるさい事が多いです。
しかし、構造が単純なので比較的安価で壊れにくい為、評判のいい水冷にかなわないものの、空冷最強であるノクチュアやアサシン3を選択する方も多いようです。
トップフロー式は、PCケースによってはケース内のエアフロー(空気の流れ)を阻害してケース内に熱がこもりやすいです。
サイドフロー式は、エアフローを阻害しにくいのでケース内に熱がこもりにくいため現在の主流であります。
注意点
最近のCPUクーラーは、大半のCPUやマザーボードに取り付けられるよう互換性があるよう作られていますが、新製品と発売時期でソケット形状が変わる際には取り付けらんないよ!という物があると思います。
使用するCPUやマザーボードに取り付けられるか確認してからの購入しましょう。
以上、ざっくりCPUクーラー解説でした!
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