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CrucialのM.2(NVMe)SSD P1とP2とP5とPLUSの違い

SSD&HDD

クルーシャルのM.2SSD買おう

あれ、P1とかP2って書いてある

それって何ですか?

 

皆様こんにちは、クルーシャル好きのがちゃこです。

クルーシャルのSSDは安くて長持ちです。

私も今のパソコンでP1を3枚+MX500を2枚、更には前のパソコンでもMX300を1枚使ってます。

MXは4年、P1は2年半経った今でも元気に動いています。

で、以前のクルーシャル製NVMeSSDはP1シリーズしかなかったんですが、

現在クルーシャルのNVMeSSDにはP1.P2.P5という3種類があります。

最近P5を買いましたが中々良い。

じゃあそれらの違いは何なんだ?と疑問に思った読者様に向けて、今回の記事では、

『Crucial製NVMeSSDのP1とP2とP5はここが違う』

と題しまして、3つのシリーズを比較していきます。

この記事を読んでSSD購入の足掛かりにしていただければと思います。

 

では、

レディゴッ!

 

4行で解説!NVMeSSDとは

超簡単に言うと、NVMeSSDはsataSSDよりも速いマザーボードに直接挿すタイプのSSDです。

sataSSDはsata接続という規格の性質上、速度上限が600MB/sまでですが、

NVMeSSDはPCIe接続という規格の性質上、速度上限が4000MB/sまで向上しています。

早い話、sataの限界を超えたのがNVMeと覚えておきましょう。

 

CrucialのSSDラインナップについて

現在販売されているCrucialの内蔵SSDには

  • P1 シリーズ(NVMe)
  • P2 シリーズ(NVMe)
  • P5 シリーズ(NVMe)
  • P5 PLUSシリーズ(NVMe)
  • MX500 シリーズ(Sata)
  • BX500 シリーズ(Sata)

の6種類があります。

その内、頭文字にPのつくシリーズがM.2(NVMe)SSDになります。

P1,P2,P5と数字が上がるにつれて性能が上がっていくのがクルーシャルNVMeSSDの特徴です。

今回の記事ではNVMeSSDであるPシリーズについて比較していきます。

 

P1,P2,P5シリーズ全体の特徴

 

クルーシャルのNVMeSSDも他のSSDの例に漏れず、熱によりサーマルスロットリングが発生し性能低下する事はありますが、通常用途でストレージにそこまで負荷をかけ高熱を発する事はそうそうないかと思います。もし頻繁に高負荷をかけた作業(ストレージマイニングやベンチマーク等)を行なう場合は、ヒートシンクを用意して冷却性能を上げた方がいいようにも思いますが、ゲームとか動画編集とか作曲とかみたいな通常使用には全く問題無いです。

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P5以外のNVMeSSDはQLC NANDの為、書き換え回数がTLCよりも少ないのでストレージを沢山使う方はP5を選択するか用途によって大きい容量を選ぶといいかも

私はP1シリーズを動画編集やスマホの写真バックアップで結構容量を使っていて、SSD内のデータ代謝が結構激しい方ですが、2年半経った現在も元気に動いています。

全体的な感想としては、クルーシャルのNVMeSSDはバランスを重視したSSDかなぁと思います。

 

さて、SSD容量によって速度が違いますので、ここからは各シリーズ1TBモデルの比較になります。

価格については時期により変動しますので、2021年のデータからザックリ算出しています。

 

P1シリーズ(1TB)の特徴

  • 参考価格:10000円~15000円
  • メモリ:3D QLC NAND
  • シーケンス:読み2000MB/s・書き1700MB/s
  • ランダム:読み170K IOPS・書き240K IOPS
  • 形状(インターフェイス):M.2 Type2280(PCIe NVMe Gen3)
  • 保証期間:5年間(180万時間)

 

P1はクルーシャルのエントリークラスNVMeSSDで、クルーシャルの公式サイトから姿を消した前モデルとなり、現在は後述するP2が後継機になっています。NVMeSSDとしては速度はそこまでですがsataSSDと比べると非常に速く、通常使用には十分です。速度が抑えられているが故に、他メーカーの高速NVMeSSDよりは発熱が少なく高寿命。ただ価格はここ数カ月で数千円値上がりしており、型落ち品の宿命と言えるでしょう。

P2という後継が出た今、P1を選択する意味はほとんど無いと思いますが今後の値下がり次第では有りかと思います。

 

P2シリーズ(1TB)の特徴

  • 参考価格:10000円~13000円
  • メモリ:3D QLC NAND
  • シーケンス:読み2400MB/s・書き1900MB/s
  • ランダム:読み270K IOPS・書き380K IOPS
  • 形状(インターフェイス):M.2 Type2280(PCIe NVMe Gen3)
  • 保証期間:5年間(180万時間)

 

P1シリーズの純粋な後継であるP2シリーズ。こちらは現行のエントリークラスと言えます。

P1と比較してシーケンス速度・ランダム速度ともに改善されており、価格はモデルチェンジにより品薄のP1より安かったりします。また、発熱についても他のNVMeに比べて低く、長く使えそうな印象。サムスンやADATAに比べると速度は劣るものの他社と比べても価格・容量・性能のバランスが優秀。

P1を選ぶなら同じ価格帯で速いこっちのがいいと言えるでしょう。

容量&コスト重視なら非常に優秀

 

P5シリーズ(1TB)の特徴

  • 参考価格:12000円~17000円
  • メモリ:3D TLC NAND
  • シーケンス:読み3400MB/s・書き3000MB/s
  • ランダム:読み430K IOPS・書き500K IOPS
  • 形状(インターフェイス):M.2 Type2280(PCIe NVMe Gen3)
  • 保証期間:5年間(180万時間)

 

クルーシャルNVMeSSDのハイエンドモデルであるP5シリーズは完全自社製SSD。P1・P2シリーズと比較しても群を抜いて速くクルーシャルPCIe3.0SSDの中で最も高い性能。ハイエンドという位置づけだけに価格も温度もそれなりに高いですが、セールを狙うとP2と同価格程度で購入が可能な驚異的な高コスパモデル。速度も速くPシリーズ唯一のTLC NANDメモリにより耐久性も高いです。

高速・高耐久・低価格のバランスの取れたハイエンドSSD

 

P5 PLUSシリーズ(1TB)の特徴

  • 参考価格:20000円~25000円
  • メモリ:3D TLC NAND
  • シーケンス:読み6600MB/s・書き5000MB/s
  • ランダム:読み67%増・書き40%増(P5との比較)
  • 形状(インターフェイス):M.2 Type2280(PCIe Gen4
  • 保証期間:5年間(180万時間)

 

クルーシャルのM.2SSDの中で唯一のPCIe4.0対応モデル。

PCIe4.0に対応する事で、P5と比較して倍近いシーケンシャル速度と約5割増しのランダム速度の超速SSD。長時間の連続書き込みでも速度が落ちにくく、安定したファイル操作が可能です。しかし、他メーカーのPCIe4.0対応SSDと同様に価格も倍近く上がっている。他メーカー比較としては速度〇、価格〇、転送安定性◎といった感じでP5同様バランスの取れたモデル。

マザーボード(チップセット)がPCIe4.0に対応しておりファイル操作の遅さが気になる人にオススメ。

連続使用時の速度低下が気にならないのは大きな強み

 

以上になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

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