SSDって
いろんな種類が
あるんです
一言でSSDといってもいろんな種類があることをご存知でしょうか?
SSDはHDDに比べて高速なデータ処理が可能なので、一度使ってみたいと思う方も多くおられるかと思います。しかし、いざSSDを選ぶ時に、「何がどう違うかわからんけど同じ容量なのに値段に差がある!」なんて事を思うと思います。
今日はそんなSSDの違いと価格差の正体について簡潔に紹介していこうと思います。
目次
SSDの価格差は何が違うのが原因なの?
原因は以下の2つが挙げられます。
- 容量
- メモリの違い
1つ目はSSDの容量です。
当然250GのSSDと500GのSSDでは値段は後者の方が高いです。
2つ目は、使われているメモリの種類の違いです。
SSDはNAND型フラッシュメモリというメモリでできていますが、このメモリのグレードによって価格に差が出てきます。
NANDメモリには「SLC」「MLC」「TLC」「QLC」の4種類がありますが、一般に販売されているのは「MLC」と「TLC」です。
MLCとTLCってなんすか
- MLCは高いが丈夫
- TLCは安いがそれなり
簡単に2つの違いを説明すると上記なんですが、安くてそれなりのTLCはダメなの?と聞かれればそうではありません。それなりと言ってもTLCのSSDでも全然丈夫です。
僕自身TLCのSSDを3年くらい使用していますが、壊れる素振りもなく元気に動き続けていますね。
SSDの接続方法
現行のSSDの接続方法は大きく分けて以下の2つがあります
- SATA(SirialATA)接続の物
- PCIe(M.2)接続の物
SATA接続のSSDとは?
内蔵HDDをマザーボードに接続する時に使用するケーブルをご存知でしょうか?
このケーブルを使ってマザーボードと内蔵HDDを接続する事をSATA接続と言います。
メリット
SATAポート(マザーボード上のSATAケーブルを挿す所)の無いマザーボードはまず無いので、汎用性が高いです
デメリット
M.2のSSDに比べて転送速度が遅い事が挙げられます。
PCIe(M.2)接続のSSDとは?
最近登場したSSDの接続方法です。PCIeを利用した接続方法で、ケーブルを利用せずマザーボードのM.2ポートに直接挿す事が出来ます。
メリット
SATA接続のSSDに比べてすんごい速い
デメリット
古いマザーボードだとM.2ポートがついていない物が多く、使う事ができない場合があります。
SATAに比べて温度が上がりやすく、上手に冷却する必要があります。最近のマザーボードには、爆熱対策としてM.2用のヒートシンク(パソコンパーツの温度を冷やしやすくする機構)がついているものもあります。
余談
僕はM.2のSSDは利用した事が無いので一度使ってみたいなあと思っています。
現行のM.2で惹かれるものは2つあって、
1つはWDのBlack
もう1つはサムスンのEVO970です。
でも僕が使ってるマザーボードにはM.2ついてないんですよね。
そうなるとパソコン作り変えないといけないんですけど、金も時間も無い上に、i7-2600kが現役で元気に動いちゃってるんです。
あーパソコン作りたい!
まとめ
- SSDはNANDメモリで出来ている
- NANDメモリの良し悪しで価格に差が出る
- NANDメモリにはMLCとTLCという物がある
- MLCは良いものだけど高い
- TLCは安いけどそれなり、だけど壊れないしこれで十分
- M.2接続は爆速だけど爆熱
以上です
ご静聴ありがとうございました
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