光回線は10Gbps出ます!
とか言われてもわかんないよ!
回線速度ってどの位あれば快適なんですか?
皆様こんにちは、インターネット回線にやたら詳しいがちゃこさんです。
- 光回線は10Gbps出ますよとか
- このポケットWiFiは下り最大440Mbps出ます!とか
そんなこと言われても
それがどのくらいなのかわからん!
という方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?
でも、本質的な疑問を言ってしまえば、
『ストレス無くインターネットを利用出来る回線速度はどのくらいあればいいんだ?』
という事だと思うんですよ。
そこで今回の記事では、
『快適なインターネットに必要な回線速度はこれくらいあれば全然問題ないぞ!』
という所を、
230Mbpsの高速回線から200kbpsのナメクジ回線までを経験した私の実体験に基づいて紹介していきます。
この記事を読んで、あなたに本当に必要な回線速度と、明日から使える無駄知識を知っておきましょう。
では、
レディゴッ!
目次
結論 快適な回線速度はどのくらい?
- 実測値で『下り50Mbps』も出れば通常利用に全く問題無い
結論から発表する当ブログは親切設計です。
さて、ここで重要になってくるのが
『実測値で』
という所です。
どういう事かというと、
- 『フレッツ光は10Gbps出ます!』と書いてあっても、実際はそんな速度は出ない、
- 『このWi-Fiは440Mbps出ます!』と書いてあっても、実際は34Mbpsくらいしか出ない、
なんてことはザラにあります。
っていうか、公式が発表している回線速度が出る事なんてほぼ無いです。
特にWi-Fiは地域・障害物・接続人数などに大きく影響を受ける上に、
ピークタイムで回線自体が不安定になる事もシバシバあります。
正直、CATVや光回線などの固定回線を引けるならWi-Fi回線を使うメリットはほぼ無いと言っていいでしょう。
さて、
ではまずは、『あなたのネット回線が実際どれくらいのスピードなのか?』を調べてみましょう。
ネット回線速度 実測値の調べ方
ネット回線速度を調べる方法は、
ネット回線速度測定サイトというWebサービス(無料)を利用します。
速度測定サイトは沢山あるんですが、NetFlixが運営する『Fast.com』というサイトが軽くてシンプルでオススメです。
動画配信大手が運営しているサイトなので、安全性が高いのもオススメする理由です。
Fast.comの使い方は、
上のリンクからWebページを開けば
自動で下り(ダウンロード)速度の計測が始まります。
数字が止まったら「詳細を表示」をクリックして
上り(アップロード)速度も計測しておきましょう。
さて、計測結果は出ましたでしょうか?
表示された結果の
- 『ダウンロード速度(下り速度)』
- 『アップロード速度(上り速度)』
を見てみましょう。
それが、あなたのネット回線速度の実測値になります。
レイテンシ・アンロード・ロード済等について解説するとややこしいのでとりあえず見ないでOKです。
では結果を元に、以下で快適なネット利用に問題ありか無しかを見ていきましょう。
快適なインターネット回線速度の目安一覧
回線速度の目安を下りと上りに分けて見ていきます。
下り速度(実測値)の目安
下り速度 | 評価(主観) | 感想 |
---|---|---|
1Gbps | 神 | 体験した事は無い |
100Mbps以上 | かなりすごい | 大容量サイズのファイルを素早くダウンロード |
50Mbpsくらい | 全然問題ない | 2人で使ってもストレス無し |
40Mbpsくらい | 問題ない | 4K動画も余裕 |
20~30Mbpsくらい | まぁ問題ない | 4K画質動画をギリギリ視聴できるくらい |
10Mbpsくらい | ちょっと遅め | 4K動画はきついけどフルHDなら余裕ある |
5Mbpsくらい | 遅い | フルHD動画の視聴が若干きつい |
1Mbps以下 | 超遅いナメクジ | ネットサーフィンすらきつい 動画は低画質でギリギリ |
100Mbps以上あればゲームのダウンロードも速いし言う事無しですが、50Mbpsも出れば問題無しです。
というか、50Mbps以上は大容量ファイルを素早くダウンロードするくらいしか変化はありません。
早い話が、通常利用であれば50Mbpsも出れば問題なくインターネットを利用出来ます。
逆に、1Mbps~5Mbpsだと遅すぎてめっちゃストレスです。
ほんとに嫌になるレベルのストレスです。
youtubeの視聴すらきつい、なんならCanvaでサムネ画像作るのすら嫌になります。
いやマジで。
上り速度(実測値)の目安
上り速度 | 評価(主観) | 感想 |
---|---|---|
1Gbps | 神 | 体験した事は無い |
20~100Mbpsくらい | 問題ない | 動画のアップがスピーディ |
10Mbpsくらい | まぁ問題ない | フルHD生配信や ZOOM通話なら余裕 |
5Mbpsくらい | 遅い | 低画質で生配信がギリギリ |
1Mbps以下 | 超遅いナメクジ | 生配信が途中で切れるレベル |
上り速度は15~20Mbpsも出ればストレス無く問題ないレベルで使えるでしょう。
20Mbps以上は動画や画像をネット上にアップロードする時間をどれだけ短縮できるかという意味合いが強いです。
つまり、動画配信者やブロガーじゃなければそこまで重要視する要素ではないので、安定して10Mbpsも出ればいいんじゃないかなって思います。
逆に5Mbpsくらいで生配信や動画投稿はむっちゃストレスです。
1Mbpsを下回るとマジで途中で配信が切れるので気を付けてください。
私の事です。
強靭な精神を養ってから挑んでくださいね!
また一つ…強くなれた…
下り速度・上り速度とはなんですの?
さっきから下りとか上りとか当然のように言ってるけど、
なんなんだよそれ!
という所にも言及していくこのブログは親切設計です。
下り速度とは?
ネット回線の下り速度(ダウンロード速度)とは、インターネット上のデータをパソコンに入れる速度の事です。
受信速度とも言います。
イメージ的には、
海(ネット)からプール(パソコン)にバケツ(回線)で水(データ)を入れる速さ(速度)みたいなものです。
バケツが大きくて速いほど、プールに入る水の量は短時間で大容量です。
わかりにくいですか?
フォースで感じろ!
さて、
下り速度が速いと、
- SteamのゲームやiTunesの音楽をダウンロードする速さが速くなったり、
- 高画質動画をスムーズに再生出来たり、
- Webサイトの表示速度が速くなったり、
インターネットを利用する上での大体の作業が速くなります。
なので、一般的にネット速度の話をする時は下り速度が重要視されます。
動画再生について
動画再生について少し言及すると、ストリーミング再生(youtubeやアマゾンプライムビデオ等)をスムーズに再生する場合、画質が高いほど(HD→フルHD→4K)下り速度が必要になります。
- フルHD(1080p)で5Mbpsくらい
- 4K動画で25Mbpsくらい
上り速度とは?
ネット回線の上り速度(アップロード速度)とは、パソコンのデータをインターネット上に放流する速度の事です。
送信速度とも言います。
イメージ的には、
プール(パソコン)から海(ネット)にバケツ(回線)で水(データ)を放り込む速さ(速度)みたいなものです。
バケツのサイズが大きくて速度が速いほど、海に放り込まれる水の量は短時間で大容量です。
フォースで感じろ!!
で、
上り速度が速いと、
- youtubeの生配信画質が高画質でスムーズになったり、
- ブログの画像アップロード時間が速くなったり、
- youtubeの動画アップロードが速くなったり、
- Zoom等のビデオ通話がカクつかなくなったり
パソコンからインターネットにアップロードする速度が速くなります。
youtuberやブロガー等の発信者にとっては割と重要な要素になりますが、
そうでない人にとってはビデオ通話で5Mbpsくらい必要なだけなので、あまり重要視する必要はありません。
まぁ速いに越したことは無いですけどね!
動画生配信について
動画配信について少し言及すると、youtube等で生配信する場合、画質が高いほど(HD<フルHD、30FPS<60FPS)上り速度が必要になります。
- フルHD(1080p)で生配信するなら10Mbpsを安定して出せると安心できる。
回線速度の単位『bps』ってなんすか?
冒頭からMbpsとかGbpsとか言ってましたが、これは回線速度(厳密にはデータ送受速度)の単位です。
回線速度の単位『bps』について言及しておくこのブログは親切設計です。
回線速度は『bps(Bit Per Second)』で表され、1秒間にどれ位の容量をやり取りできるかを表してます。
- Bit(ビット)=情報量の単位(8bit=1byte)
- Per(パー)=/
- Second(セコンド)=時間の単位(秒)
なので、『bps』とは『Bit/Sec』となり、1秒間に何ビットのデータをやり取りできるかという事になります。
例)1bps=1秒間に1bitのデータをやり取りできる回線速度
そしてKbpsやMbpsやGbpsは、
- K=キロ(1,000)
- M=メガ(1,000,000)
- G=ギガ(1,000,000,000)
というように、1000倍ごとにより大きな数字を分かりやすく表現した文字というだけです。
勘違いしやすいのが、BytePerSecではなくBitPerSecいという点です。
- byte(バイト)じゃないの。
- bit(ビット)なの。
何が言いたいかというと、1Byteは8Bitなので、8Gbpsは1秒間に1GByteのやり取りです。
下り8Gbpsのネット回線なら、10GByteのゲームを10秒でダウンロード出来ちゃうって事ですね。
まぁややこしいので『数字が大きいほど速くてすごい』と覚えておけば間違いないです。
でもよそで恥をかかないように例をいくつか挙げておきます。
- 下り速度 800bps=1秒間に100byte(800bit)受信出来る速度
- 上り速度 800Kbps=0.8Mbps=1秒間に100Kbyte(100,000byte)送信出来る速度
- 下り速度 1Gbps=1秒間に125Mbyte受信出来る速度
こんな感じです。
余談ですが、bpsという単位はSSDやHDDの読み(Read)書き(Write)の速度の単位としても使われてますので、
飲み会でドヤ顔する為にもおぼえておいて損は無いかなと思います。
ちなみに、オススメの光回線は『NURO光』と『eo光』です。
安定して速く使い勝手が良いと某巨大掲示板でも評判なのでオススメの光回線です。
NURO光はSonyが提供する最大2Gbps光回線で、キャンペーンが熱いのと、チャットサポートがめちゃ親切なのもポイントです。
eo光は関西圏の光回線で、mineo等を提供するオプテージという会社のサービスになります。
どちらも速度や安定性の評判は高いのでオススメの光回線と言えるでしょう。
5Gは化物無線通信回線
ネット回線の話なので、ついでに5G回線についても言及していきます。
5G回線とは、無線回線の一種で、簡単に言うと現在主流である4G回線の次に来る通信回線の名前です。
5Gが世間でここまで騒がれている理由は、
- 無線通信回線のくせにむっちゃ速い
- 5G回線整備の遅さ
- 5G対応端末の少なさ
- 人体への影響
の4つが挙げられます。
これまでの携帯・スマホの通信回線は
- 2G通信(10Kbps位)
- →3G通信(1Mbps位)
- →4G/LTE通信(80Mbps~100Mbps位)
という感じで桁を変えて進化をしてきました。
※ちなみに3Gとかの『G』とはGeneration(世代)の頭文字から来てます。
で、次の5Gという通信は無線のくせに10Gbps~20Gbps(公表値)なのですごいのです。
実測値では無線のくせに1Gbps以上出るのでめっちゃすごいやんって騒がれてます。
無線のくせに超速い化物通信回線なので、早く普及して欲しいという要望も多いです。
しかし、現在の日本で5Gを利用出来るのは無線のくせに都市部の中でも一部でしか利用できません。
無線のくせに整備が遅い事も世間をザワつかせている原因かと思います。
また、5G対応機種が少ないことも世間をザワつかせています。
新型iPhone12は5Gに対応しているのか!?ヒュー!対応機種が少なすぎるぜ!!
とかそういうやつです。
さらに、一部のコミュニティでは、
『無線のくせにそんなに強い通信回線が人体に影響ないわけがない』
とか騒がれたりします。
さて、
個人的な意見としては、
- 5Gになると無線のくせに一瞬でパケット(ギガ)を使い果たしそうなので
- 携帯キャリアに通信容量無制限プランを作ってもらって
- 利用料金を下げてもらったら
- 4G回線(実測下り42Mbps上り12Mbps)をデザリングで常時パソコンに繋げるので
- めっちゃ嬉しいです。
あ、これ5G関係ないですね。
意見じゃなくて感想ですね。
現在私の使ってるマンションタイプの回線が4G以下のナメクジなので許してください。
とまぁ速い話が、5Gは無線のくせに1Gbps以上出る化物回線だよという話でした。
デザリングが捗りそうだぁ
今後は5G用のコンテンツとして大容量通信を必要とするサービス『AR(拡張現実)』等が実装されるらしいので
いずれは5Gくらいの回線速度が必須になる時代が来るという話ですが、
それまでは4Gの速度で良いので、
とりあえず上限無くして携帯料金安くしてほしいッス・・・
まとめ
下り速度
- 下り速度は50Mbpsも出れば充分
- 下り50Mbps以上は大きいファイルをダウンロードする時に幸せになる
上り速度
- 上り速度はあんまり気にしなくていい
- でも生配信するなら10Mbps~20Mbpsあると幸せ
- 上り20Mbps以上は大きいファイルをアップロードする時に幸せになる
用語解説
- 下り速度は受信速度でダウンロード速度
- 上り速度は送信速度でアップロード速度
豆知識
- bpsは回線速度の単位でbit per secondの略 byteじゃないの
- 5Gは無線回線のくせに1Gbps以上出る化物回線
総評
- 速いに越した事は無い
以上になります。
ナメクジ回線でも頑張ってブログ更新します。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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