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HDDとSSDの速度比較 実測で起動時間が8分の1になった話

PCカスタマイズ

起動時間は8分の1になるわ、

ブラウザの動きは速いわ、

MAP移動も速いわ、

なんかもう全部速いわ!

 

皆様こんにちは、パソコン大好きがちゃこさんです。

HDDとSSDって、どれくらい速度が違うの?という読者様ですか?

いやあちょうど良かった、今から実測値を元にSSDの速度について熱く語ろうと思ってたところなんですよ!

よかったら覗いてってくださいよぉゲッヘッヘ

 

というのも、先日SSDを購入しましてね。

こりゃあいい機会だという事でHDDとSSDの起動時間やベンチマークを比較計測したんですよ。

なので、具体的な生情報が詰まってますよ!この記事にはね!

というわけで今回は、「実測!HDDとSSDの速度比較!全てが速くなる!」をお送りします。

この記事を読むと、「うっそ!こんなに違うの!?」と驚愕することでしょう。

 

では、

レディゴッ!

 

HDDとSSDの速度比較 実測で起動時間が8分の1になった話

この記事では、

  • 速度比較環境
  • HDDとSSDのベンチマーク結果
  • 実際に起動時間を測定した結果
  • SSDで速くなる作業一覧
  • SSDは何故速いのか?

5点をテンポ良く紹介していきます。

 

速度比較環境

まずは、今回速度を比較した計測環境について紹介します。

使ったパソコンは5年位前に買ったMSIのゲーミングノートパソコン「GE60」です。

ゲーミングノートPC「GE60」のスペック

  • CPU:intel coer-i7 4800MQ
  • GPU:GTX 760M 2GB
  • メモリ:DDR3 16GB(8GBx2)
  • HDD:seagate 1TB HDD 5200rpm(4年間使用)

このノートパソコンのHDDを下のSSDに換装して速度を比較していきます。

  • 新SSD:CFD CSSD-S6B01TMG4VT

新しいSSDは古いHDDのクローンを作成して換装しましたので、起動時の条件は同じです。

なので、純粋に同条件下での比較データとしてみていただけると思います。

SSD HDDのクローン・コピーは同容量でも出来るのか? 出来ます!注意点有!
SSDのコピーを作成する場合は、 元のSSDより大きな物をご用意くださいって、 これほんまなん? 半分本当です!

 

HDDとSSDのベンチマーク結果 10倍以上の差

 

結果は、10倍以上の差が開きました

こりゃ起動が速いわけだよ!納得です。

使用したベンチマークソフトはCrystalDiskMark。

以下でスコアを見ていきましょう。

HDDのベンチマーク結果

SSDのベンチマーク結果

 

比較

まあ10倍以上差がありますよね。

読み込み速度は48MB/s→550MB/s

書き込み速度は45MB/s→525MB/sですものね。

4年という年月でHDDが痛み始めてたのもあると思いますが。

とにかくSSDが速いというのがわかります。

 

実際に起動速度を計測した結果

数字だけ見てもようわからん!と思いますので、実際に起動時間を計測してみました。

結論を言ってしまえば、8分の1くらいに短縮出来ました。

以下で詳細な比較をやっていきます。

ここでの起動時間は、Windowsのスタートアップ(パソコンを起動した時に立ち上がるソフト一式)が終わるまでの時間です。

私の場合は、Discord(ゲーミングスカイプみたいなソフト)が起動するのを1つの目安として計測しました。

デスクトップが表示されても、操作できなかったら意味が無いですからね。

HDDの起動時間

4分

SSDの起動時間(GIF動画)

30秒

 

比較

240秒かかっていた起動時間が30秒になりました。

起動時間は8分の1に削減です。

まぁ速い。

 

HDD→SSDで速くなる事一覧

 

  • パソコン起動速度
  • フォルダを開く速度
  • ファイルが表示される速度
  • ファイル移動速度
  • 各ソフトの起動速度
  • ゲームのMAP読み込み速度

読み込む、書き込むという名の付く全ての作業が8倍くらい速くなります

立ち上げ時間、表示時間、移動時間、全てです。

「もっさりパソコンの改善はまずHDDをSSDに換装する事から!」といわれる所以はここにあります。

原付と大型バイクくらいの差があります。

まぁ速い。

 

SSDは何故速いのか?

  • HDDとSSDでは構造が違うから
  • HDDはディスクの集合体
  • SSDはメモリの集合体

さて、ここまで「SSDに換装する事はこんなに速くて凄いんだぜ!」という事を羅列してきました。

では、何故SSDはこんなに速いと思いますか?

それは、SSDとHDDの構造の違いにあります。

HDDの構造は、ハードディスクという名の通り、ディスクが連なった構造をしています。

なので、ディスクを読み書きする為の磁気ヘッドが、そこまで行かなければならないのでデータへのアクセスが遅いのです。

一方SSDの構造は、NANDメモリというメモリの集合体です。

メモリなので磁気ヘッドで読み取る必要がなく、直接データにアクセス出来るので速いのです。

 

クレーンゲームをイメージしてもらうとわかりやすいと思うんですが、

HDDは通常のクレーンゲームで、人形の上までアームを動かして人形を掴みますよね。

SSDは各人形の下に穴が空いていて、欲しい人形のボタンを押すとその人形だけ落ちていく感じです。

余計わかりにくいですか?

謝りませんよ?

まあつまり、移動の手間があるのがHDDで、直接アクセス出来るのがSSDという感じだと思ってもらえればOKです。

HDDとSSDの詳しい違いについてはこちらの記事にもまとめてありますので、良かったら読んでみてください。

https://subcash.info/what-hdd-ssd/

 

バランスが取れたオススメ2.5インチSSD 2つ

現在SSDは多種多様な種類があって、実際に選ぶ段階になると結構迷います。

選ぶポイントとしては、

  • 信頼性
  • 価格
  • 速度
  • 保証

のバランスを見て選ぶと良いです。

具体的に話すと長くなるので別記事にしますが、ここでは「2.5インチSSDと言えばこれだよね」っていうのを2つ紹介します。

ちなみに今回検証に使ったのが2.5インチはsataSSDというんですが、これ以外にもM.2(NVMe)というSSDもあります。

これはsataSSDより更に速いSSDで、起動もファイル移動もsataより速いと思ってもらえればOKです。

今回検証に使ったのが2.5インチSSDなので、紹介するのも2.5インチSSDにとどめておきます。長くなりすぎるので。

 

WD Blueシリーズ

  • 信頼性◎
  • 価格◎
  • 速度◎
  • 保証◎

 

Crucial MX500シリーズ

  • 信頼性◎
  • 価格◎
  • 速度◎
  • 保証◎

 

2.5インチSSDだと上の二つがコスパが高くお勧めです。

老舗メーカーな上に動作も安定しており、保証も5年と長い為、sataSSDを選ぶ場合はどちらかになるかと思います。

耐久性についても、CrucialのMX500の前身であるMX300の275GBモデルを5年以上使ってますが、いまだに元気に動いているのでかなり強いです。

今回検証に使ったCFDのSSDや、以前はコスパ最強だったSamsungのSSDは価格が高騰しており、以前に比べてオススメ度が下がりますし、sataSSDの速度は接続の規格上、速度差が軽微(20MB/sくらいの差しかない)になりますので、価格と信頼性が重要になります。また、Crucialのより安いBXシリーズというのもあるんですが、こちらは保証も3年と短く、性能面も信頼性でも微妙かなと「個人的に」思うので入れてません。

 

私の選び方としては、性能差は僅差なので上で紹介した2つの中でその時に安い方を選びます。

SSDの価格って変動しますからね。

SSDの価格は変動する。買い時を見極めよう。
SSDの価格は 変動しますが、 最近は基本的には下がり続けています!

貼ってあるリンクは1TBの商品ページなので、購入する場合は用途によって容量を選択してください。

 

 

以上になります。

SSDの速さが伝わっていただけたでしょうか?

この記事の目的は、SSDはこんなに速いんだぜ!という事を伝えたかったんです。

HDD→SSDの換装は何度かやっていますが、今回のようにノートパソコンをSSD化する事はとてもメリットが多く素晴らしいですよ。

衝撃等のリスクが多いノートパソコンに、衝撃に弱いHDDを搭載するのはあまりオススメ出来ないですからね。

SSDは衝撃にも強い子!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

この記事で、データ紛失を未然に防げたという読者様が増える事を願っております。

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