Macが欲しいけど
色々種類があって
どれを選べばいいかわかんないよ!
皆様こんにちは、マカーのがちゃこです。
Macっていいですよね。
オシャレでコンパクトで高性能で。
しかも高く売れるときたもんです。
しかし、いざマックを購入しようとした時に、
「ど れ を 選 べ ば い い の か わ か ら な い !」
となる方も多くいらっしゃると思います。
そこで今回の記事では、
『Macの全ラインナップの特徴とモデル別オススメ用途』
と題して、
- Macシリーズの全ラインナップ
- 各モデルの特徴
- 各モデルのオススメ用途
- 選び方のポイント
等を主観モリモリで紹介していきます。
記事内容の裏付けとして、自分の持てる知識に加えて、実際に販売店にインタビューしてみましたので、
信用してもらっていいと思います。
一見ややこしいMacのラインナップですが、順を追って見ていくとスッと理解できると思います。
この記事を読んで、煩雑なMacintosh選びをクリアし、あなたに一番合ったMacを見つけ出しましょう。
では、
レディゴッ!
目次
Macの種類は6つ
まず最初に、Macの種類をザッと見ていきましょう。
現在販売されているMacには
- MacBookAir:13.3インチノート
- MacBookPro13インチ:13.3インチノート
- MacBookPro16インチ:16インチノート
- Mac mini:小型デスクトップ
- MacPro:大型デスクトップ
- iMac:一体型
の6種類があります。
Mac miniとMacProはデスクトップPCになりますので別途モニターが必要になります。
モニターはApple純正のProDisplayXDRというお高いモニターがありますが、純正モニター以外のモニターでもHDMIだったりTypeCケーブルを変換してモニターに挿さりさえすれば使う事が出来ます。
MacBookProを13インチと16インチで分けた理由は、Appleが別モデルとして販売しており、中身も使われているチップ等のパーツが違うから分けられているんだと思います。
Macは各モデルにそれぞれ違った特徴がありますので、その辺りを以下で紹介していきます。
Macのノートパソコン
MacBookAir
- ネットブラウジング等の一般用途に最もオススメ
- 最も安価に購入できるMacノート
- エントリーモデルと言えどM1チップが優秀すぎて高性能
- 持ち運び性◎
- 動画編集も作曲もこなせる
- 冷却性能が少し劣る
- 価格は115,280円(税込み)から
13.3インチ画面を搭載したMacBookAirは、場所を選ばないオシャレなエントリーモデルのMacと言えます。
全Macノートのうち最も安価に購入できる為、エントリーモデルと紹介してはいますが、Appleが独自に開発したM1チップ(CPUみたいな物)が非常に優秀なので、ネットサーフィンはもちろんの事、マルチタスクやiMovieやガレージバンドでの動画編集や音楽制作も難なくこなす事が出来ます。
厚み1.61cm、重量1.29kgという取り回しやすさから、左手で持って右手で操作するなんて事も容易に出来ます。
後述するMacBookProよりカラーバリエーションが多く(金・銀・灰)、おしゃれに使う事が出来る為、持ち運ぶことをよく考えてある製品だといえます。
逆に弱点としては、MacBookAirはファンレス設計なので冷却性能に若干難があります。M1チップで発熱が抑えられているとはいえ、冷却ファンが無い状態で動画のエンコード等の重い作業を行なうと結構発熱しますので、冷却の為に性能を落とさざるを得ない状態に陥る事もあるでしょう。
ガチガチに動画編集などのクリエイティブ用途に利用する方は、後述するMacBookPro13インチ(M1搭載モデル)やiMacを検討しても良いと思います。
MacBookAirには、¥115,280~のモデルと、¥142,780~のモデルの2種類があります。
2モデルの違いは、
- 高い方が8コアGPU(グラフィック性能が1コア分優秀)
- 高い方がSSD512GB搭載(安い方は256GB)
といった感じです。
ストレージ(SSD)に関しては、オプション(256GB→512GBで+22,000円)で追加する事が出来ます。
GPUは後で追加する事が出来ないので、購入時に選ぶ必要があります。
クリエイティブ作業を考えている方は、GPU性能の高い方が快適に作業が出来ますが、性能の差は10%程度なので予算に余裕が無いならGPU1コアとSSD+256GBの為に27,500円出すより、22000円でメモリ16GBにした方が快適性は上がると思います。
動画編集の場合はSSD256GBでは足りないと思いますが、SSDは後で外付けで安く出来ますからね。
対してメモリは基盤にくっついちゃってるので増設交換が出来ません。購入時に16GBを選択する必要があります。
まとめると、
- 最も安いMacBook
- ネットブラウジングから軽いクリエイティブ作業までこなす
- 優れた持ち運び性を有し設置場所を選ばない
- M1チップ搭載で高性能なコンパクトノートPC
- 2種類あるけど高い方を選ぶよりメモリ16GBを優先した方がいいんじゃないかな
- 熱が気になる時はMacBookPro13インチを
といった感じです。
MacBookPro13インチ
- よりスムーズな動画編集をするならAirよりもオススメ
- 冷却性能◎
- MacBookAirとほぼ一緒
- Intel搭載モデルを選ぶメリットはあまり無い
- 価格は148,280円(税込み)から
MacBookPro13インチは、持ち運べるメインPCと呼ばれており、その名の通り高性能でコンパクトなMacです。
MacBookAirと同じようなサイズと重量の為、持ち運び性が高く場所を選びません。
また、MacBookAirと同じようにM1チップを搭載しており、快適な操作感を得られるでしょう。
これ等の特徴からMacBookAirと混同されがちな13インチモデルですが、
MacBookAirとの違いを挙げると、
- 冷却ファン内蔵
- モニターが良いやつ(輝度がちょっと高い)
- バッテリーが長持ち(2時間くらい長持ち)
- TouchBar、FaceIDがついてる
- 上位モデルはIntelCPUを選択可能
- M1チップ搭載モデルは全モデル8GPU
といった感じです。
これらの違いから、MacBookAirよりも持ち運び性や操作性が向上され、より快適にクリエイティブ作業が出来る汎用性の高いモデルと言えるでしょう。
TouchBarとFaceIDと8コアGPUと冷却性能に価値が見いだせるクリエイティブ用途の方はMacBookPro13インチが良い
といった感じです。
MacBookAir同様に、2020年モデルはメモリの交換ができませんので、選択するオプションはメモリ16GBを優先すると快適度が向上するでしょう。
さて、ここで非常に重要なポイント
さっきからM1すごいM1やばいって言ってるけど、上位モデルにあるIntel搭載モデルはどうなの?という話についてですが、M1チップが優秀過ぎてIntelモデルを選択する理由がほぼ無いというのは覚えておきたいポイントです。
元々MacBookProは、上位モデルになる程CPU性能が上がり快適になるのが定石でしたが、M1チップの性能がIntelCPUを凌駕してしまった為、エントリーモデルのM1チップ搭載MacBookProで充分というわけわかんない状態なのが今です。
エントリーモデルに搭載されているチップが一番性能高いっていう意味わかんない状態です。
更に、IntelCPUは消費電力が多い為バッテリーの持ちも悪いです。(M1の半分くらいしか持たない)
要は、高いお金を出して敢えてIntelを選択する理由がほぼ無いという事ですね。
Intel搭載Macを選択するメリットを挙げると、
- Windowsがインストールできる
- 対応ソフトが多い
- メモリを32GBまで搭載できる
の3つが挙げられるでしょう。
1つはWindowsがインストール出来る事でしょう。ただ、今後はM1チップ搭載MacでもWindowsがインストール出来る様になりそうなので、更に立つ瀬がなくなりそうではあります。
もう1つは、Intel用に作られたソフトウェアがM1搭載モデルでは不具合をきたす恐れがあるので、ソフトの互換を考えるとIntelを選ぶメリットはあるのかなと思います。ただ、Macに搭載されているiMovieやガレージバンド、それの上位に当たるFinalCutProやLogicProはM1チップに対応していますので、それらを使用する場合は特に心配せずにM1を選択して良いでしょう。動画編集ソフトで有名なPremireProやAfterEffectについては、現在はRosetta 2という翻訳機みたいなものを介して動作している為、M1チップ本来のパフォーマンスが出し切れていませんが、今後はRosetta 2を利用しないでも使用できるように各社鋭意対応中らしいです。
最後はメモリの最大搭載量についてですが、IntelCPUはメモリを32GBまで搭載できますが、M1チップは16GBまでしか搭載できません。ただ、ノートPCでメモリを32GB使う作業をする場合はそうそう無いと思うので、やっぱりM1チップ16GBでいいんじゃないかなって思います。
まとめると、
- MacBookPro13インチはM1モデルがいい
- 現在ソフトをもっておらず、これからクリエイティブになろうと考えている方はM1一択まである
- そんなに重い作業をしないならMacBookAirでも充分
といった感じです。
MacBookPro16インチ
- 現状あまりオススメではない
- Apple製チップ搭載モデルが出るまで待つ方がいいかも
- 価格は273,680円(税込み)から
MacBookPro16インチは、よりプロフェッショナルなクリエイティブ作業を快適に出来るように作られたモデルです。
CPUはIntelを搭載しており、専用GPUを搭載している為動画編集などのクリエイティブ用途に向いていると、昔は言われていました。
現行のMacBookPro16インチは、上位モデルでは第9世代IntelCPUとAMD RadeonのGPUを搭載していますが、悲しい事にM1チップが優秀過ぎて16インチ上位モデルと13インチエントリーモデルの性能が拮抗しているわけわかんない状況なのでMacBookPro16インチを選ぶ理由が微妙になってしまっています。
価格としても、16インチIntel上位モデルが約31万円、13インチM1モデルが約15万円となっており、同じくらいの性能のMacを倍の価格出して購入するかと言われれば、やっぱり現行のIntel搭載の16インチモデルを選ぶ理由が微妙です。
MacBookPro16インチの購入を考えているのであれば、2021年秋冬ごろに発表されるApple製チップ搭載の次期モデルまで待った方が良いように思います。
現状を知って尚、現行のMacBookPro16インチに興味がある方もいると思いますので、どんな特徴があってどういう方にオススメなのかを書いていきます。
MacBookPro16インチの特徴は、
- 16インチの画面で作業がしやすい
- メモリを64GBまで搭載できる
- SSDを8TBまで搭載できる
- CPUマルチ性能では最上位モデルのIntelCPUのが少し上
- 外部GPUのRadeonProシリーズ搭載
といった感じです。
クリエイティブ作業において作業領域は重要ですので、解像度で選ぶのもいいと思いますが、作業領域は外部モニターを接続したら事足りる問題ですので、やっぱり微妙かなって思います。
メモリ64GBが必要かと言われれば微妙ですが、32GBは必要になる場面がもしかしたらあるかもしれないので、この辺りは利点の一つかと思います。
SSD8TBは、32万円するので現実的では無いですが、上位モデルであれば1TBが標準で積んであります。ただ、SSDは安く外部増設が出来るのでSSDの増設は必須ではないかなと思います。
外部GPUについては、エフェクトを沢山使ったりした動画を作成する時に、安定感は増すと思います。ただ、M1チップに搭載されている内蔵GPUはかなり優秀なので、その安定感の為に13インチとの差額13万円を出すかと言われればどうかなぁという感想です。
まとめると
- 2021年に発売するであろうApple製チップ搭載モデルを待つ方が良い
- 解像度の問題はモニターを外付けして対応できるから16インチは微妙では?
- コスパは悪い
といった感じです。
Macのデスクトップパソコン
ここからはデスクトップモデルのMacになりますので別途モニターが必要になります。
Mac mini
- コスパ最強Mac
- M1チップ搭載(Intelモデルもある)
- 用途はMacBookPro13インチと同じ
- 別途モニターが必要
- 価格は80,080円(税込み)から
Mac miniは¥80,080~購入できますので、全Mac中最も安く手に入れられるMacで、更にM1チップを搭載している為性能も保障されており、早い話が非常にコスパの高いモデルになります。
また、本体が19.7×19.7×3.6cmとコンパクトな為、ミドルタワーやITXケースより小型です。
机上に置いても邪魔にならず、インテリアとしても一役買ってくれると思います。そう、私のように部屋がきれいならね。
モニターについてもHDMIとThunderboltを搭載しているので、ほとんどのモニターに対応できるでしょう。
最大6K出力が可能で純正モニターとの相性が非常に高く、ハイエンドモニターのポテンシャルを十分に引き出す事ができるでしょう。
Mac miniもMacBookPro同様にIntelモデルもありますが、搭載CPUはIntel i5なので、やはりIntelを選択する理由は無いかと思います。
オススメのオプションはメモリ16GBとSSD増設ですが、予算に余裕が無い場合は、他のMac同様にメモリを優先して、SSDは外付けで対応するのが良いでしょう。
というわけで、価格が¥80,080~とうたってはいますが、メモリ16GB増設代金¥22,000+モニター代が実際に必要な金額になるといった感じです。
選ぶオプションとモニター次第では、MacBookAirより安く手に入れられる高性能クリエイティブPCと言えるでしょう。
省スペースでスマートな作業スペースを確保したい方にオススメかなぁといった感じですが、個人的にはMacBookPro13インチ(M1)にモニターを接続してデュアルモニター環境で使った方が使いやすいかなーなんて思います。
クリエイティブ用途のデスクトップPCをコスパ重視で探している方にオススメです。
MacPro
- ガチのプロ用途Mac
- 一般用途にはオススメしない
- 価格は659,780円(税込み)から
MacProは一般ユーザーの方に最もオススメ出来ないモデルと言えるでしょう。
理由は、
- 価格が高い
- 高性能すぎる
- 使いこなせない
- 場所を取る
といった感じです。
例えるなら、公道をF1カーで走るようなものでしょうか。
多いのはわかるけど275万円の1.5TBメモリとか買う!?っていう話しですね。
速いのはわかるけど119万円のグラボ買う!?っていう話しですね。
エントリーモデルでも65万円からなので、やっぱすんごい高いんですよ。
裏を返せば、お金を持ってるプロフェッショナルには非常にオススメのモデルと言えるかと思います。
というか私自身MacProについてあまり知らなかったので、購入サポートセンターに電話して聞いたんですよ。
「MacProってなんなんすか?なんでサーバー用のCPU積んでるんですか?」って。
そしたらサポートのお姉さんも、
「MacProについては私もあまり詳しくないんですけど、とにかく重い作業のマルチタスクが得意な機体で、プロの現場で使われる事は多いですけど一般的な用途で使われる事はほとんどないですね。」
とおっしゃっていました。
要は、映画とか3DCGとかゲーム作成とかガチのレコーディングとか、そういった高品質な作品を求めるプロ用途を想定して作られているMacだという事らしいですね。
正直に話してくれるお姉さんに好感を持ったのでMacBookPro13インチを買おうと思ってます。
Macの一体型パソコン
最後はMacシリーズ唯一の一体型について紹介します。
iMac(2021年春にM1 iMacが発売されました)
Intel i9搭載27インチモデルはオススメただし高い(i9搭載すると31万円くらい)Apple製チップ搭載モデルを待つのもあり(M1 iMacが発売されました)- 省スペース高性能
パーツの増設可能- どっしり腰を据えて作業したい方向け
価格は132,880円(税込み)から(154,800円(税込み)から)
iMacは一般用途のクリエイティブPCとして非常にオススメなモデルです。
性能面では、21.5インチモデルに搭載されているIntel製CPUはM1チップ劣っていますが、27インチモデルのCore i9搭載モデルはM1チップより優秀で、更に外部GPUを搭載している為重い動画編集も難なくこなせるでしょう。
また、SSDとメモリの増設も可能な為、容量やスペックの不足を感じたら増設する事で対処可能です。
なので、どっしりと腰を据えて、広い解像度で作業したい方にオススメのモデルと言えます。
iMacは一体型なので設置が省スペースで済み、見た目もおしゃれでインテリアとしても優秀です。
更に、一体型が故に新しくモニターを買う必要が無く、iMacに使用されているモニターはApple純正の最大5Kの解像度を持つRetinaディスプレイが使用されている為、非常に綺麗で広い作業スペースを確保する事が出来ます。
購入のポイントとしては、用途に応じたCPUを選んで購入すると良いと思います。
さて、現状のiMacは結構高性能でオススメではあるんですが、実は2021年中にApple製チップを搭載したiMacが発表されるという噂もあります。
下位モデルでは24インチモニターでM1チップ搭載
上位モデルでは30インチモニターでM2チップ搭載
どちらのチップもおそらくM1チップより高性能なものになるので、iMacの購入を考えている方で急いでいないのであれば、次モデルを待った方が得策かと思います。
まとめ
- M1チップ搭載モデルは全部オススメ
- iMacは現状でも強いけど待つともっと良い気がする
- その他のIntel搭載モデルはあんまりオススメじゃない
- 今買うなら、『MacBookAir』『MacBookPro13』『MacMini』『iMac(i9)』の4択
- 用途に応じた良い買い物を!
以上になります。
この記事があなたのMac選びに一役買ってくれればと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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