Synologyの『DSM』を設定しファイルを保存する NAS初心者でもいける

パソコン関連

前回に引き続き

SynologyのNAS導入方法を

紹介させていただきます。

 

 

皆様こんにちは、パソコンの質問を受けすぎてブログの更新が疎かになるという本末転倒者になりつつあるがちゃこです。

前回の記事ではSynologyのDS220JというNASの組立てからNAS用OSであるDSMのインストールまで紹介させていただきました。

 

今回の記事では、

『NASの設定をしてパソコンのファイルをNASに保存する』

を目的に、

ブラウザ上で操作できるNAS用OS『DSM』の設定手順から

実際にファイル保存する方法を書いていきます。

前回と合わせて読む事で、ようやくNASを拡張ストレージとして使う事が出来るようになります。

あと少しなので頑張っていきましょう。

 

前回記事『初心者でも出来るNAS DS220J導入編』はこちら

 

 

リアルタイムで記事を書きながら実際の画像を使って紹介しましたので、上から順にやっていけばできるはず!

 

では、

レディゴッ!

 

 

NASにPC内のファイルを保存する為にする事

今回はNAS内に共有フォルダを作成してパソコンのファイルを保存できるようにするまでやります。

パソコンのファイルをNASに保存する為の手順は、

  • NASを使う目的を明確にする
  • ストレージプールとボリューム作成
  • 共有フォルダ作成
  • 動作確認とファイルの保存

という流れになります。

聴き馴染みのない単語が出てきて戦慄している方もおらっしゃると思うので、誰でも出来るをモットーに画像多めで詳しく書いていきます。

 

 

NASの目的を明確にする

HDD1台でNASを運用する方は読み飛ばしちゃっていいですが、

HDD2台以上で運用する方にとっては設定する時に大事になります。

NASを購入したなら目的はあると思いますが、敢えて言う理由としては、

目的が明確でないとストレージプール・ボリュームを作成する際のRAID設定の時に迷ってしまうからです。

RAIDとは、2台以上のHDDをどういう構成で認識させるかという感じです。

 

例えば、処理を高速化させたい場合はRAID 0(ストライピング)という設定があります。

ストライピングは2台のHDDで読み書きの処理を分散させる事で動作が高速になるメリットがある一方で、片方のHDDが壊れるともう一台も使えなくなってしまうというデメリットがあります。(私は以前M.2SSDでRAID0を組んでみましたので、良かったら読んでみてください。)

 

 

また、データを長期に渡り保存したい場合は、RAID 1(ミラーリング)という設定があります。

ミラーリングは2台のHDDに同じデータを書き込む事で、常に同じ状態のHDDが2台あるので片方のHDDが壊れても、もう片方のHDDが生きていればデータを損失しないというメリットがある一方、6TBのHDDを2台(合計12TB)でも両方とも同じデータを書き込んでいるので使える容量は6TBと少なくなります。

 

RAIDの設定にはその他にも色々あるので、これは別記事に一覧を作成します。

で、

私の目的はデータの長期保存でも読み書きの高速化でも無く、動画編集やブログ作成の為にどのパソコンからでもアクセスできる保存領域が欲しいのと、単純な容量アップです。

というわけで今回はRAID0も1も使わず、とりあえず6TBのHDD1台をBasicで設定しています。

 

 

ストレージプール&ボリュームの作成

では実際に前回インストールしたSynologyのNAS OSであるDSMを操作していきます。

前回から引き続きの作業でブラウザにDSMが立ち上がっている方はそのまま作業していきます。

DSMを閉じた方は以下を参考にDSMを立ち上げて下さい。

NASのOS(DSM)を起動する方法
Windowsのエクスプローラー→ネットワーク内のその他のデバイスにあるNASデバイス名(DS220J)をダブルクリックするとブラウザでNASのOS(DSM)が立ち上がります。

その他のデバイス内にNAS(DS220J)が見当たらない場合は、
ブラウザから『https://finds.synology.com』にアクセスし、
『接続』をクリックするとDSMが起動しますのでお気に入りに登録しておくと何かと便利です。
合わせて覚えておきましょう。

 

では早速やっていきましょう。

 

 

『ストレージプールとボリュームの作成』ウィンドウ

DSMを立ち上げるとストレージプールとボリュームの作成ウィンドウが出ていると思いますので

「今すぐ作成」をクリック

 

☆ストレージとボリュームの作成ウィンドウが表示されない方☆


ストレージとボリュームの作成ウィンドウが表示されない方は、
DSM上の『メインメニュー→ストレージマネージャ→作成→ストレージプールの作成→次へ』の順で操作し、『ストレージプールのプロパティを構成画面』を表示させてください。
この場合は次の『ストレージプールとボリュームの作成を開始する』画面は表示されないので飛ばしてください。

 

 

 

『ストレージプールとボリュームの作成を開始する』画面

「起動」をクリック

 

 

『ストレージプールのプロパティを構成』画面

  • RAIDタイプ:HDDをどの様な構成で認識させるかの設定(今回はBASICを選択)
  • ストレージプールの説明:自分が解りやすい説明を入力

入力したら「次へ」をクリック

 

 

『ドライブの選択』画面にNASに取り付けたHDDの一覧が表示される

1ドライブを選択して~と書いてあるので、一覧から1つ選んでチェックを入れて「次へ」をクリック

 

 

『ドライブチェック』画面

HDD内の不良セクタの有無をチェックしてくれる機能。

新品のHDDでも不良セクタが存在する事がある為やっておいた方が良いです。

ドライブチェックを実行にチェックを入れ「次へ」をクリック。

 

 

『ボリューム容量の割り当て』画面

Windowsで1個のストレージ内にDドライブEドライブを作って分割するみたいな作業

特に分割する必要も無いので「最大」をクリックして「次へ」をクリック

補足:NASモデルによっては『ファイルシステムを選択』画面が表示され、Btrfsとext4という二つから選択できますが、今回使用しているDS220Jの場合はBtrfsに対応しておらず、強制的にext4になるようです。

 

 

『設定の確認』画面

これまで設定した内容に誤りが無ければ「適用」をクリック

 

赤丸に「!」の警告が出ますが、新品のHDDなので気にせず「OK」をクリック

『読み込み中…』と表示されNASからHDDがカリカリする懐かしい音が発せられ、1分ほどで画面が遷移します。

 

 

『ストレージマネージャ』画面

~~~12時間後~~~

ボリューム1に『ファイルシステムを最適化しています…〇.〇〇%』と表示され100%まで10分くらい待ちます。

その後『ドライブのチェック中…〇.〇〇%』と表示されディスクチェックが始まりますがめっちゃ時間かかります。

HDDのサイズによっては24時間くらいかかったりします。(6TBで12時間くらいでした。)

私のブログの別記事を読みながら気長に待ちましょう?えへへ

 

ボリューム1 正常になってればOKです。

 

これでストレージプールとボリュームの作成は完了です。

次に進む前にストレージマネージャのウィンドウを閉じておきましょう。

 

 

共有フォルダの作成

共有フォルダとは読んで字の如く、PCやスマホ等の別機器(デバイス)とファイルを共有する為のフォルダの事です。

NASは、外付けHDDの様に買ってきてケーブルを接続してフォルダを開いて感覚で使うわけでは無く、このフォルダ内にあるファイルは他からアクセスしていいですよーという設定をしなければならんのです。

要は、NASにファイルを保存する為にやらなあかん作業になります。

 

 

『FileStation』を開く

DMSのデスクトップにあるFileStationと書かれたアイコンをクリック

 

 

『利用可能な共有フォルダがありません。』と表示される

共有フォルダを作りたいのでOKをクリック

 

 

『基本情報をセットアップ』画面

共有フォルダの基本設定をする画面です。

各項目の説明は以下参照

  • 名前:フォルダ名の事(半角英数推奨 他のデバイスからNASにアクセスした時に表示される名前になります)
  • 説明:フォルダの説明(入力必須ではない)
  • 場所:どのボリュームにフォルダを作成するか選択(前項で作成したボリュームが複数ある場合は複数表示される)
  • マイネットワークで非表示にする:Windowsのマイネットワーク内に表示させないようにする設定
  • 無許可のユーザーにサブフォルダとファイルを見せない:よく分からん人に中身を見せなくする設定
  • ゴミ箱を有効にする(管理者のみ許可する):DSM上にゴミ箱を作成する設定、管理者のみ使えるようにする設定

入力を終えたら「次へ」をクリック。

 

 

『暗号化』画面

作成する共有フォルダを暗号化する場合は設定します。

個人用のNASなら必要性は低いです。

あとからでも設定は可能。

「次へ」をクリック

 

 

『設定の確認』画面

これまでの内容に間違いがないかを確認して「次へ」をクリック

 

 

『ユーザー許可を構成』画面

共有フォルダで誰がどこまでの操作が出来るか権限を設定する画面です。

別のユーザーを登録していない場合はそのまま「適用」で、あとから変更する事も可能です。

私以外使う人がいないのでこのままの状態で適用をクリックしました。

 

 

『コントロールパネル』画面

作成した共有フォルダが表示されていればOK。

 

ここまでお疲れさまでした。

あとは動作確認してファイル保存してみて今回は完了です。

 

動作確認

 

WindowsでNASの共有フォルダを表示

Windowsでエクスプローラーを開きネットワークをクリックすると、DSMの設定をする時につけたデバイス名が表示されていると思うので、パソコンっぽいアイコンの方をダブルクリックで開いてください。

 

アカウント情報を入力する画面が出るので、前回設定した『管理者アカウント』名と『パスワード』を入力してエンター。

 

アカウントとパスワードはSynologyのWebサイトのサインイン用と混同しがちですがそちらではなく、
前記事の『お使いのSynologyNASで開始してください』画面で設定した管理者アカウント名とパスワードを入力しましょう。

 

 

無事にNASの中に入れると、先ほど名付けたボリュームのフォルダが表示されると思います。

 

更にこのフォルダをダブルクリックして開くと、#recycleというゴミ箱だけ表示されていると思います。

 

試しにWindows上で新しいフォルダを作ってみます。

 

DSM上でFileStationを開いてボリューム内を確認します。

 

新しいフォルダが生成されている!

連動している!

私は感動している!

 

 

基本的な使い方:NASにファイルを保存する方法

では、NASに実際にファイルを保存してみます。

基本的な使い方としては、USB外付けHDDと同じでファイルをドラッグアンドドロップしたら使えます。

ただ、外付けHDDは接続するとWindowsの『PC』内に表示されますが、NASの場合はWindowsの『ネットワーク』内に表示されるので、その辺りのやり方を以下でやっていきます。

 

まず、Windowsでエクスプローラー→ネットワークからNASの共有フォルダを開きます。

 


ファイルを共有フォルダにドラッグアンドドロップ


NAS共有フォルダに入った事を確認

別の場所に適当に新規ファイルを作成(今回はテキストファイルを作成)し共有フォルダにドラッグアンドドロップします。

 

 

 

DSMを起動しFileStationをクリックすると、先ほど保存したテキストファイルが入っている事が確認できると思います。

 

もし表示されていない場合は更新してみると表示されるかと思います。

 

というわけで、NASに何かファイルを保存するという目的は果たす事が出来ましたでしょうか?

 

今後NASを利用して写真・動画・音楽のバックアップを保存しようと考えている方は、Movie・Picture・Photoというフォルダは作らないでおきましょう。

というのも、それらを保存するのに便利な無料のパッケージ(アプリみたいな物)がDSMにあり、それを使う際に同名のフォルダが作成されて競合してしまうからです。

というわけで次回からは、写真・動画・音楽を管理する為の下地を作って行きたいと思いますので良かったら読んでみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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