クレジットカードって何?
何でお金持ってないのに買い物できるの?
クレジットカードってなんなの!?
皆様こんにちは、がちゃこです。
先日の事です。
来年大学に行く娘がクレジットカードを欲しがっているのだが、クレジットカードってどういうものなんだね?
と、上司から相談を受けました。
その場では、「クレジットカードっすか?お金を持ってなくても買い物が出来るカードです。ただし月末にまとめて請求されます!」
と、角が立たないように最大限気を使って説明しました。
とてもわかりやすく素晴らしい説明だったとは思うのですが、少々説明が足らない所があったと思うので、次会った時にちゃんと補足出来るようにしたいと思いました。
というわけで今回は「上司にクレジットカードについて聞かれた時にちゃんと答えられるようにする為のクレジットカードについての説明」をまとめていきます。
今回の記事は、上司に説明するように最大限わかりやすく最大限気を使って最大限角が立たない説明を心がけます。
ちなみにこの記事を読むと、クレジットカードのシステムや種類や使い方についてザックリ知る事が出来ますよ。
では、レディゴッ!
目次
クレジットカードって何?
この記事では
- クレジットカードとは
- クレジットカードのシステム
- クレジットカード会社が潰れない理由
- クレジットカードの注意点
- クレジットカードのメリット
- クレジットカードの使い方
- クレジットカードの種類
の7点について紹介していきます。
クレジットカードとは
クレジットカードとは、お金を持っていなくても買い物が出来るカードの事です。
ただし、月末にクレジットカードで支払った分をまとめて請求されます。
クレジットとは、「信用」や「後払い」という意味がありますので、カード会社は私を信用して後払いに協力してくれているという事です。
ただ、ラテン語で「貸付」という意味もあります。
なので、クレジットカードは短期の借金と思っていただいて結構です。
クレジットカードのシステム
では、何故クレジットカードはお金が無くても買い物が出来るのでしょうか?
それは、クレジットカード会社が一時的にお金を貸してくれているからです。
A君「ツクモ電気に来た。1万5000円のSSDをクレジットカードで買おう。」
ツクモ電気「まいどあり!クレジットカード会社さん、A君が1万5000円のSSDをクレジット払いで買いましたよ。お金下さい。」
クレジットカード会社「私がお金を払いましょう。A君がツクモ電気で1万5000円のSSDを買った事を記録しました。」
A君「amazonで1万5000円のメモリをクレジット払いで買おう。」
amazon「まいどあり!クレジットカード会社サン、A君が1万5000円のメモリをクレジット払いで買いましたよ。」
クレジットカード会社「私がお金を払いましょう。A君がamazonで1万5000円のメモリを買った事を記録しました。」
~次月末~
クレジットカード会社「A君、あなたがクレジットカードで使った3万円は立て替えておきましたので、まとめて私に払ってください。」
A君「わかりました、クレジットカード会社サンに3万円を払います。」
これがクレジットカードのシステムです。
つまり、クレジットカードとは、自分が支払うべきお金をクレジットカード会社に立て替えてもらうカードです。
立て替えてもらったお金は、次の月末にクレジットカード会社にまとめて支払う事でチャラになります。
クレジットカード会社から借金をして、月末に返済する。というシステムです。
決して魔法のカードではないですよ。
クレジットカード会社が潰れない理由
会社というのは、利益が出なければ潰れてしまいます。
それはクレジットカード会社でも同じです。
現存するクレジットカード会社は、利益を出しているから潰れません。
しかし、3万円立て替えて、月末に3万円返済してもらうのではプラマイ0ですよね?
「お金を貸して、返してもらう。」のどこに利益が発生するのでしょうか?
答えは、手数料と利息です。(それ以外にもいっぱい収入元はあると思いますが)
クレジットカード会社の利益は主に手数料と利息から発生しています。
まず手数料とは、分割払いを選択した場合に発生します。
クレジットカードは、一括払い以外に、分割払いを選択する事ができます。
分割払いとは、3万円の返済を3回や24回に分けて支払う事です。
3万円の3回払いは、3ヶ月間1万円ずつ返済するというイメージですが、そこに分割手数料というものがかかってきます。
例えば、3万円の物をクレジットカード1回払いで支払うと、次の月末に3万円返済すればOKです。
しかし、3回払いを選択した場合は、3ヶ月間10201円ずつ返済しなければならず、合計返済金額は30603円となります。
この余計に支払う603円が分割手数料と呼ばれるもので、クレジットカード会社の利益となります。
次に、利息とは、キャッシング(クレジットカード会社から現金を借りる)する時にかかってきます。
現金を借りているので、ガチ借金とも言えます。
A君が3万円貸してくださいと言えば、カード会社は3万円貸します。
A君がカード会社に返済する金額は3万円ではなく、30473円になったりします。
この余計に返済する473円が利息と呼ばれるもので、クレジットカード会社の利益となります。
クレジットカードの注意点
クレジットカードは、使い方を間違えなければとても便利なカードですが、便利ゆえにこれだけは気をつけなければいけない!というのがあります。
それは、
- 魔法のカードではないと認識する
- 支払えない程の買い物をしない
- 分割する時も借りる時も、常に合計返済額を頭に入れておく
- カード会社は慈善事業ではないと認識する
- 絶対になくしてはならない
この5点です。
お金を肩代わりしてもらっているだけですので、魔法のカードではありません。
クレジットカードを持って、初めて使った時に無敵感を感じるかもしれませんが、それは勘違いです。
クレジットカードのメリットは、小銭が出ない、財布がかさばらない、付加価値で得が出来る、であって、いくらでも買い物が出来る、ではありません。
なので、支払えないほどの買い物をして、月末の支払いの時に「お金が無い、ヤバイ・・・」となるのは使い方が間違っています。
加えて、手数料や利息がかかる使い方をする場合には、分割やキャッシングをする前に合計返済額を考えてからおこなってください。
カード会社は慈善事業ではなく、利益を出す為に存在すると認識しましょう。
あと、絶対になくさないようにしましょう。
なくしたら、即カード会社に電話して止めてください。
つまり、ご利用は計画的に!という事ですね。
クレジットカードのメリット
- 財布がかさばらない
- ポイントが溜まる
- キャンペーンで得をする
- 空港のラウンジが利用できたり、コンシェルジュがついたりする
- ステータスになる
クレジットカードのメリットとしては、上記の5つが挙げられます。
クレジットカードで支払うと、小銭が発生しませんので、財布がパンパンに膨れ上がるという事が無くなります。
奮発して買った財布の型崩れの原因は、財布の中身にありますので、いつまでも綺麗に保つ事が出来ます。
そして、クレジットカードは、利用金額の何%かがポイントとして返ってきます。
このポイントは、買い物に使えたり、次の支払いに使えたりと、何かと便利です。
一括払いしかしない方にとっては、毎回の買い物が何%か割引している感じになるので、素晴らしいメリットとなります。
また、クレジットカード会社はポイント優遇キャンペーン等を定期的に開催していますので、これを利用する事で毎回の買い物が更に割引になる事もあります。
カード会社にもよりますが、空港のラウンジを無料で利用する事が出来たり、コンシェルジュがついたりするカードも存在します。
こういう高い付加価値のあるカードを持っている事が、その人のステータスになったりもするので、クレジットカードのメリットというのは結構凄いんです。
クレジットカードの使い方
使い方は簡単です。
店頭の場合は、レジでクレジットカードを出して、「クレジットカードで」と言えば決済してくれます。
ネットの場合は、クレジットカード情報を入力する欄が出てくるので、そこにお持ちのカード情報を入力すればOKです。
クレジットカードの種類
長くなるのでザックリと説明します。
クレジットカードには、カード発行会社、カード名、カードブランド、カードステータスというのがあります。
カード発行会社の種類は
- 楽天
- JACCS
- ORICO
- 三井住友
等です。
クレジットカードを発行している会社の事を指します。
カード名とは
- 楽天カード(楽天)
- リーダーズカード(JACCS)
- ORICO CARD THE POINT(ORICO)
- 三井住友カード
- スターウッド プリファード ゲストアメリカンエキスプレス・カード
等です。
クレジットカードの名前の事です。
めっちゃめちゃ沢山があります。
国際ブランドの種類は、
- VISA
- MasterCard
- AMEX
- Diners Club
等です。
国際ブランドとは、利用範囲が広い(世界で使える)クレジットカードの規格の事です。
カード発行会社は、利用者を増やす為に世界で使えるカードとなりたいのです。
そこで国際ブランドと提携し世界で使えるカードとなる事で利用者を増やします。
日本語がおかしいですが、そういうことです。
カードステータスの種類は、
- 無色(クラシック)カード
- ゴールドカード
- プラチナカード
- ブラックカード
です。
下に行くほどステータスは高くなり、基本的には利用上限額、年会費、付加価値も高くなります。
会話の中で自分の使ってるクレジットカードを説明する時は、「楽天ゴールドカードのVISA」とか「オリコカードザポイントのマスターカード」とか言うとわかってくれると思います。
「フェンダーストラトキャスターのエレキギター」みたいな感じです。
以上になります。
これを説明すれば上司も納得してくれると思います。
長すぎてもうええわって言われると思います。
確か気は短かったように思います。
おこられないように頑張ります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
コメント
現金はおろしたり、数えたりして手数料やいろいろ手間かかるので、
ポイントがつくクレジットカードがいいですね。
基本、リボや3回以上の分割は手数料かかるのでNGです。
カード会社は利息もですが、1回払でも手数料入るので潰れず安泰です。
1回払でも短期的な借金なので、最近はプリペイド式のカード使っていますが(^^)
クレカ使うたびに無から借金でお金(数字)が生み出せるという現在の金融システム(SWIFT)に嫌気はしますが(-_-;)
CBDC(中央銀行デジタル通貨)の検討もされているので、
現金を使う機会は減っていくのはまちがいなさそうです。
まさかこのブログに1記事しかないクレジットカードについての記事も見てくれてるとはw
Denebさんありがとうございます!
クレジットカードはどれだけポイントが溜まるかで選ぶのがいいですよね。
例えば年会費が5000円かかるとしてポイント還元で元が取れるなら年会費かけた方が良いですし、
逆に元が取れそうにないなら年会費無料のカードでポイントを貯めていくのがいいです。
早い話が、お金の使い方に合わせて賢く選んで利用するのが良いと思います。
クレジットカードもそうですが、キャッシュレスになる事で引き出し手数料も浮きますし、
正しく利用すれば確実に節約につながるのがポイントです。
プリペイド式のカードはリスクが無くていいですね~
逆に正しく利用しないとダメージを受ける諸刃の剣でもあります。
なんでも大本は儲かるように出来てるんですよね・・・
売る側としたら、クレジット決済導入しても決済手数料でなんぼか持って行かれるにもかかわらずお値段据え置きですからね。
カーッ世知辛い!
Denebさんの知識量の多さがすごい。