CPUクーラーを取り付けると
一気にパソコンっぽくなるよ!
でもちょっとめんどくさいよ!
皆様こんにちは、
僕です。
今回のテーマはこちら、CPUクーラーをマザーボードに取り付けるです。
自作パソコンの作り方シリーズへはこちらからどうぞ。
CPUクーラーというのは、パソコンにとって無くてはならない必須パーツです。
といいますのも、CPUっていうのはすんごい熱くなるから冷やさないとヤバいのです。
なので選ぶ際に最も重要なのは冷却性能。
あと、CPUクーラーの見た目というのはパソコン内部の見た目を大きく左右させます。
水冷はシュッとしたイメージになりますし、空冷はTheパソコンといった感じになりますし、LEDが光るタイプの物ならケース内がきらびやかになりますし、とにかく、パソコン内部の見た目はCPUクーラーに結構左右されます。
取付手順的にはちょっとめんどくさいというか、箱にいっぱい入ってる部品の選定等で取り付けにくい部分もあるんですが、手順を守っておけばサクッと取り付けられますので、頑張っていきましょう!
では、レディゴッ!
目次
簡単にCPUクーラーについて紹介
CPUクーラーとは、CPUを冷やす専用のパーツです。
それほどまでに、CPUというのは熱くなります。
CPUクーラーの冷却性能が足りずCPUが超熱くなるとCPUの性能が自動で落ちるようになっていて、CPU本来の性能が出せませんので重要なパーツです。
CPUクーラーの種類には、大きく分けて水冷と空冷という2種類があります。
- 空冷は風で冷やす冷却方法で、水冷に比べて構造がシンプルなので安価で壊れにくいです。
- 水冷は水で冷やす冷却方法で、空冷に比べて冷却性能が高く見た目がかっこいいです。
今回は空冷のCPUクーラーで最もメジャーとも言える『虎徹MarkII』というクーラーを取り付けていきます。
CPUクーラーについての詳しい内容はこちらで紹介していますので、よかったらご覧になってください。
今回使用するパーツ
マザーボード:Z360PhantomGaming6
CPUクーラー:虎徹 Mark II
注意点:
CPUクーラー購入の際は、CPUのソケット形状に対応しているかどうかを確認してから購入しましょう。
最近のCPUクーラーは、色んなソケット形状と互換がありますが、一応確認してから購入しましょう。
取り付け手順
取り付け手順は少しばかりめんどくさいです。
- CPUクーラー取付用部品をマザーボードに取り付ける
- CPUにグリスを塗る
- CPUクーラーのフィルムを剥がす
- CPUクーラーをCPUの上にのせてネジで固定
- ファンを取り付ける
- 配線する
の6ステップで完成です!
では、詳しく見ていきましょう。
その1 取り付け位置の確認
画像の緑枠の位置に取り付けます。
注意したいのは、ファンの取り付け向きです。風が矢印の方向へ抜けるようにファンを取り付けないとエアフローがグチャグチャになっちゃいますので。
その2 開封
取り付ける前に、KOTETSU MARK IIの箱の中身を確認していきましょう。
大きく分けて、
- CPUクーラー本体であるヒートシンクとファン
- 取り付ける為の部品類
の2種類が入っています。
先述しましたように、最近のCPUクーラーは、色んなソケット形状と互換を持たせる為に、いっぱい穴が空いていたり、いっぱい部品が入ってます。
例えば下の画像、
CPUクーラー取付用のマウンティングプレートなんですが、INTEL用とAMD用の2種類が入っています。
では、今回取り付けるINTEL用のマウンティングプレートを詳しく見てみましょう。
一番外側には、3連の穴が空いていますが、取り付けるソケットによって使用する穴が違います。
今回使用する「core i9 9900k」のソケット形状は「LGA1151」なので、オレンジ色で示した「LGA115x」の穴を使用します。
その3 CPUクーラー取付用部品をマザーボードに取り付ける
付属のバックプレートをマザーボードの裏側から挿しこみます。
マザーボードの穴から、バックプレートのネジが前面に飛び出たと思います。
付属のスペーサーを、
飛び出たネジ4箇所に被せていきます。
INTEL用のマウンティングプレートを、
上に乗せます。
先述したLGA115xの穴に入ってるか確認してください。
付属のナットを、
飛び出たネジに取り付け、しっかりと締めてください。
これでCPUクーラーの取付準備は完了です!
その4 CPUにグリスを塗る
付属のグリスをCPUに塗ります。
CPUから大きくはみ出さない程度の量を均一に塗ってください。
重要:付属のグリスを1本丸まる使おうなんてことは、決して思わないで下さい。量過多です。
グリスの役割というのは、ヒートシンクとCPUを密着させ、グリスを通ってヒートシンクに熱を伝導させるためのものなので、無くてはならないものですが、量が多すぎても効果は落ちます。
あんまり塗りすぎるとCPUクーラーをのせたときにはみ出たりしますので、薄く均一にをモットーに頑張ってください。
読者様の手先の器用さが求められますよ!
その5 ヒートシンクのフィルムを剥がす
ヒートシンクの裏側(CPUと接する面)には、フィルムが付いていますので、必ず剥がしてください。
絶対に剥がし忘れないで下さい。絶対だぞ。いやフリとかじゃなくて。
さもないと、CPU冷えないんだから。
その6 ヒートシンクをのせてネジで固定
ヒートシンクをのせる時は、位置合ってるかな?大丈夫かな?とおっかなびっくりのせてください。
ヒートシンク取付用のネジ穴と、ヒートシンクのネジの位置が合致すると思いますので、位置が合ったら左右交互に均等に締め付けていってください。
ポイントは、片方のネジだけ先に締めすぎないという事です。
必ず交互に閉めていってください。
交互に締めるのは、CPUとヒートシンクを面で当てる為に必要な作業です。
取り付きました。
その7 ファンを取り付ける
付属の不思議な形状の針金をファンに取り付け、ヒートシンクの溝に引っ掛けて、グイッと固定します。
言葉では非常に説明しにくいので、拡大写真をいっぱい撮影しておきました。
こんな感じに、ファンに針金を取り付けます。
矢印で示した線の出ている方向を、マザーボード側になるように設置すると、配線が綺麗になります。
ヒートシンクのスリットに針金をはさみ込み固定します。
ヒートシンクの鉄板が多少曲がりますが、大丈夫です。
そうやって固定される仕様ですので安心してください。
反対側も固定して、ファンの取付完了です。
その8 配線する
マザーボードの上の方に、「CPU_FAN1」と書かれた4ピンがあると思います。
そこに、CPUクーラーのファンから出てるコネクタを挿して下さい。
その9 完成
お疲れ様でした!
取付完了です!
画像ばっかりですみませんでした!
あとがき
今回の記事では、CPUクーラーの取り付け方についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
思いの他めんどくさかったんじゃないでしょうか?
ここまで長くなるとは思ってなかった程度には私自身驚きを隠せません。
余談ですが、画像多めで記事を書いてみたんですが、画像の編集がとってもとっても楽(苦)しかったです。
私にもっと文章力があれば、画像なんて少しでいいんだろうなと思いながらも、画像が多くてわかりやすかったーなんて思っていただけたらとってもうれしいです。
以上です。
ご清聴ありがとうございました。
コメント
他のブログだと文字での説明が多く、わかりにくい箇所もあったのですが
この記事では画像が多くとても分かりやすかったです!
ガチャコさんの画像もあればな~なんて思ったりなんかして(なんちゃって♪)
麗しのドラマーさんコメントありがとうございます。
そう言っていただけるととても嬉しいです。
画像が多くなっちゃうのは、文章力が足りてないという意見もチラホラ聞きますが、画像でカバーできているようで安心しました。
貴重なご意見ありがとうございます!
今後もよろしくお願いします!