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キーボードの選び方 購入前に確認するポイント 高速タイピングへの道

マウス&キーボード

キーボード選びを失敗しない為に

タイピングレベルNinjaの私が

購入前に必ず確認するポイント。

 

 

皆様こんにちは、日々PCや周辺機器の購入相談を受けるがちゃこです。

日常的に使うキーボードの様な入力デバイスはPC作業の満足度に大きく関わり、自在に使えれば超時短されます。

 

しかし、20年以上キーボードに触れてきた中で、

「このキーボードはマジであかん」となった事が何度かあり、

もっと調べてから買えばよかったと後悔したことがあります。

 

 

というわけで今回の記事では、

『私的キーボードの選び方 失敗しない為に押さえておきたいポイント』

と題しまして、

  • これだけは外せないポイント
  • 割と重要なポイント
  • 予算に余裕があれば見ておきたいポイント
  • 満足度の評価基準は1か月使って慣れるかどうか

の4つに分けて紹介します。

 

本質的な結論から言うと、

最低限満足出来るキーボードとは

  • 必要なキーがあって
  • サイズ感が自分に合っていて
  • 不具合が無い

というのが本質であって、

打鍵音でも軸でも高価格であればいいっていうわけでもないです。

メンブレンでもメカニカルでもパンタグラフでもなんでもいいですし本質はそこではないです。

 

打ちやすいキーボードは5000円以内で買えます。

正当な理由で高いやつは付加価値が充実しているんです。

 

では、

レディゴッ!

 

キーボードの選び方 見るべきポイント一覧

最近の当たりキーボードG913

これだけは外せないポイント

  • キー配列
  • 自分に合ったサイズ感
  • 不具合が少ない(寿命と動作の安定性)
  • 価格

 

割と重要なポイント

  • 有線or無線(接続方式)
  • 重量
  • 寸法
  • マクロ機能やショートカットキー

 

予算に余裕があれば見ておきたいポイント

  • キータイプ・スイッチ(軸)
  • 見た目
  • その他付加機能

 

『これだけは外せないポイント』は、キーボードで文字を打ち込む際に超影響するポイントです。

キーボードの満足度の7割はここで決まるので確実に見ます。

ここを満たせていないキーボードは即売ります。

 

『割と重要なポイント』は、キーボードの取り回しや設置に関するポイントです。

打ちやすいけど移動させるのだるいなーとか重いなーとか安定性悪いなーとかですね。

ここまで満たせていると満足度は10割です。

 

『予算に余裕があれば見ておきたいポイント』は、より高機能で付加的な価値が欲しい方向けです。

必須ではないけどあったらあったで嬉しいポイントといった感じ。

予算があればこの辺も考えていいかも的な。

 

では以下から具体的な内容を掘り下げていきます。

 

 


 

 

キー配列・必要なキー

  • 日本語配列or英語配列(JIS配列orUS配列)
  • 無変換キーの有無
  • Fキーの有無
  • テンキーの有無

 

日本語配列or英語配列

まず、キーボードにはキー配列というものがあり、

  • 日本語配列(JIS配列)
  • 英語配列(US配列)

があります。

私は必ず日本語配列を選びます

 

日本語配列がいい理由は、今後職場で配布されたパソコンを使う際はほとんど日本語配列だからです。

そして、日本語配列と英語配列はショートカット等の使い方が全然違います

全角/半角キーも無いのでかなと英数の切り替え方も全然違ったりします。

なので、最初に英語配列で覚えてしまうと会社で日本語配列のノートPCが配布された際に困った事になります。

 

もちろんUS配列の方がプログラミング時のコードが打ちやすいし、使いやすいし、コンパクトでカッコイイし、パソコンに詳しそうに見えるし、という方もいます。

ただ、そういった理由がない限り将来的に汎用性が高いのは日本語配列でしょう。

どっちも使えるに越した事はないですが。

 

簡単な確認方法は、

  • エンターキーが縦に大きいやつは日本語配列
  • エンターキーが横に長いやつは英語配列

です。

 

 

無変換キー

日本語配列のキーボードであっても、無変換キーが付いていないものは私は選びません。

無変換キーはマジで重要です。

スペースキーが長くて無変換キーが無い物は何を考えて設計したのか意味わからないというレベルで欲しいキーです。

理由は、カタカナに変換する時に無変換キーを押した方が楽だからです。

そしてカタカナ変換はめっちゃ使います。

 

ここまでの文章でも66個カタカナがあります。

めっちゃ使う無変換キーが無いキーボードは使いたくないです。

カタカナが蔓延している現代社会において私は楽をしたいのです。

 

もちろんF8やF7でもカタカナに出来ますが、文字を打つ際のホームポジションからF8は遠いので押すのがだるいのです。

ただMacの場合はCtrl+Kで変換でき、ホームポジション内で何とかなるのでヨシッといった感じ。

 

Fキー

Fキーが無くFn+数字で行う物もありますが、F1~F12キーが付いているキーボードを選びます

理由は、キーボード手前についているFnキーとキーボード最奥についているテンキーを同時押しするのがだるいからです。指が届かないです。

例えばF1を押す時を想像してほしいのですが、左下にFnキーが付いていたとして、Fnと1を同時押しする時にどういう手の形になりますか?

どうせ指が届かずホームポジションが崩れるなら同時押しより1つのキーで事足りた方が楽です。

 

テンキー

数字入力や四則演算のテンキーに関しては人によって分かれると思いますが、私は必ずテンキーがついた物を購入します

理由は、データ入力が楽なのと、数字の半角入力が楽なのと、電卓が使いやすいからです。

テンキーレスを使っていたこともありますが、USBの外づけテンキーを取り付けるくらいに重宝します。

もちろん1~0とShift+:とかに慣れてしまえばいい話なんですが、私は慣れませんでした。

なので人によるんですが、タイピングNinjaの私的重要ポイントとしてはテンキーは必須です。

 

 

自分に合ったサイズ感・しっくりくるかどうか

  • しっくりくるって何!?
  • キーボードの形状が手に合っているか
  • キーに指が届くか
  • 特に『ー』キーに違和感無く指が届くか

 

まず、どのキーボードが良いですか?って人に聞いた時に、「しっくりくるかどうか」って回答する人がいると思いますが、初心者にとっては「しっくりくるって何だよ!?」ってなると思うので、個人的な見解を述べます。

 

キーボードのキー間隔は物によって違います。

また、キーボード自体の形状も傾斜が付いていたり平だったりします。

飽くまで手を置いた時のサイズ「感」であり、寸法が短いから押しやすいというわけではないです。

 

要は、しっくりくるというのはホームポジションに手を置いた時に主要なキーに指が届く事だと思うんです。

キーの触り心地とか押した感じとかそういうのではないです。

 

中でも頻繁に使う『ー』キーに指が届くかを結構重視します。

指が届かないと文章を書く時にホームポジションが崩れて手首を動かさないといけなくなります。

なので、高いものを買う時ほど実機をさわって確認してみる事をおすすめします。

 

余談ですが、買った後に気づいた時の対処方法として、パームレストを使うと手首の位置が上がる事で奥まで指が届くようになります。

 

 

不具合が少ない(寿命と動作の安定性)

1500円くらいで10年以上不具合無く使えてるロジクールK200(有線)

 

  • 押した文字が入力される当然の事が出来るのが何より重要
  • 接続方式とドライバ(ソフト)で決まる
  • メーカー選びが大事

 

どれだけタイピングが速くなっても、キーボードの不具合にはかないません。

押した文字がちゃんと入力されて長持ちする事はめちゃくちゃ重要です。

私の様な文字書きにとって、キーボードの不具合は誤字脱字に直結します。

ゲームにおいても生存率に直結します。

不具合ダメ絶対。

 

キーボードの不具合に関しては、接続方式とソフトとメーカーで決まると言えるでしょう。

 

接続方式に関しては、昔は有線の方が不具合が無く無線接続だとキーが押されっぱなしになったりしましたが、最近の無線接続は優秀なので、有線無線はそこまで気にしなくて良いです。

 

ドライバに関しては、色々使って来ましたがシンプルなほど不具合が少ない印象があります。

ロジクールのG-HUBなんかは露骨に不評だったりしますが、タイピングに関しての不具合は起こった事が無いのでヨシとしています。

エレコムのキーボードドライバはとてもシンプルで不具合が起こった事が無いのでかなり信頼してます。

 

で、キーボードの寿命に関わるのがメーカーでしょう。

個人的な見解ですが、ロジクールはめちゃくちゃ長持ちします。

10年ほど前に購入したK200という格安キーボードがいまだに動きます。

 

半年くらい前に購入したG913(無線&有線 G-HUB)も元気です。

 

エレコム(有線 TrackballKeyboardDriver)に関しては購入して2年経ちますがこちらも健在で今後もお願いします。

 

中には1年以内に寿命を迎えた悲しい者たちもいました。

個体差もあると思いますが失敗したくない場合は無難なメーカーを選ぶのが良いでしょう。

 

価格

  • 価格と使いやすさは比例しない
  • 最初は上記3つを満たした安いやつ
  • 自分に合っているものがわかってから次に手を出すのが最良

 

キーボードは自分に合っているものを使うのが一番良いです。

なので、高くても手に合っていないと使いにくいなんて事になります。

高くて使いにくいものを選んだ時のショックは計り知れません。

個人的な意見としましては、最初は上記3つを満たした数千円くらいの安いやつを選んでみて、自分に合っているものがわかってから同じ系統で次を選んでいくのが最も金銭的な失敗が少ないです。

急がば回れです。

 

 


 

有線か無線か

  • 有線だと取り回しがしにくいが電池不要
  • 無線だと取り回しがしやすいが電池交換が面倒
  • 無線と有線で不具合の差はほぼ無い
  • なので無線は便利
  • 欲を言えば充電式の無線はめっちゃ便利

 

昔は動作安定性の面で有線派だった私ですが、

最近の無線接続は優秀で不具合がほとんどないので充電式無線派になりました

取り回しに関しても、MIDIキーボードを引っ張り出してキーボードを上に移動させたりするので無線の方が都合がいいのでやはり無線派です。

早い話が、有線のメリットである動作安定性について無線が追い付いたので敢えて優先を選ぶ必要が無くなった。

といった感じです。

ケーブルはめんどくさいです。

 

充電式というのもポイントで、ケーブル一本挿すだけで良いので電池を買いに行く手間も無くめちゃ便利です。

乾電池に比べてもちは悪いですが、電池を買いに行く手間を考えたらやはり充電無線は便利です。

 

重すぎない・軽すぎない

  • 重量はタイピング時の安定性と取り回しに影響
  • 軽すぎるとずれる
  • 重すぎると移動しにくい
  • 結局は好みだが500g以上はあった方がいい

 

キーボードの重量はタイピング時の安定性と移動のしやすさに影響します。

今メインで使っているG913は1025gですが、安定感は抜群で移動させる際ちょっと重いかなーという感じです。

頻繁に動かすわけでも無いので取り回しに関して不満はないですね。

逆に昔使った事のあるスリム型の310gの物や、折り畳み式の210gの物は、安定感という面で壊滅的でしたので使わなくなりました。持ち運ぶには便利なんですけどね。

デスクトップPCで据え置いて使う場合は1kg前後のもの、少なくとも500g以上あった方が安定感がありタイピングしやすいといった感想です。

軽ければいいってものじゃないです。

 

寸法

  • 置くスペースに置けるサイズ
  • 大きすぎると取り回しがめんどくさい
  • 移動させないなら特に気にしなくて良い

 

当然の事ですが、キーボードは机に置くので天板の面積を占有します。

設置してある周辺機器が多いほど天板は狭くなり、それだけキーボードを置くスペースを取られます。

また、学生さんや仕事で書き物をする場合に、キーボードが大きすぎるとどかす必要がありますし、どかした先の置くスペースも必要になります。

サイズは大事です。

 

マクロ・ショートカット・プロファイル切替機能

  • マクロ機能があると便利
  • ショートカット機能も便利
  • ゲームやクリエイティブ作業をする人にとっては威力は抜群

 

マクロやショートカット機能はあると便利です。

例えばゲームで建築ショートカットを割り当てたり、武器の持ち替えであったりが通常のキー配置では面倒な場合にショートカットを登録しておくとめちゃくちゃ便利ですし、作曲や絵を描く場合にソフトの操作をマクロに任せると超時短出来ます。

私は主にゲームと作曲用ソフトでプロファイルを切り替えてめっちゃ使ってます。

使う人にとってはめっちゃ便利な機能なので、可能であれば使える物を選ぶと良いでしょう。

ゲーミングキーボードやちょっと高めのキーボードのドライバをインストールすると使える物が多いですね。

 


 

軸(キースイッチ)・キータイプ

  • メンブレン・パンタグラフ・メカニカル・静電容量無接点は好み
  • メカニカルの軸は押し心地や打鍵音に関わるが好み
  • この辺は結局好み

 

キータイプには色々種類がありますが、ぶっちゃけ好みです。

メカニカルや静電無接点式の物は高いなりの打鍵感や打鍵音があります。

逆にパンタグラフやメンブレンといった安い物はそれなりです。

ただそこまでタイピング精度に影響するかと言われればそんな事ないです。

エレコムのメンブレンとロジクールの薄型メカニカルでタイピングテストしてみても結果は変わんないです。

 

エレコム:メンブレン

ロジクール:GL青軸

 

 

 

メカニカルキーボードに採用される「軸」に関しても同様で、好みです。

影響しないです。

 

結局手に合ってるかの方が大事です。

かっこいいのはわかるし私も好き。

 

 

見た目

  • インテリアの側面もある
  • 色を揃えるとシュッとする
  • 光ると暗い部屋で使えるけど寝るときまぶしい

 

キーボードはインテリアの側面もありますので、ポイントを抑えた上でかっこかわいいキーボードを選ぶとPC周りが一気にオシャレになります。

他のデバイスと色を合わせて統一感を出すのもいいですね。

光るやつに関しては、暗い部屋でタイピングする時に役立ちますが、寝室に置く場合は自動で消灯するやつを選ぶと良いでしょう。まぶしくて寝れないので。

 

 

その他付加機能

  • メディアコントロール
  • トラックボール付き
  • 音量調整
  • 輝度調整
  • LEDパターン調整
  • 時計表示
  • 液晶付き
  • 等々

 

あればあるだけ良いけど無くても大体なんとかなる。

そんな機能なので、外せないポイントを抑えた上で予算とお好みで選ぶと満足度が底上げされるかなって思います。

トラックボール付きキーボードはマジで便利。

 


 

使いやすさ・満足度の評価方法

 

満足度とか使い心地とかしっくりくるとか、厳密な定義が無い主観的なことに対して評価するのって難しいと思うんです。

しかし、購入する上での判断基準として結構重要視される所でもあります。

 

なので、私的な使いやすさとか満足度の指標を紹介させてもらうと、

結局1カ月使って慣れるかどうか

です。

もちろん多機能な物は使いこなすのに時間がかかるんで前後しますが、

キーボードのタイピングに関して言えば、1カ月使って慣れるかどうかを使いやすさが1つの基準になります。

 

 

キーボードに限らず他のデバイスでも使える評価なので、良かったら皆もこの指標を使ってみてくれよな!

 

以上、キーボードに求める事でした!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

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