CORSAIRの統合ソフトウェア『iCUE』
それなに?から安定性から
インストール方法から簡単な使い方までを紹介
皆様こんにちは、物忘れの激しいがちゃこです。
2か月ほど前にコルセアのK100RGB AIR WIRELESSっていうキーボードを買ったんですよ。
タイプ感がめっちゃ気に入ってしまったので。
それに伴ってコルセアのマウスパッド買ったんですね。
ロゴが好きなので。
それに伴ってiCUEをインストールして使ってみたので、
iCUEというソフトの紹介がてら
思った事を備忘録も兼ねて独特な感じで
iCueとは何ぞや?からインストール方法や簡単な使い方についてズラッとまとめていきます。
内容はこちら
- iCUEとは?
- iCUEで出来る事・出来ない事
- iCUEの安定性・不具合は?
- iCUEのインストール方法
- iCUEの簡単な使い方
の5つについて独特な感じで紹介していきます。
では、
レディゴッ
目次
iCUEとは?
- コルセアが無償提供する統合ソフトウェア
- コルセア製のキーボードマウス等の周辺機器を使いこなす為のソフト
- PC機器ブランドならではの多機能
- うまい事やれば周辺機器を一括で制御モニタリングできる
- 対応製品持ってるなら入れときたいソフト
iCUEとは、PCパーツ・周辺機器ブランドであるコルセアが無償で提供する統合ソフトウェアの名称です。
以前はCORSAIR LINKとCUEという二つのソフトがありましたが、それらが統合されてiCUEとなりました。
このソフトウェアをパソコンにインストールする事で、コルセア製品をより使いこなすことが出来るようになります。
特筆する点は「統合」ソフトウェアという点です。
一般的にデバイス用ソフトウェアはキーボードマウスのみの制御が出来る物が多いですが、コルセアのiCUEはキーボードマウス以外にもファンや電源等も一括で制御・モニタリングできます。(対応機器に限り)
一括で制御できると何がいいかといえば、PC周りの環境に統一感が出せたり、インストールソフトウェアが1つで済む為管理しやすい事が挙げられます。特に光らせたい人にとっては一括でキレイなライティングに設定出来るので便利だろうなぁと思います。
早い話が、iCUEとはPCパーツブランドならではの便利な機能を持った統合ソフトウェアと言えるでしょう。
他のiCUE対応製品について気になる方は、対応製品がまとめてある公式サイトを確認してみると楽しいと思います。
iCUEで出来る事
- 周辺機器のライティングの設定
- 各機器に特化した設定UI画面
- シーンの選択でライティングを一括変更
- ファンの回転数設定
- ヘッドセット等のオーディオ設定
- キーボードのキー割り当てやマクロ設定
- マウスボタンの割り当てやマクロ設定
- ソフトに応じたプロファイル切替
- ゲームに応じてライティングを自動同期
- PCパーツの温度・負荷モニタリング
- 配信用設定(ELGATO STREAM DECK・VOICEMOD等と連携可能)
上にずらっと羅列しましたが、iCUEは多機能です。
他社製ソフトウェアと比較しても出来る事がトップクラスに多いです。
多機能を後押しする理由としては、コルセアがパートナー企業を多く持つ事も挙げられるでしょう。
例えば、ELGATO Stream Deck等と連携する事でやりようによっては照明も制御できますし、他社製のグラフィックボード・マザーボード・ノートPCと連携出来たりもします。(対応機器に限る)
要は、器用で痒いところに手が届くソフトウェアといった感じかと思います。
ここでは紹介しきれなかった機能もありますので、詳しくはこちらの公式サイトを確認してください。
やたら公式サイトに誘導しているように見えますが、公式サイトが詳しく書いているからであって、
公式サイトに飛んだからといって私には1円も入らないので安心してください。
案件待ってます☆
『無限のカスタマイズ性能』という一見ビッグマウスな事が書いてありますが、
他社製品と互換を持つことであながち間違いでは無い表現かなと思います。
iCUEで出来ない事
- より細かなハードウェア情報の表示
- ハードウェア使用状況のオーバーレイ表示
- オーバークロック設定
ご飯の準備とか筋トレの補助とか出来ない事を挙げるなら無限にあるわけですが、他社のキーボードマウス用ソフトで出来る事は大体できるので、ここではあったらいいのにな~と思う機能を二つ挙げさせてもらいました。
要は、MSI AfterburnerのGPUOC設定やRivaTunerのより細かなモニタリング情報やウィンドウ上に表示させる(オーバーレイ表示)のは出来ないです。
まぁソフトの方向性や開発製品のジャンルが違うのでOC設定は求めすぎだと思いますが、もうちょっと表示できるハードウェア項目(メモリ使用率とか)や、オーバーレイ表示が出来たらすっごいうれしいな~なんて思います。
iCUEの安定性や不具合は?
さて、
こういった企業が提供しているソフトウェア(特にキーボード&マウス)は不安定という印象を持つ人も少なくないと思いますが、実際はどうなの?というところを、
「私の場合はこうだった」
という報告の意味を込めて書いていきます。
まず前提として、
こういったソフトの安定性に関してはおま環(お前の環境だけで起こっているの意)も関係すると思います。
詳しくは別の記事に書きますが、今回の記事においての『おま環』とは、同様の機能を持つドライバを複数インストールすると、機能が競合してソフトが不具合を起こす事みたいな感じです。
私の環境(わた環)においての不具合としては、
- キーボードのライティング設定が最後までループせずに0.5秒で繰り返される現象
- ライティングプロファイルの保存が完了した事を報告し続ける現象
- 充電完了しましたのメッセージが延々とポップアップし続ける現象
がインストール直後に起こりました。
よくわかんなかったので天才的な頭脳でPCを再起動した所、不具合は解消されその後は快調に安定動作しております。
おそらく他のソフトを起動した状態でインストール&起動した事が原因かなと予測します。
ほかに考えられる不具合としてめっちゃ困るのが、
- 設定したプロファイルが全て消え去り一から設定しなおし
- マクロのループから抜け出せない
- メディアコントロールバーが反応しない
- ハードウェアがドライバを見失う
等が考えられますが、今のところ発生していません。
私の環境は、広く浅い多趣味(作曲、絵、ゲーム、配信、3D(Blender)、動画撮影・編集、PC系ブログ運営)が故にややこしくて、色んなブランドのドライバが山盛り入っています。
しかし、この環境でちゃんと動作するんであれば割と優秀なのでは?と思ったりしています。
以下で少し私の環境について紹介します。
『おま環』私のキーボードマウス類ドライバ関係の環境
現在私のPCには、
- CORSAIR iCUE
- Logicool G-hub
- Logicool FLOW
- ELECOM Trackball Keyboard Driver
- RAZER SYNAPSE
がインストールされています。
それ以外に、ペンタブレット、モニター、MIDIキーボード、オーディオインターフェース等々のドライバや入力機器に敏感に反応するDAWや各種ベンチソフトがインストールされている状態です。
ここ数年、ドライバ関係で困った事といえば、G-hubがアンインストール出来なかったくらい(セーフモードで解決済)で他に不具合という不具合は起こっていないので、他社含めて最近のソフトウェア開発は割と優秀なのでは?と思っております。まぁ昔は不具合まみれでしたけどね?
所感なんですが、ゲーミングデバイスのドライバが浸透し始めたのは割と最近なので、精練されてきた感無いです?
例えるなら、昔はCDドライブ動作中にトレイ開けたらブルーバックしたけど現代なら大丈夫みたいな感じじゃない?とか勝手に思ってます。
なので、個人的には
ちゃんと動いてるし良いんじゃない?
というのが素直な感想です。
しかしながら、ショップ店員さんの話を聞くと「物は良いんだけどもうちょっとソフト面が優秀だったらいいのにねぇ」とか、「AIO3強の一角を担う優秀なブランド」とか、「コルセアはいいぞぉ」とか、「箱が黄色い」とか、色々な意見を聞きますので、やはり賛否両論な所はあるようです。
なので、私の環境ではという話ですので、
使っている方で不具合に困ってる人がいたらごめんなさい。怒らないでほしいです。
iCUEのインストール方法
基本的には公式サイトからダウンロードしてインストールするだけなので難しい事は無いですが、ここではあえて画像大盛りで紹介していきます。
インストールに必要な物
・3~5GBくらいのストレージ空き容量
インストーラーの容量を見てびっくりしたんですが、インストーラーだけで1.17GB使います。
それをインストールすると1.37GBのフォルダが出来るので、余裕を見て3~5GBくらい空きがあった方が良いです。
他社製ソフトに比べても余裕でデカいです。
おそらく扱う機器や機能が多い事で、それに応じたUIを作らなければならなかったためにここまで巨大化したんだと思います。
しゃあなし。
・USBケーブル(ワイヤレス機器を使う場合)
ワイヤレス機器を使う場合はアップデートに有線接続が必要になりますので購入時に付属してきたUSBケーブル、または、互換のあるケーブルを準備しておきましょう。
最近流行りのマグネットタイプを使用する際は要注意
・「やり切る」という強い意志
何故ベストを尽くさないのか!?
ザックリインストール手順
- 公式サイトからインストーラーをダウンロード
- インストーラーを実行
- 画面の指示に従い進める
- 完了
iCUEの詳細なインストール手順~画像多めに紹介~
1.公式サイトからインストーラーをダウンロード
下のリンクから公式サイトに行き好きな所にダウンロードしましょう。
2.ダウンロードしたインストーラーを実行
公式サイトからダウンロードしたファイル『iCUESetup_〇〇_release.msi』を右クリック→インストール
3.インストール中の言語を選択して『次へ』をクリック
日本語でおk
4.インストール先とショートカットの有無を選択して『次へ』をクリック
私の場合はドライバソフトウェアはCドライブにインストールするようにしています。
別のストレージだとクローン作ったり色々する時めんどくさいし不具合起きそうなので。
ショートカットはお好みで。私はインストール先にアクセスしやすい様にショートカット作っちゃいますね。
だからデスクトップはいつも汚いです。
好きな言葉は機能美ですキリッ
5.使用データの共有についての選択をして『次へ』をクリック
この項目は、我々が使用したデータ情報をCORSAIRに提供するかどうかの選択肢になります。
取得した情報はこういう扱いをするから安心して同意してくれてもいいよっていう項目です。
上は同意して提供する、
下はインストール後にiCUEの設定から提供するかどうか決める
みたいな感じです。
ここに書いてあるオプトインとは、「許可する意思表示をする」みたいな意味合いです。
要は、下の項目は「あとでする」とか「いまはしない」という感じです。
私は下を選択しました。
日本語でおk
6.インストールが始まるので終わるまで待つ
インストール画面が表示されると共に、コルセア製品の動画リンクが表示されます。
さすが、余念がない。
こういうのはマジで大事だと思う。
むしろこういう自社スペースを使わないのはマーケティング的にもったいないので流石といったところ。
何ならマイク音質がやたら高いコルセアのヘッドセット欲しかったんだったって思い出したもんね。
効いてるもんね。私に。
7.100%まで行くとインストール完了 『iCUEを起動』をクリックして起動する
お疲れさまでした!
iCUEを起動をクリックするとiCUEが起動するのでiCUEを起動をクリックしてiCUEを起動してください。
人によっては接続してある機器次第でこのあともうひと手間あるのでそこまでやっちゃいましょう。
8.起動後の画面で『今すぐアップデート』をクリック
接続してある機器によって、iCUEのウィンドウの右上にアップデート云々が表示されているかと思いますので、
その場合はアップデートを適用してしまいましょう。
ワイヤレスキーボード等のワイヤレス製品を使っている場合は有線接続が必要になります。
アップデート中はケーブルを抜かない様に。
最近流行りのマグネット式のケーブルを使っている方は特に注意しましょう。
『更新中です』の文字が消えればアップデート完了です。
iCUEの基本的な使い方
iCUEはソフトの使い方に関してチュートリアルの様にポップアップが表示されるので、基本的な使い方は起動したら大体分かるようになっている親切設計です。
なので私の出来る事としては、ポップアップで余り言及されていなかった画面の各部の役割を紹介して終わります。
1.ホーム画面表示ボタン
周辺機器の設定をする時はこのボタンを押して④から機器をクリックして設定画面に移行して設定を行ないます。
2.プロファイル切替ボタン
使用するソフト毎にライティングやキー割り当て等、機器の設定を一括で変更できます。
RPGで言う装備の一括変更みたいな感じの機能です。
ソフトを自動で検出して自動で切り替わる設定も出来るようです。
3.ハードウェアのモニタリング表示スペース
温度や負荷等が表示出来ます。右上の『+』ボタンを押せば項目を増やす事も可能です。
4.接続機器表示スペース(iCUEのメイン機能)
現在接続されている周辺機器が表示されます。クリックして設定画面へ移行できます。
ライティングやマクロや割り当てなどもここから設定しますので、iCUEのメイン機能と言えるでしょう。
めっちゃ使います。
5.iCUE設定ボタン
iCUE自体の設定を行う為のボタンです。
ダッシュボードやセンサロギング等意外と使うのでここにあると覚えておきましょう。
6.ヘルプボタン
ヘルプと言っても純度100%の広告です。
後述するコルセアボタン(ソーシャルメディアボタン)の方を覚えておきましょう。
7.通知ボタン
通知があるとここが数字に変わります。
メールボックスみたいなものです。
充電完了の通知もここに表示されます。
8.ダッシュボード表示ボタン
より詳しいモニタリング画面を表示できます。
三点リーダーをクリックするとサイズが変えられます。
ウィンドウサイズの最小が結構大きいので常駐させるには邪魔かも。
9.コルセアのロゴボタン(ソーシャルメディアリンクボタン)
ここからサポートやQ&Aの画面に飛べます。
加えてコルセアの公式サイトや公式Twitterや公式各SNSに飛べます。
以上になります。
色々言いましたが、コルセア製品はビジュアルと使い勝手が良い物が多いので結構好きです。
簡易空冷のiCUEシリーズもケースも評価高いですからね。
あとロゴが好き。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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