デスクトップパソコンに
BluetoothとWi-Fiが欲しいんだが?
じゃあ増設するでしょ!
TP-Link Archer TX3000E取り付けちゃうでしょ!
皆様こんにちは、パソコン大好きガチャコさんです。
今のデスクトップパソコンにWi-Fiついてなくて、泣く泣く有線で繋いでるんや・・・
とか
Bluetoothがついてなくて、泣く泣く有線で繋いでるんや・・・
とか
諦めかけてるそこのあなた!
諦めるのはまだ早い!
実は、条件さえ満たしていればBluetoothとWi-Fiは後から増設出来ちゃうんですよ。
パソコンにBluetoothとWi-Fiがあるとどう便利なのか?とかBluetoothとWi-Fiの規格とかは別の記事を参照してもらうとして、
今回は、「デスクトップPCにBluetoothとWi-Fiを増設する方法~TP-Link Archer TX3000Eの取り付け方~」を紹介していきます。
これを読むと、BluetoothとWi-Fi使用できるようになり、めくるめく無線ライフが手に入り、生活が少しだけ便利になります。
ちなみにこの記事紹介するのは、PCIとUSBピンヘッダーを使うタイプのBluetoothとWi-Fiについて紹介していますので、M.2を使用するタイプの物は別の記事にします。
では、レディゴッ!
目次
デスクトップPCにBluetoothとWi-Fi「Archer TX3000E」を増設する方法
この記事では、
- BluetoothとWi-Fiを増設可能なパソコンの条件とは?
- BluetoothとWi-Fiを増設する方法~TP-Link Archer TX3000Eの取り付け方~
の2点について紹介していきます。
BluetoothとWi-Fiを増設可能なパソコンの条件とは?
今回の記事では、デスクトップパソコンにBluetoothとWi-Fiを増設する方法を紹介していくわけですが、
まず前提として、今使用しているパソコンがBluetoothとWi-Fiを増設可能かどうかを見ておかなければなりません。
というのも、どんなパソコンでも増設出来るわけでは無くて、ある条件を満たしたパソコンでなければ増設出来ないからです。
その条件とは、
- PCI Express x1 スロットが1つ以上空いている
- USB2.0ピンヘッダーが1つ以上空いている
この2条件を満たしている必要があります。
なんのこっちゃ?という方の為に、これだぜ!という画像を載せておきます。
画像のPCIExpress x1とUSB2.0ピンヘッダーが各一つずつ空いている必要があります。
PCIExpressは空いてるけど
USBピンヘッダーは全部なんか挿さってる!
っていうかホコリめちゃ汚ッ!!
という方もおらっしゃると思いますが、
空いてない方であっても焦らずあわてず、USBヘッダーも増設しちゃいましょう!
USBヘッダー増設方法はこちらの記事を参考にしてください。
というわけで、前提条件としてはPCIスロットとUSBヘッダーが1つずつ空いてればOKです。
それでは、次項からBluetoothとWi-Fiの増設方法に入っていきましょう。
BluetoothとWi-Fiを増設する方法~TP-Link Archer TX3000Eの取り付け方~
作業時間
20分(部屋の汚さによって前後するぞ!)
用意する物
後付けのBluetoothとWi-Fi(TP-Link Archer TX3000E)
今回はTP-Linkのワイヤレスアダプター「Archer TX3000E」を使用します。
これの詳しいレビューは別記事にするとして、主な特徴だけサッと紹介します。
これのいい所は、Wi-Fi6とBluetooth5.0に対応している事です。
要はすごいってことですね!
あと、購入してから気づきましたが、アンテナが直付けか別付けか選べる所もNiceでした。
パソコンへの接続は、Wi-FiはPCIExpress x1、BluetoothはUSB2.0ヘッダーを使います。
プラスドライバー(スロットカバー固定用)
狭い所のネジを回せるタイプの小型の物がベター
やりきるぞという強い気持ち
TP-Link Archer TX3000Eの取り付け手順
まずはいつもの如く、手順だけサクッと書いて、その後画像付きで詳細を見ていきます。
手順は
- パソコンの電源を落としてケーブル類を全部外してパソコンを作業性の良い所まで移動させる
- サイドパネルを外す
- 背面の拡張カード用スロットカバーを1つ外す
- 付属のケーブルの4ピンメスとArcher TX3000E本体の4ピンオスを接続する
- Archer TX3000E本体をPCIExpress x1スロットに挿し込みネジで固定する
- ケーブル逆側の9ピンメスとマザーボードのUSB2.0ピンヘッダー9ピンオスを接続する
- 背面にアンテナ土台を接続する
- アンテナ土台にアンテナを接続する
- サイドパネルと外したケーブル類を元に戻してパソコンの電源を入れる
- ドライバをインストールする
- 動作確認
の11ステップでややこしそうですが、意外とやる事は簡単です。
以下で画像多めで詳しく見ていきましょう。
step1.パソコンの電源を落としてケーブル類を全部外してパソコンを作業性の良い所まで移動させる
パソコンの電源を付けたまま作業してはダメですよ。
パソコン破損リスクが高まります。
あとケーブル類を外してパソコンを作業性の良い位置に移動させるのも大事です。
無理な姿勢で作業すると腰痛めますよ!
余談ですが、部屋が汚い人にとっては、このStep1が一番ハードでしょう。
わかりますよ。すっごくわかります。
がんばってください!
私の部屋?綺麗ですよw当たり前じゃないですかw
Step1をちゃんとやっておけば、作業完了後に少しだけ綺麗になった部屋を手に入れられる事でしょう。
step2.サイドパネルを外す
サイドパネルはネジで止まってるので、プラスドライバーでネジを外して、
グッとスライドさせれば、ズルッバコッと外れると思います。
サイドパネルにファンがついている場合は、サイドパネルとマザーボードがケーブルで繋がってるはずなので、慎重に外しましょう。
あまりグイっと引っ張るとファンのケーブルがちぎれちゃったりします注意です。
step3.背面の拡張カード用スロットカバーを1つ外す
パソコン背面の拡張カード用スロットを外していきます。
今回使用するケース「NZXT Switch」の場合の外し方は、ケース内側でネジ止めされているので、それをプラスドライバーで外していきます。
狭いのでネジ山をナメ無いように気を付けて!
取り外したネジは後で使いますので大切に保管しておいてください。
補足ですが、ケースが違うとスロットカバーの外し方も違う場合があります。
今回はケース内側でネジ止めでしたが、ピン止めタイプやワンタッチ式の物とかありますけど、たぶん感覚や直感で外し方がわかると思います。
スロットカバーを取り外すと、こんな感じでパソコン背面にポッカリと穴が空きます。
step4.Archer TX3000E本体の4ピンオスと付属のケーブルの4ピンメスを接続する
Archer TX3000E本体の4ピンオスと付属のケーブルの4ピンメスを接続しておきます。
先にケーブルを接続しておく理由は、後々の作業性を考慮しての事です。
というのも、本体を取り付ける位置がグラフィックボード真上のPCIスロットである為、めっちゃくちゃ狭くて、後でケーブルを挿そうと思っても結構しんどいんです。
下はグラボ、上はCPUファンのヒートシンク、かなり狭いです。
コネクタの向きは、挿さる方向にしか挿さらないので安心してください。
奥までしっかり挿し込みましょう。
浮いてると接触不良の為に後でやり直しになってしまいますので。
step5.Archer TX3000E本体をPCIExpress x1スロットに挿し込みネジで固定する
さて、ようやくワイヤレスアダプターArcher TX3000Eをパソコン本体に取り付けていきます。
この画像の「空いてる!」位置にワイヤレスアダプターを挿し込んでいきます。
向きはヒートシンクを下にしてスススッガチャコッと挿し込んでいきます。
これもちゃんと奥まで挿し込んでください。
浮いてると後で(ry
で、Archer TX3000Eの切り欠きとスロットカバーを取り外したところのネジ穴の位置を合わせて、先ほど外したネジで固定していきます。
そうすると、パソコン背面からアンテナが顔を出すと思いますぞ。
注意点としては、狭い所への取り付けになりますので、手を突っ込んで作業をすることになると思います。
CPUファンのヒートシンクとか、ケースの角とかで、手をケガしないように注意しよう!がちゃこさんとの約束だ!
step6.ケーブル逆側の9ピンメスとマザーボードのUSB2.0ピンヘッダー9ピンオスを接続する
次は配線をしていきます。
といってもコネクタをUSB2.0ピンヘッダーに挿すだけなので超簡単です。
先程Archer TX3000E本体に挿した4ピンメスコネクタのついてたケーブル(逆側が、USB2.0ピンヘッダー用の9ピンメスコネクタになっている)を、マザーボード上のUSBピンヘッダー9ピンオスと接続します。(長い)
step7.背面にアンテナ土台を接続する
アンテナを直接背面に取り付けるのもいいんですが、パソコンを部屋の角の机の下とかに設置する方は、アンテナ台を利用した方が無難です。
例えばこんな部屋ですね。
部屋の隅で、机の下で、見るからに電波が届きにくそうですよね?
綺麗な配線してるだろ・・・?俺の部屋なんだぜ・・・これ・・・
パソコン背面から顔を出したアンテナ接続端子?に、アンテナ台から伸びているケーブルを接続していきます。
スパナ等は使わず、手でクルクル回して取り付けましょう。
スパナを使ったら多分ネジ切れます。
左右はどちらでも構わないはずです。
step8.アンテナ土台にアンテナを接続する
で、アンテナ台にアンテナを接続していきます。
ケースすら誇りでむっちゃ汚ッ
アンテナについてるカバーは外しちゃいましょう。
これでパソコン本体へのArcher TX3000Eの取り付けは完了です。
アンテナの置き場についてですが、ルーターからアンテナまでに出来るだけ障害物の無い所に置くと良いでしょう。
step9.サイドパネルと外したケーブル類を元に戻してパソコンの電源を入れる
サイドパネルを元に戻し、取り外したケーブル類を再度接続し、パソコンを元の位置に戻し、空箱とかを片付け、ついでに掃除機をかけ、少しだけ部屋を綺麗にしたらパソコンの電源を入れましょう。
step10.ドライバをインストールする
step9まででハード面のインストールは完了したので、ここからはソフトのインストールをやっていきます。
まず、Archer TX3000E付属のドライバディスクをパソコンに入れてディスクを起動させます。
そうするとWi-FiのドライバとBluetoothのドライバのインストール画面が出てくるので、2つともインストールしましょう。
画面の指示に従ってクリックしていけばOKです。
途中「完全なインストール」を選択。
で、再起動してくださいと言われるので、再起動したらドライバのインストール完了です。
step11.動作確認
あと一息です。
Archer TX3000Eの動作確認をしていきます。
Bluetoothの動作確認
Bluetoothの動作確認として、試しにパソコンにiPhoneを認識させてみます。
パソコン側の操作
[スタート] ボタンを選択し、[設定] > [デバイス] > [Bluetooth とその他のデバイス] の順に選択し、[Bluetooth] をオンにしておきます。
で、Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する>Bluetooth の順にクリックして、パソコン側をペアリング待機状態にしておく。
iPhone側の操作
[設定]>[Bluetooth]>Bluetoothオン
ここまでやると、パソコン側にiPhoneの名前が出てくると思います。
パソコン側
iPhoneをクリック
iPhone側
自分のパソコンの名前をタップ
パソコン側
接続をクリック
iPhone側
ペアリングをタップ
で、デバイスの準備が整いました!のメッセージが出ればBluetoothの動作確認OKです。
Wi-Fiの動作確認
デスクトップのメニューバーのここ(ネットワーク)をクリック
Wi-Fiの文字と、無線LANの受信アイコンがあればOK
あとは実際に接続してみて、ちゃんと望む回線スピードが出てるかを確認してWiFiの動作確認完了です。
完成!
お疲れさまでした!
WiFIとBluetoothを手に入れた感想はいかがですか?
あと、少しだけ綺麗になった部屋はどうでしょうか!
というわけで、今回はこの辺りにしておきます。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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