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SynologyのDS220JというNASの導入に必要な物と手順 初心者でも出来るはず

NAS

NASがあると便利らしい。

でも導入がめんどくさそう。

OKやってみよう!

 

皆様こんにちは、パソコンの質問に答える日々を送っておりますがちゃこです。

先日ツクモでNAS用のHDDがやたら安くなってたのでついつい買ってしまったので、

これはついでにNASも導入してみようか!

ということでQNAPとSynologyで迷った末にSynologyのエントリーモデルであるDS220Jを購入しました。

 

というわけで今回の記事は、

『せっかくNAS買ったから導入手順を記事にまとめていく』

と題しまして、

初心者でも誰でもNASを導入出来る!を目標に必要な物とか組立方法とか導入手順とかもろもろを詳細にまとめていければなと思います。

 

ちなみにNAS導入の動機は、動画編集やブログ執筆の為のファイル移動の手間を解消させたい為です。

Windowsで撮影した動画や画像ファイルをMacに移動させる的なデバイス間のファイルのやり取りって結構手間なんですよね。

 

デバイス間のファイルのやり取りに関してはこんな記事も書いてるのでよかったら見てみてください。

iPhone写真をパソコンに送る超簡単な方法4選 動画もOK大容量OK相互転送OK!!
iPhoneの写真を パソコンに入れるのが めんどくさい!! と思ってませんか?

 

 

では、

レディゴッ!

 

超簡単なNASの説明

NASとは、ネットワーク上に自分専用のデータの保存領域を作って、自由に保存したデータにアクセスできるようにしちゃう物です。

早い話が、USB接続の必要が無い外付けHDDみたいなものです。

Googleドライブみたいなクラウドストレージを自分で作っちゃうみたいなイメージです。

自分の所有するデバイスならどこからでもアクセスできる外付けHDDみたいな感じです。

NASの詳しい説明は別記事で書いてみます。

 

SynologyのNAS『DS220J』の導入方法

 

用意する物

用意する物は、

  • NASケースSynologyDS220J
  • SATA HDD(NAS用が望ましい)
  • LANケーブル
  • 設定用PC
  • ハブかルーター
  • やり切るという強い気持ち

の6つです。

以下で今回使う物を紹介します。

 

NASケース『Synology DS220J』

今回の主役であるNAS本体

  • Synologyはソフトに定評があり初心者でも設定がやりやすい
  • QNAPはハードに定評がある

というわけで今回はSynologyのDS220Jをチョイスしました。

 

Sataハードディスク『Seagate NAS用HDD Iron Wolf 6TB』2個

NASケースにはHDDが入っていないので別途用意する必要があります。

今回はSeagateのNAS用HDDが安かったのでこれを使ってみようと思います。

DS220Jは2ベイ仕様で、HDDが2個ささるモデルなので2個買ってみました。

 

LANケーブル(CAT5e以上)

DS220Jに1mのLANケーブル(CAT5e)は付属されていますが、設置場所によってはハブやルーターに届かない可能性があるので、1mで足りない場合は別途購入が必要。

 

NAS設定用パソコン

NASは同じネットワーク上にあるパソコンで設定を行なうので、パソコンが必要です。

とんでもないスペックはいらないので、いつも使ってるやつでOKです。

 

ハブかルーター

NASは設定用PCと同じネットワーク上に設置させる為、ハブかルーターにNASとPCを接続する必要があります。

シンプルにいきたいので今回はハブを使ってみます。

 

最後までやり切るという強い思い

何故ベストを尽くさないのか?

 

 

NAS導入までの流れ

導入は、大きく分けて『ハードウェア編』と、『ソフトウェア編』に分かれます。

 

ハードウェア編

  • 本体組立て
  • 配線

ソフトウェア編

  • OSインストール
  • ストレージプール・ボリューム作成
  • 共有フォルダ作成
  • 動作確認

 

結構シンプルじゃないですか?

ややこしそうに思うかもですが、上から順にやっていけば誰でも出来るはずなのでがんばっていきましょー。

今回は赤で色を付けた組立てからOSインストールまでやっていきます。

今回紹介する内容の作業時間は物が揃っていれば大体2時間くらいです。

 

ハードウェア編

NASケース『DS220J』の組み立て

開封

箱の中身はこんな感じ。

DS220J本体:今回の主役、プラ素材のケースに基盤が入ってる感じで、分厚いルーターみたいな印象

 

LANケーブル(CAT5e)1m:短かったので別途CAT6Aの5mを購入しました

 

電源類:アダプターとコンセントケーブル

 

ネジ3種類:ケース固定、2穴HDD用ブラケット固定用ネジ、HDD固定用ネジが予備含めて以下の数量入ってました

 

2穴HDD用ブラケット:固定ネジ穴が片側2個のHDDを固定する為のブラケット、1個入ってるだけなので片側2穴固定でもう片側は1穴固定になります

 

マニュアル:これが無ければ始まらないし終わらない、バイブル的な存在

 

希望:最後に残ったのは希望でした。

 

以下から箱の中身を組み立てていきます。

 

 

本体の蓋を開ける

本体はネジで固定されているわけでは無いので、

矢印の方向にグッと軽く力をこめるとスコッと開きます。

 

HDDを挿す

本体とHDDを合体させます。

挿せる方向にしか挿せないので、ファミコンカセットの要領でスコッと挿してください。

 

 

ネジで固定する

HDDが奥までしっかり挿さっているとネジ穴の位置が合うので、HDD固定用ネジを入れてプラスドライバーで固定します。

HDDを2個使うのでHDD2から挿していますが、HDDが1個の場合はHDD1に挿しておいた方がいいと思います。

 

 

蓋を閉めてネジで固定する

蓋を開ける時と逆の要領で蓋を閉め、

ケース固定用ネジで2か所締めます。

ケースがプラスチック製なので、あまり締め付けすぎると雌ネジがダメになっちゃいそうなので、クッと止まった位置でやめといた方が良さそうです。

 

完了

 

 

DS220Jの配線

NASを良い場所に置く

NASは常に起動しているので、

ほこりの溜まり易い床に近い場所は避け、

衝撃が加わりにくい安定した所を良しとし、

風通しの良い直射日光の当たらない場所に置くのがベストです。

 

LANケーブルをハブまたはルーターに挿す

設定用PCが接続されているハブまたはルーターにLANケーブルを挿し、LANケーブルのもう一方をNASと接続します。

 

電源を本体に挿す

ACアダプターと本体とコンセントケーブルを接続します。

 

コンセントに電源プラグを挿す

コンセントに電源プラグを挿します。

 

電源ボタンを押す
電源ボタンを押すと前面の電源ランプが高速で点滅します。

 

完了

 

ソフトウェア編

さて、ここからちょっとややこしくなってきますが、上から順にやっていきましょう。

 

OS(DSM:DiscStationManager)をインストール

ブラウザを立ち上げURLを入力

chrome等のブラウザから『https://finds.synology.com』にアクセス
本体の画像と共にサーバー名やIPアドレス等が書かれた画面が表示されると思います。
サーバー名:利用不可 とかなってても大丈夫です。

 

『ライセンス合意』画面
「次へ」をクリック

 

『Synologyのプライバシーに関する声明』画面
「続行」をクリック

 

『ようこそ!』画面

「設定」をクリック

 

『DiscStationManagerをインストール』画面

「今すぐインストール」をクリック

 

『ハードディスクの中身が全部消えるけどいいか?』画面

チェックを入れてOKをクリック

Windowsのインストール同様にOSをインストールするのでHDDの中身は全部消えるので注意。

新品のHDDを使う場合は気にしなくてOK。

 

DSMインストール画面

100%になるまで待ちます。

 

 

『Synology NASを再起動しています』画面

100%になったら画面が自動で遷移し10分のカウントダウンが始まりますが、
カウントが0:00になる前にまた画面が変わります。

 

『組込みパッケージを起動しています』画面

待ちます。

 

『DSM7.1へようこそ』画面

「起動」をクリック

 

『お使いのSynologyNASで開始してください』画面☆重要☆

俗にいう管理者アカウントの作成画面です。

  • デバイス名:自由(全角文字は使わず半角英数字にしておいた方が良い)
  • 管理者アカウント:自由(全角文字は使わず半角英数字にしておいた方が良い)
  • パスワード:推測されにくい大文字小文字混在の文字列を入力
  • パスワードの確認:パスワードをもう一度入力

入力が終わったらチェックを入れて「次へ」をクリック。

 

ここで指定したデバイス名、アカウント名、パスワードは後で使うので必ずメモっておく事。

 

 

『お使いのSynologyNAS用のアップデートオプションを選択してください』画面

  • 重要なDSMとパッケージの更新のみを自動的にインストールする(推奨)
    重要な物だけ自動でインストールする選択肢。
  • 自動的に最新のDSMとパッケージのアップデートをインストール
    最新のアップデートが来たら随時自動でインストールする選択肢。
  • DSMまたはパッケージのアップデートが利用可能になったら私に通知してもらえれば私は手動でインストールできます
    アップデートがリリースされたら通知だけ来る選択肢。

画面では一番上が推奨になってますが、マニュアルでは上から二番目を推奨しています。

この設定は後からでも変えられるので、私は上から二番目を選択。

手動でアップデートできる気がしない。

選択して「次へ」をクリック

 

『Synologyアカウントを作成して活用する』画面

Synologyのアカウントを作成する画面です。

先程作った管理者アカウントとは別物で、こちらはSynologyのサービスを利用する為のアカウントになります。

アカウントを作成する事で、外にいてもNASにアクセスする事が可能になったりします。

アカウントを持ってる方は今すぐサインインで、持ってない方は作成をクリック。

 

『SynologyAccount』画面が別ウィンドウで開く

メールアドレスを入力して「次へ」をクリック

メールボックスに認証コードが届く

届いた認証コードを入力して「次へ」をクリック

 

 

『アカウントを作成』画面☆重要☆

  • 名前:半角英数字
  • ユーザーのタイプ:個人用と商用があるので適した方を選ぶ
  • 位置:日本
  • パスワード:大文字小文字数字の内
  • Synologyから最新の製品情報を受け取る:必要ならチェックを入れる

入力を終えたら「次へ」をクリック。

 

Synologyのウェブサイトにログインする為に必要なので、名前とパスワードを必ずメモっておく

 

 

『規約とプライバシー』画面

目を通し2か所にチェックを入れ送信をクリック

 

 

『Congratulations』画面

「サインイン」をクリック

すると元のウィンドウが『読み込み中…』画面から『どこからでもSynologyNASにアクセス可能』画面に変わる

 

 

『中国で~~』画面が表示される

中国からアクセスする方はよく読んでください。

「OK」をクリック。

 

マニュアルでは「OKをクリックすると『QuickConnect ID』の設定画面に変わる」と書いてあるが変わらなかった。でも後で設定出来るのでOK。

 

 

『その他の便利なツールを探す』画面

  • 24時間モニタリング保護:NASが正常に動いているか常時監視するプログラム
  • DSM構成のバックアップ:新しいデバイスの設定が簡単になったり、元の設定を復元できるようにする機能

私は両方チェックを入れておきました。

「送信」をクリック

 

OSインストール完了

OSのインストールが完了しブラウザ上にデスクトップが表示される。

 

ブラウザ上にもう一個パソコンがあるみたいでちょっと感動しないですか?

取り急ぎNASの組立てからOSインストールまでは完了です。

ここから先はSynologyのOSであるDMS共通の設定になりますので次の記事にまとめていきます。

 

次の記事『DSMの設定から実際にファイルを保存するまで』はこちら

Synologyの『DSM』を設定しファイルを保存する NAS初心者でもいける
前回に引き続き SynologyのNAS導入方法を 紹介させていただきます。

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

あとちょっとで完成なのでがんばっていきましょう!

 

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