37万のカメラを
25万で買ったら
45万使ってた
何を言ってるか分かんねぇと思うから説明だけさせて欲しい。
記事の中でEOS KissMとZV-E10との比較や、スマホ画質とミラーレス画質の比較などに触れているので、興味のある方は参考にしてもらえればと思います。
では、
カメラにまつわる自分との戦いシリーズ
レディゴッ!
目次
- 1 2023年 お金の使い方がおかしいがちゃこ
- 2 7年前に1台目のミラーレスカメラを購入したがちゃこ
- 3 2023年に2台目のミラーレスカメラを購入したがちゃこ
- 4 2024年にフルサイズミラーレス一眼を検討するがちゃこ
- 5 SONYに決めるがちゃこ
- 6 SONYのα7Ciiとα7ivのどっちか迷うがちゃこ
- 7 最終的にお得感でα7ivに決めるがちゃこ
- 8 α7ivが12万円安くなる事を知ったがちゃこの行動
- 9 レンズが無い事に気づくがちゃこ
- 10 レンズを物色するがちゃこ
- 11 ヨドバシカメラで現実を知るがちゃこ
- 12 別のレンズを買うがちゃこ
- 13 爆買いするがちゃこ
- 14 我に返って出費を計算するがちゃこ
- 15 【朗報】カメラ、届く
- 16 画質を見比べるがちゃこ
- 17 α7ivで撮影して感想を述べるがちゃこ
- 18 綺麗にまとめたいがちゃこ
2023年 お金の使い方がおかしいがちゃこ
話は2023年に遡る。
ええ、そうですね。
お金の使い方がおかしいと思います。
え?
もちろん気づいてますよ笑
だって給料残ってないですもん笑
でも売る側にも責任ありますよね笑
はい笑 私の感想です笑
というのも、
13世代のIntelCPUはコンプしかけ、
マザーボードは4枚。
ケースは4個。
CPUクーラーは水冷空冷合わせて7個。
メモリは12枚ほどだ。
もちろんメモリは12枚もささらない。
ヘッドホンは6個、イヤホンは5個。
もちろん耳は2個しかない。
それ以外にも、
ケースファンやキーボードやマウスや測定器やマイクや、
音源やキャプチャーボードや工具や車等々、
挙げればキリがないがまだまだある。
もちろん予算に限度はある。
限度が無いのは人間の欲だけだ。
ほんとに人間ってやつは。
何から何まで自分でも引くくらい買っていた。
気づいてはいた。
しかし無くならない購買意欲。
クソ…!一体誰に課せられた試練なんだ!?
もちろん自業自得だ。
重要なのは、
これらの購入したアイテムのレビュー記事を
ほとんど書いていない事が問題なのだ。
クソ…!一体誰がさぼってるんだ!?
もちろん私だ。
なんかお金の使い方がおかしい。
気づいてはいた。
しかし、
とどまる事は無く。
先にオチを言ってしまえば今回の記事で45万円程使う事になる。
7年前に1台目のミラーレスカメラを購入したがちゃこ
さて、
そろそろカメラの話をしよう。
私はCanonのEOS KISS Mというミラーレス一眼を持っている。
もちろんレビュー記事は書いていない。
詳しい話は省くが、確か7年ほど前に半ば脅されて購入したのを覚えている。
脅された理由は置いておいて、
お値段約9万円。
EOS KissMで撮影した写真がこちらだ。
写っているのは4万円のキーボード「Corsair K100Air」だ。
もちろんレビュー記事は書いていない。
輪郭もはっきりとし、細かい部分までよく見えると思う。
写真性能は高く、すこぶる綺麗だった。
写真性能は。
そんなEOSでブログ記事の為に商品レビュー動画の撮影をしたりもしたが私には動画用途では向いていなかった。
向いてなかった理由としては、
私に知識が無く画質の調整が難しかったのもあり、
動画にすると色味が頑なに赤くなってしまった。
何故かぼやけてしまう。
なによりオートフォーカスが遅く見せたいものを見せにくかった。
(オートフォーカス(AFと略されます)=ピントを自動で合わせてピンボケを防止してくれる機能 ピントを合わせる速度が速いとめっちゃ嬉しい 動画用途で特に重要)
加えてPCとの接続性やファイル転送系機能もどうにも合わなかった。
撮影した動画の一部をスクリーンショットして画像化したのがこちらだ。
全体が赤みがかってひどくぼやけている。
型が古いから仕方ないとはいえ、
細かい部分がつぶれているのがわかってもらえると思う。
動画用途、特に動画の画像化用途ではどうにも使いにくかった。
ブログ記事というのはパソコンで執筆するモノだ。
パソコンへのファイル転送がしにくいというのはかなり厳しい。
撮る、抜く、挿す、フォルダを開く、ドラッグアンドドロップする。
なにせ手間がすごいのだ。
もし動画を切り抜いて画像化出来たらめちゃ楽なのである。
このカメラじゃ動画が画像化できず記事が書けない。
↓
このカメラじゃ記事が書けない。
↓
これじゃ記事が書けない。
↓
これはまずい。
この考え方がそもそもまずい。
ぶっちゃけiPhoneで写真を撮ってKeepメモで転送したら見た目の良い写真はなんぼでも送れる。
記事を書かない一因がカメラにあるという浅はかな考え方が気に食わない。
というのは置いといてこれはまずいと思った。
なにはともあれ、
取り急ぎ動画用途においては改善が必要という事にしたのだ。
2023年に2台目のミラーレスカメラを購入したがちゃこ
2023年の4月に購入した物の中に、
「ZV-E10L」というミラーレス一眼カメラがある。
(レンズが付属するキットは末尾にLがつく。)
このカメラはSONYの手頃な価格で手軽に動画が撮れちゃうVlog用ミラーレス一眼カメラだ。
このカメラは私の用途にミラクルフィットしているので今後も愛用していくつもりだ。
もちろんレビュー記事は書いていない。
購入した理由は、
- AF速度がめちゃ速い
- 画質設定のサンプルが豊富
- HDMI出力でYoutubeでの生配信の高画質化
- 商品レビュー動画の撮影
- 高画質動画を切り取り画像化
- ブログ記事も捗る
- レンズがついててお得
- お値段9万円
といった感じだ。
要は、
EOSのデメリットを克服し簡単に綺麗な画質でストレス無く動画が撮りたいと思い購入した。
いわばパソコンに繋げられる高画質なWebカメラ的な使い方がしたかったのだ。
購入時のお値段9万円程。(今は8万円位)
効果は抜群で、
配信ではロジクールのWebカメラと比較しても差は歴然、
EOSと比較しても使い勝手が段違いであった。
カメラとキャプチャーボードをHDMIケーブルで接続しOBSを介して使う事で画質が超アガった。
撮影データを直接パソコンに保存できる気楽さ。
また設定に関してもネット上に情報が多く転がっており、
非常に使いやすいカメラであった。
「さすがVlogカメラだけある!すっごい!オートフォーカスはっやい!」
と感動したものだ。
上の画像はキャプチャーボードでPCに直接録画した動画からスクリーンショットで切り抜いた画像だ。
どうだろうか?
写真には劣るものの、それなりに細部まで綺麗に撮れているように見える。
見えなくていいのにホコリや液タブに貼った保護フィルムの気泡まで見える。
ZV-E10を選択したのは勝ちと言える。
ZV-E10をYoutubeに導入した事で、
莫大な登録者数を抱える私にとって絶大な効果を及ぼした。
導入前のチャンネル登録者数は31人だったが、
導入後のチャンネル登録者数も31人だった。
ただ私の満足感が上がった。
こういうのって数じゃないから。
こうして私はZV-E10という高級Webカメラと満足感と
執筆における快適性を手に入れたわけだ。
さて、
配信、動画撮影、執筆においてはZV-E10で充分に満足したが、
話はここで終わらない。
やめとけばいいのに
(あ、カメラ欲しい…)
とか思っちゃうやつがいるらしい。
2024年にフルサイズミラーレス一眼を検討するがちゃこ
2024年に入り、
「去年はお金を使い過ぎた。」
「今年は物を減らす年にしよう。」
「とにかく買ったものの記事を書こう。」
と強い意志を胸に、
2月に20万円のRTX4080Superを順調に購入した私への信頼は厚い。
もちろんレビュー記事は書いていない。
さておき、
まずは↓の2枚の画像をじっくりと丁寧に見比べて欲しい。
クリックで拡大します
片方がiPhone14Proで、
片方がミラーレス一眼ZV-E10である。
どっちがどっちで撮影したか、
おわかりいただけるだろうか?
もう一度ご覧頂こう…
おかわりいただけるだろうか?
正解は、
上がZV-E10
下がiPhone
である。
分かった人すごい!
私の数少ない選ばれし視聴者様は、
「わっかんない!けど言われてみれば一眼の方が発色がいいかも。」
と素晴らしい洞察力を見せた。
それもそのはず、
一眼の方は編集で明るさを少し上げている。
マジですごい洞察力だと思った。
しかし加工した本人である私の目では、
客観的に見てもわからなかった。
むしろスマホの写真のがクールでかっこいい感じさえする。
一旦落ち着いて冷静になって欲しい。
一旦iPhoneの写真のようにクールになって欲しい。
iPhoneは電話もネットもゲームも写真も動画も編集も出来て15万円、
ZV-E10は写真と動画とHDMI接続で9万円。
いくらAFやHDMI出力が優秀と言えど、
写真はどっちも変わらないように見える。
なんかおかしくないか?
カメラは絵を撮る機械なのに、
特化したのにこんなに違いが無いのはおかしくないか?
しかし、
世の中にはカメラファンが数多くいる。
私の母もその内の一人で、
バズーカーの様なレンズとニコン?のカメラを抱え青緑色の鳥の撮影をしている。
理解に苦しむ。
絶対に何か違いがあるはずだ。
高いカメラを使って写真を撮るという優越感のみではないはずだ。
カメラファンを惹き付ける何かがあるはずだ。
理解するには同じ目線に立たなければ理解できない。
これは、
もっといいカメラを使わないとわからない!
あと俯瞰撮影で設置したZV-E10を
外に持ち出す為に外すのが単純にだるい。
そうだ、
もう一台カメラ買おう。
フルサイズのミラーレス一眼カメラを買おう。
やめとけばいいのに。
彼はそう思ってしまったようですね。
一体どうなっちゃうのぉ?
SONYに決めるがちゃこ
2024年も3月に入り、
「私とミラーレス一眼カメラ決定戦」は激化の一途を辿っていた。
某ポッターみたいなタイトルになってしまった。
もう少し寄せるなら、
「がちゃことミラーレスの選び」
とでもいおうか。
我ながらセンスが輝いている。
激闘の末に候補に残ったのが
- SONY α7Cii
- SONY α7iv
という2機種である。
おいおいSONYの回し者か?
と思われるかもしれないが、
ヨドバシカメラやソニーストアやYoutubeを周回し、
実物に触れ店員さんに話を聞き座学を終えた上で、
他メーカーの一眼と比較してもSONYのAF速度は優秀であったのだ。
EOSの動画撮影でAFに対してストレスを感じた私にとってAFは重要な要素であった。
手振れ補正は他メーカーのが優秀であったが、
検証後は室内での使用メインで「高画質商品撮影機」になる予定なので手振れはそこまで重視していなかった。
画質については皆いう事が違うのでよくわからなかった。
ただ、
「カメラよりもレンズに金をかけろ」
という情報は多かった。
この情報が後に私を暴走させる事になる。
SONYのα7Ciiとα7ivのどっちか迷うがちゃこ
一旦α7Ciiとα7ivの違いについて私目線で超ザックリとまとめておこう。
私が2機種の違いとして特に大きいと思った要素のみを比較した表だ。
SONY α7Cii | SONY α7iv | |
オートフォーカス性能(AF) | AIオートフォーカス | 普通のオートフォーカス |
動画撮影時の熱暴走 | 熱に弱い | α7Ciiよりはマシ |
価格(SONYストア価格) | 295,900円 | 372,900円 |
実売価格(2024年価格コム) | 243,980円 | 289,646円 |
発売日 | 2023/10/13 | 2021/12/17 |
その他の違いとしては、
- 重量
- ファインダー(覗き穴)の位置
- カスタムボタンの数
- カードスロットの数
等の違いはあれど解像度や搭載チップなどの性能的には大体同じだ。
記事が増長してしまい申し訳ない気持ちで一杯だが、
α7ivを選んだ理由になる部分になるので迷ったいきさつを少しだけ語らせてほしい。
仕事してるんだぞというところを見せておきたい。
まずAF性能はα7Ciiのが優秀。
見せたい箇所にすぐピントを合わせてくれるZV-E10
α7Ciiに搭載されているAIAFというAIの力を借りたAFがかなり優秀との事だ。
ヨドバシの店員さんもカメラ識者もすごいと褒めていたので多分そうなんだろう。
しかし、いくらAIAF性能が重要といっても私の用途ではZV-E10等のSONY通常のAF性能で満足している部分がある。
なのでα7ivでいいかなと思った。
次に熱問題。熱耐性はα7ivのが優秀。
ここが決め手の一つになった。
ミラーレス一眼で長時間動画を撮影する際、カメラが熱によって停止してしまう事があるらしい。
ZV-E10ではそんな事なかったのだがハイスペックになる程熱を発するというのは理解できる。
イメージ的にはi5とi9では性能と発熱量が違うみたいな感じだろう。
Youtubeのレビュー動画を見る限りでは、α7Ciiの方が熱に弱いらしい。
私の用途的に、PC組立て動画等の長時間録画や、生配信を2カメ体制で行う事を想定すると熱問題はかなりまずい。
熱問題を回避する方法もあるみたいだが、SONYの見解としては熱問題は仕様の一部らしい。
なので、熱問題に関してもα7ivでいいかなと思った。
価格については非常に迷った。
- 定価で約30万円のα7Cii
- 定価で約37万円のα7iv
これだけ見れば7万円安いα7Ciiの圧勝なので熱問題とかどうでもよく飛びつきそうになったが、
冷静に30万や37万はやり過ぎだと思った。
水冷のRTX4090が買える価格だ。
最終的にお得感でα7ivに決めるがちゃこ
一旦落ち着いこう。
カメラに30万~37万出せるか?
もっと安くならないか?
自問自答を繰り返し、
天才的な頭脳を回転させる。
価格コムで実売価格を確認すると
- α7Cii:定価30万→実売約25万円 5万円引き
- α7iv:定価37万→実売約29万円 8万円引き
ん…?
更に、
「α7ivはSONY公式キャンペーンで更に3万円安くなります。」
えぇ…?
更に、
「3月16日からPayPay祭りでポイント還元最大25%です!」
えぇぇ!?
「α7ivの中古価格は25万円です!」
ふぇぇ中古の価格で新品買えちゃうよお!!
ダメ押しで、
25万でカメラを買った場合のランニングコストも確認してみる。
過去機種も含めて発売日と現在の中古価格も見ていこう。
- α7Ciiの発売日:2023年8月30日
- α7ivの発売日:2021年12月2日
- α7iiiの発売日:2018年2月27日
ふむ…
- 約半年前発売のα7Ciiは定価30万→中古24万 定価との差6万
- 約2年前発売のα7ivは定価37万→中古25万 定価との差12万
- 約6年前発売のα7iiiは定価28万→中古13万円 定価との差15万
気づいたであろうか?
α7iv安くなりすぎだし、
大袈裟に言えば新型が出ても6年経っても半額で売れる。
カメラは売れる。
がちゃこ覚えた。
もしかしてα7ivも4年後に19万で売れるのでは?
と淡い期待を抱かずにはいられない。
SONYの売り方がうますぎる。
乗ってやるよ…
その戦略にな!!
という事で、
AF性能とか熱暴走とかゴチャゴチャ言ったものの、
α7ivのお得感にやられ、
α7ivに決定。
購入日、いわばXデーは、
実売価格29万円を更に下げられそうな、
PayPay祭りが開催される3月16日だ。
頼むぜ25%還元!
決まってしまえばα7ivの良い点が更に良く見えてくる。
α7ivのが操作しやすいし、
α7ivのがカードスロット多いし、
α7ivのAF性能で問題無いし、
α7ivのがトータルでプラスだし!
いけないクセが出てきた。
『トータルでプラス』
この言葉はいけない。
効く。
α7ivが12万円安くなる事を知ったがちゃこの行動
2024年3月16日
今日はカメラ購入予定日である。
AM0時を越えると同時に早速ヤフーショッピングを開いた。
α7iv カメラの大林
305000円
-5000円クーポンで300000円
まだだ、まだいけるぞ
全額PayPay決済でポイント還元24132円
=275,868円
25%還元にしては渋い結果であるが、
還元率はショップ依存な上に項目ごとに上限が設定されている。
高い買い物をすると大体還元ポイントの上限に到達してしまうので、
25%還元されるのは稀である事を伝えておきたい。
ここから更にSONY公式の3万円キャッシュバックキャンペーンを入れると
最終的に245,868円で購入出来た事になる。
中古より安い新品の誕生である。
ッカーw
作戦通りだぜぇw
と購入決済しようとしたところで気づく
これレンズセットじゃない
ぼくレンズ持ってない
れんずないょ
フルサイズ用のレンズを持っていない事に気づき、
購入を一旦保留にして一旦寝る事にしたのです。
レンズが無い事に気づくがちゃこ
知ってます?
ミラーレス一眼ってミラーが無いだけじゃなくてレンズもないんですって笑
やだもー目からウロコ~
もちろんα7ivはレンズキットというレンズが付属した親切な物も販売されている。
しかし、Youtubeのカメラ識者によれば
『付属レンズはやめとけ』
というのが一般的な見解らしい。
『カメラ本体よりレンズに金をかけろ』
と言われるほどにレンズは重要らしい。
確かに母もバズーカーを装備している。
- ほなレンズかわなあかんかぁ笑
- こちとら12万浮いてるんだから笑
- トータルでプラスなんだから笑
- あとお肉食べたい笑
と、
午前5時に起きてからやけにテンションの高いがちゃこである。
レンズを物色するがちゃこ
がちゃことカメラのレンズ選び
開幕である。
さて、
レンズは撮りたい物で決めるのがセオリーらしい。
例えば、
- 人物を綺麗なぼかしで撮影したかったら50mmとか85mmの単焦点レンズ
- 商品画像を綺麗に撮りたかったら105mm位拡大できるズームレンズ
- 鳥を撮りたかったらバズーカー望遠レンズ
- 星空を撮りたかったらF値の低い広角レンズ
- 超近影したかったらマクロレンズ
- コミケ美女を撮りたかったら撮られる覚悟と強い心
等々
撮影者のスタイルによって差はあるようだがこんな感じらしい。
(素人なので知識が間違っていたらすみません。)
そして同じ倍率のレンズであってもボケ感や色味の特徴が違う。
さらに、レンズ一本の価格は2万~80万だそうだ。
10万円が安いという世界観の世界らしい。
いわばお手軽異世界転生である。
レンズ沼。
深すぎる。
取り急ぎ星空と商品が撮影したい欲はあったので、
- F値の低い単焦点レンズ
- 105mmくらいまでのズームレンズ
の2本を物色し始める。
状態が良ければ中古も厭わない。
3時間ほどだっただろうか。
SONYの画像共有ページを見たり、
社外製レンズの評判を調べたりした。
そして数あるレンズの中から目星をつけたのが以下の2本。
- 星空用単焦点:SONY SEL20F18G(24mm単焦点 F1.8) 定価16万円⇒中古美品8.5万円
- 商品撮影用ズームレンズ:タムロン28-200mmF2.8-5.6ModelA063 定価8.5万?⇒中古7.5万円
暗号みたいな型番だが、
シンプルに言えば、
- 星空撮影用が16万→中古8.5万
- 商品撮影用が8.5万→中古7.5万
だ。
星空って、
たけぇんだなぁ。
byがちゃこ
何はともあれ、これのどちらかを購入しようと思った。
しかし、私が言うのもなんだがネットの情報を鵜呑みにしてすぐにポチるのは良くない。
私は情報収集を兼ねてヨドバシカメラへ向かう事になる。
タムロンが中古価格と同等であれば購入してしまおうという算段もあった。
家を出発した私は、
道中はレンズの価格に若干の疑念を持ちつつも、
ご機嫌に歌を歌っていた。
あっれぇ、ここの高いとこの声が出ないなー笑
ご機嫌である。
ヨドバシカメラで現実を知るがちゃこ
2024年午前
ヨドバシカメラに到着し、
カメラ売り場へと足を運ぶ。
まず目に入ったのは
「超望遠レンズ190万円」
「天体とか撮れます」
いや数字つっよ
沼ふっか
さておきSONYの売り場に到着し、
カメラに詳しそうな渋いおじさまに声をかける。
店員さんじゃなかったが世間話も含めて色々教えてくれた。
Gマスターは高いだけじゃないよ
社外だとタムロンかシグマが普段使いかな
やはり消費者のリアルな声は為になる。
暗号解読の予習をしてきた私には理解できる。
ありがとうおじさん。
可愛いお子さんですね。
ご機嫌である。
続いて今度こそ店員さんを捕まえる。
こちらも渋いおじさまだ。
星空と商品を撮影する為のオススメのズームレンズと単焦点レンズを教えてください。
今のところズームはタムロンの〇〇と単焦点はSONYの〇〇を考えています。
オープンチャットとYoutubeLiveで鍛えた語彙力が火を噴く。
店員さんとしては、
- 候補にある単焦点はGマスターであっても遜色ない性能なのでめちゃいい選択。
- ズームはタムロンのやつもいいけどSONYの24-105mmのGレンズも結構いいよ。
- あとタムロンのやつ売り切れで予約しても2か月待ちとかだよ。
- 別のやつだと倍率は下がるけどセール中のシグマの28-70mmも良く売れてるね。
と、α7ivを手足のように操作しながら教えてくれた。
レンズについてよりも手慣れた手つきが勉強になった。
しかしタムロンが無いとは…ううむ…
別のレンズを買うがちゃこ
その後数人の店員さんに話を聞き、
一旦話を終え店の隅で価格をチェックする。
ここで重要になるのが
- タムロンが品切れであり中古価格のが高い事
- SONYのズームも捨てがたいがヨドバシで12万円、中古で10万円する事
- シグマのズームが新品と中古価格の差がほとんど無い事
- 朝から何も食べておらずお腹が空いている事
要は、
ズームに関して三択を迫られている事だ。
一旦帰って単焦点だけポチろうかな
でも交通費かけてヨドバシに来てるしな
どうしようかな…
と思いながら駐車場で休憩しつつ頭を働かせた。
ふと、頭の中で声がする。
出た、迷った時にいつも出てくる脳内がちゃこだ…
- 単焦点の到着が遅れたらα7iv使えないけどいいの?
- フルサイズのレンズをZV-E10につけて検証するんでしょ?
- SONYのズームは良く見たら中古価格とそんなに差がないでしょ?
- レンズは売れるよ?
- 単焦点レンズ含めたらトータルで20万勝ってるでしょ。
そうそう!
さすが脳内がちゃこは私の事をよく分かっている。
トータルで20万勝ってる
それにレンズは資産っていうし
トータルでプラスだこれ!
自分にちょろいがちゃこである。
というわけで再度店内に戻りSONYのズームレンズ購入意思を店員さんに伝える。
店員さん「さっき最後の一本売れちゃったんです…」
がちゃこ「ほなシグマのやつ買いますー笑」
店員さん「良かったですね!シグマの28-70mmも最後の一本でしたよ!」
がちゃこ「いや売れすぎやろ、12万とか8万やで…(間に合ってよかったですー笑)」
そうですね。
彼はこの辺りで財布のヒモが緩んだ事を確認してます。
なんでかはわからないですが、売り切れちゃうっていう危機感がそうさせたんでしょうね。
財布の紐っていうか、口座が解放されてますねこれ。
ここから冷静を保ったままお金をいっぱい使う事になる。
爆買いするがちゃこ
私は99000円レンズ(値引きポイント込みで84600円)を購入した。
そこからは速かった。
保護フィルムオススメどれですか?
2700円のこちらぁ!
買う―!
オススメのレンズカバーどれですか?
6900円のこちらぁ!
買う―!
2個買うー!
なんだこれ、背景シート?
2500円買う―!
綺麗に撮るー!
帰宅後も勢いは止まらない。
α7iv 24.5万円!
今回のメインー!
買う―!
単焦点レンズ16万円が73000円!
空撮るー!
買う―!
カメラにつけるマイク4万円がアウトレットで約29000円!
声撮るー!
ポイント使って17000円で買う―!
UHS-IIのメモリーカード7800円!
検証するー!
買う―!
ジンバル3万円が14500円!
使ってみたいー!
落札する―!
今当時を振り返り記事を書いています。
彼はちゃんと冷静ですね。
今に分かりますよ…フフフ…
我に返って出費を計算するがちゃこ
いったんここまでの出費をまとめておこう
ついでに定価と中古価格も記載して出費を正当化しようとおもう。
種別 | 製品名 | 状態 | 購入先 | 購入価格 | 定価 | 中古価格 |
カメラ | SONY α7iv | 新品 | Yahooショッピング | 247868 | 372900 | 250000 |
単焦点レンズ | SONY SEL20F18G | 中古 | Yahooショッピング | 72268 | 163900 | 82000 |
レンズフード | SONY ALC-SH162 | 新品 | Yahooショッピング | 4550 | 4981 | 3000 |
ズームレンズ | シグマ 28-70mmF2.8 | 新品 | ヨドバシカメラ | 84600 | 99000 | 86000 |
SDカード | Lexar UHS-ii 256GB | 新品 | Amazon | 約8000 | 9800 | |
保護フィルム | ETSUMI ZEROpremium | 新品 | ヨドバシカメラ | 2484 | 2760 | |
レンズカバーx2個 | marumi EXUSmarkII | 新品 | ヨドバシカメラ | 12276 | 13640 | 4800 |
ジンバル | DJI Ronin-s RS1 | 中古 | Yahooオークション | 14527 | 64800 | 25000 |
マイク | SONY ECM-M1 | 中古 | Amazon | 約17000 | 42900 | 30000 |
背景シート | Elecom MONOTONE | 新品 | ヨドバシカメラ | 2250 | 2500 | |
合計 | 465445 | 777181 | 480800 |
今回の出費は約46.5万円
普通に買ったら約77.7万円
差額約31.2万円
いやあ得した!
トータルで31.2万円得した!
差額でRTX4090買えちゃいますね笑
いやぁ得した笑
それと中古の合計額みてくださいよ笑
48万円ですよ笑 48万円笑
増えちゃってもう笑
冗談はさておき、
カメラの世界は初動の出費は嵩むものの、
ランニングコストで言えば実のところそんなに高い趣味ではないのかもしれない。
実売価格で表示していないのは許して欲しい。
記事を書いてて冷静に出費を計算したら泣きたくなるんだ。
少しでも自分を正当化したい。
むしろよくやったと褒めて欲しい。
がんばったねって。
努力が実ったねって。
ともあれ、
ペイペイ祭りとヨドバシにおけるカメラにまつわる一連の攻防が終わった。
冷静に戦況を見極め見事な勝利を収めたといったもいいだろう。
【朗報】カメラ、届く
2024年3月18日月曜日
私は働いていた。
意気揚々と、
ワクワクと、
ソワソワと、
セカセカと働いていた。
帰ったらカメラが届いてるゾって。
突然振られた仕事なんてわけないよ。
で、
帰宅
来てる!
開ける!
組み立ててみる!
撮ってみる!
画質を見比べるがちゃこ
α7iv
iPhone
α7iv
α7iv
ZV-E10
α7iv
おわかりいただけるだろうか?
あくまで個人的な意見ではありますが、
なんとなく違いは分かる印象は受けます。
読者様はいかがでしょうか?
α7ivで撮影して感想を述べるがちゃこ
設定やレンズを変えながらRoccatのマウスを260枚ほど撮影してみましたので、
iPhone、ZV-E10、α7ivで撮影した写真を見比べて感じた事を書いていきます。
iPhone
iPhoneは輪郭や細かい部分がふんわりと見た目良く仕上げたした印象
色味は設定による色とびやフィルターかな?による周囲の色に引っ張られが感じられます。
α7iv
α7iv(フルサイズ)は輪郭が素直で細かい所までパキッと明瞭感ある印象。
先入観抜きにしてもわかる気がする。
ZV-E10
ZV-E10(APS-C)はなんだろう、なんかZV-E10だけ微妙に見えるのはなんでだろう。
いやきれいなんだけど、多分撮り方かな?腕による部分が大きいと思うのでZV-E10に今回買ったレンズを付けて再挑戦してみます。
いずれにせよ腕による部分が大きい
撮影時の設定と、レンズの選択と、撮影者の腕によって出来上がる写真にかなり大きな差が出るように思います。
高画素機種は写真の切り取りがしやすい
α7ivは3300万画素あるので、撮影した画像を切り抜いても高画質画像として使えそうです。
デバイス全体の写真を撮って後から細かい所を拡大して表示なんてことが出来そう。
↓拡大↓
拡大しても高画質なのは便利
総評して良くも悪くも自由度が高い
iPhoneも含めたカメラ全般に言える事だと思いますが、
絞り値を下げると背景がぼけるが映像が明るくなるからシャッタースピードを上げて明るさを調整する
とか、カメラの基本的なルール的な事を勉強したらもっと良い写真が撮れそうな気がします。
カメラの中でもミラーレス一眼は、良くも悪くも自由度の幅が広い印象を受けました。
自由度が広い事で色んな表現が出来る機械なのでしょう。
検証結果としては、
素人なのでよくわからないけどとりあえず綺麗な写真は撮れた!
でした!
綺麗にまとめたいがちゃこ
今まで「撮れればいいや」でカメラを2台、アクションカメラを入れれば4台使ってきたわけですが、
いざ真面目に写真を撮ってみようとすると難しいんだなと感じました。
私のカメラ論としては、
カメラという機械はパソコンの様な機械で、
このカメラとこのレンズを組み合せこの設定で撮影したらこの写真が撮れる。
みたいにデジタルライクな結果を出力する機械だと思ってました。
なので、ZV-E10を高級Webカメラとして使うのは私の性に合ってました。
固定の照明で同じ環境が作れるようにしておき、
その環境下で綺麗に見える画質の設定でカメラの電源入れて定位置に固定しておけばよかったので、
めちゃ楽俯瞰撮影です。
レビュー用Webカメラ用途としてはほんと優秀です。
しかし、
カメラはアナログな側面も持ち合わせており、環境が変化するシチュエーションでの撮影となると設定を動的に変化させる必要があり、難易度が上がる。
パソコンみたいな「テクノロジーの知識」に加えて、お絵かきや作曲やギターの演奏と同じような「技術(スキル)」的な側面も必要だと感じました。
しかも流れ星とか鳥とか笑顔とか、そういうのって一瞬の勝負だと思うので、もはやスポーツなのでは?とすら感じました。
早い話、
「綺麗な写真には技術も必要なんだなぁ がちゃこ」
といった感じです。
今回α7ivというお高い機材を入手しましたので、
せっかくなのでレビュー写真にとどまらず、飽きるまでは風景や色んなものの撮影もしていけたらなと思います。
というわけで、
今後色々な検証をしていくと思いますが、
そういった検証結果は別の記事で紹介出来ればと思います。
それに夜景だって綺麗に撮影できる機材を手に入れたぞって。
星空の撮影だってできるぞって。
寒空の下でコーヒー片手に宇宙に想いを馳せながら星空とか撮っちゃうぞって。
記事を書きなさいよって。
以上になります。
稚拙な文章を最後まで読んでくださった方。
本当にありがとうございます。
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