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グラフィックボードを取り付ける ~自作パソコンの作り方 その12~

自作PC作り方シリーズ

グラフィックボードの

効果は絶大!

取り付けは超簡単!

 

皆様こんにちは、

僕です。

 

今日のテーマはこちら!グラフィックボードを取り付ける!です。

 

自作パソコンの作り方シリーズへはこちらからどうぞ

 

自作パソコンの作り方シリーズもいつの間にか「その12」までやってまいりました。

読者様の皆様方、グラフィックボードのベストな取り付けタイミングはいつかご存知ですか?

私の主観ですと、マザーボードをケースに組み付けた後というのがベストだと思っております。

理由としては、マザーボードをケースに取り付ける前にグラフィックボードを取り付けちゃうと、ケースのPCIスロットの位置と、グラフィックボードのDVIやHDMIの接続ポートと、マザーボードのI/Oパネルの位置を合わせるのが、意外と難しいからです

そんな馬鹿な話しがあるだろうか?と思った読者様。

やってみるとわかります。

位置が合わないのです。

なので、「その11」でマザーボードを組み付けた直後の今回、ようやくグラフィックボードの取り付けに至ったという寸法です。

取り付け方はとっても簡単。張り切っていきましょう。

では、レディゴッ!

 

簡単なグラフィックボードの説明

グラフィックボードとは、映像(画像、動画、ゲームのグラフィック)の演算を専門で行うパーツの事です。

グラフィック機能が付いていないCPU(オンボードグラフィック無しCPUとか内蔵GPU無しCPUっていいます)を使う場合はグラフィックボードは必須のパーツになります。

 

もうちょっと詳しく言うと、

INTELのCPUを使用する場合は、CPU名の末尾にFが付いていない物はグラフィック機能が入っているので、必須パーツではありません。(例:Core i5 12400Fは内蔵GPU無し Core i5 12400は内蔵GPU有り)

AMDのCPUを使用する場合は、CPU名の末尾にGが付いていない物はオンボードグラフィック機能が搭載されていない為、必須のパーツです。(例:Ryzen5 5600は内蔵GPU無し Ryzen5 5600Gは内蔵GPU有り)

 

では、グラフィック機能が無いとどうなるのか?という話ですが、グラフィック機能の無いパソコンは、モニターに映像が映らないので、困った感じになります。

また、グラフィックボードは映像の演算を専門に行うパーツである為、グラフィックボード性能の優劣は、ゲームをする時の、映像のキレイっぷりヌルヌルっぷりに段違いの差が出ます。

グラフィックボードについての記事をいくつか書いていますので、良かったらご覧下さい。

 

余談ですが、グラフィックボードの性能の差は、そのままマイニングのハッシュレートの差という事を、認めざるを得ません。

 

今回使用するパーツ

マザーボード:Z360PhantomGaming6

 

グラフィックボード:ZOTAC GTX1080 AMP

※現在GTX1080は、型落ち品となりますので正規の値段とはかけ離れた値段になっています。

 

 

注意点:

グラフィックボードは高価な物ですので、ベンチマークで高得点を出したい!とか、マイニングでハッシュ出したい!とかじゃなければ、自分に必要なスペックを考察した上で購入することをオススメします。

 

取り付け手順

取り付け手順はとっても簡単。

  • ケース背面のPCIEカバーを外す
  • マザーボードにグラフィックボードを挿す
  • グラフィックボードとケースをネジで固定
  • 配線する

4ステップで完成です!

 

では、詳しく見ていきましょう。

 

その1 取り付け位置の確認

取り付ける位置は、赤枠で示したPCI-E拡張スロットに挿して取り付けます。

青枠で示したところ、ケース背面の穴に、DVI等の接続ポートをはめ込みネジで固定します。

取り付け後のイメージはこんな感じですね。

我ながらわかりやすい絵だと自負しています。

クレームは受け付けます。

 

その2 ケース背面のスロットカバーを外す

まずは、使用するグラフィックボードが何スロット占有するかを見てみましょう。

画像は、誰がどう見てもグラフィックボード背面の絵ですね。

DVI等の接続ポートが、

  • 1列に並んでいる場合は、1スロット占有するタイプ
  • 2列に並んでいる場合は、2スロット占有するタイプ

と思ってまず間違いないでしょう。

私の場合は2スロット占有するタイプですので、ケース背面のスロットカバーを2個外す必要があります

(私のケースは中古ですので、元からスロットカバーが外れていました)

 

スロットカバーは2種類あります

  • ネジで止まっているタイプ
  • ケースにくっついているタイプ

ネジタイプはネジを回して取り外せばいいですが、

くっついているタイプは、カバーを捻じ切って取り外すしかありません。

勇気が必要ですが、思いきって必要な分だけ捻じ切ってしまってください。

 

その3 グラフィックボードを挿す

グラフィックボードを挿していきます。

向きは、PCIe拡張スロットの穴の方向を見ての通り、一方向にしか挿さらないと思うので、さほど迷う心配はしなくて良いでしょう。

参考までに、取り付け後のグラフィックボードの向きが、基板が上向きで、ファンが下を向いていれば正解です。

奥までしっかり挿し込み、横についているツメでロックしましょう。

 

その4 ネジで固定する

グラフィックボードをちゃんと挿し込むと、先ほど開放したケース背面のスロットからグラフィックボードの背面が顔を出していると思うので、

ケースとグラフィックボードをネジで固定してください。

ここまでで、グラフィックボードの取り付け自体は完了です。

 

その5 配線する

グラフィックボードに必要な配線は1つ、PCI-E用電源ケーブルを挿すだけです。

画像の緑枠で示した所(8pin(穴が8個))に、電源ユニットから引っ張ってきた8Pinのケーブルを挿して完了です。

グラボによっては6pin(穴が6個)や4pin(穴が4個)の物もあります。

これは補助電源といって、挿さないとグラフィックボードは動いてくれません。

 

補助電源についてですが、グラボによっては電源を挿す所がもう1つ付いていたり、挿す所が一個もついていない場合もあります

どっちか片方だけに挿せばいっかーと思ってるそこの君!それじゃグラボは動かないんだ。

グラボの電源についてるコネクタ、挿せる所には全て挿してください

 

電源ユニットにPCI-E用電源ケーブルが付いてない・足りない場合は電源ユニットを買い替える必要は無くて、使ってない電源ケーブルから対応するPCI-E電源ケーブルに変換するケーブルを用意したらOKです。

 

その6 完成

ね?長文だけど、やってることは簡単でしょ?

お疲れ様でした!

 

あとがき

今回グラボの取り付けについて書いたんですが、あまりに写真が少なくて、参考にしていただけるか心配しております。

そんなこんなで、グラボの取り付け方について理解していただけたでしょうか?

手描きの上手な絵を必死に描いたんですが、理解していただけたでしょうか?

資料はちゃんと準備しないといけないという教訓を、得ました。

段取り8分ですね。

以上です!

ご清聴ありがとうございました!

 

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